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水嶋ヒロのデビュー作『KAGEROU』が出版され、様々なメディアで反響や書評、
作者である水嶋自身のコメント等が報じられている。
予約だけで40万部という驚異的な数値を記録し、大手書籍店チェーン等では
数100冊単位を仕入れているところもザラであり、ポプラ社も「発売翌日から売り切れ店続出し、
なお書店からの注文が殺到している」とのコメントを発表している。
Amazon等のインターネットショップにおいては入荷待ちも見られるほどだ。
メディアでの報道やインターネットショップ上での動向を見ると、確かにセールスは好調なように見えるが、
実際に書店を回ってみると意外と在庫は豊富で、大手チェーンともなれば10冊~20冊の店頭在庫はザラ。
売り切れ店続出という報道とはかなりギャップを感じる光景があちこちで見受けられる。
実際、売り切れを続出するほどの成果を上げているのは、駅近郊のアクセスの良いところに
立地を構えた大手書籍チェーン店が中心で、特に個人営業の本屋となると報道とはまるで正反対の現実が待ち構えていた。
「受賞から出版に至るまでマスコミでも大々的に報じられた話題作なので、
多めに仕入れたのですが、まだ発売から2日経過した現在数冊しか売れていません。
週刊誌等の雑誌やコミックの方がまだ売れているかも知れません」(埼玉県内書店)
「ポスターも店の前に掲示して、一押し商品として推してるんですけど…。
未だ在庫は山積みです。正直、これから捌けてくれるのか不安になってきたというのが本音です。
これは店舗の大小問わず、結構流通在庫が生じるんじゃないでしょうか?」(豊島区個人経営書店)
「水嶋ヒロというタレントのイメージとポプラ大賞に関連したマスコミの報道に踊らされてしまったかな、
という後悔が若干あります。所謂、僕らみたいな“本屋さん”たちは、思ったより売れないなと
思ってる人が多いんじゃないでしょうか?」(練馬区書店店員)
「テレビとか見てるとホントに? って思っちゃいますよね。発売前までは売り切れ&入手困難必至、
なんて言われていたけれど蓋をあけるととんでもない。
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