10/12/18 00:02:12 Imal7rZz0
このスレを見ていたら、山本七平の「空気の研究」にあった一節を思い出した。
・「正義は必ず勝つ。」→「では、敗れた者はみな不義なのか。敗者が不義で勝者が義なら、権力者はみな正義なのか。」
・「正しい者は必ず報われる」→「報われなかった者はみな不正をした者なのか」
・「正直者がバカを見ない世界であって欲しい」→「とんでもない、そんな世界が来たら、その世界ではバカを見た人間は全部不正直だということになってしまう」
・「社会主義社会とは、能力に応じて働き、働きに応じて報酬が支払われる立派な社会で…」→「とんでもない、もし本当にそんな社会があれば、その社会で賃金の低い報酬の少ない者は、報酬が少ないという苦痛のほかに、無能という烙印を押されることになる」