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産経とフジテレビが11、12日に行った合同世論調査で、菅直人首相の「指導力」を評価する
人はわずか6.5%にとどまりました(評価しないは84.4%)。
また、菅首相はここのところ、一方的に記者団を集めて何事か発表し、質問には答えずに立ち
去るという新たな発信方法を編み出した。質問は全く受け付けないところが「逃げ菅」の面目
躍如。こういう姑息な姿勢が反感を買っていることをどうして理解できないのか。
…<中略>…
仙谷官房長官が今夕の記者会見で、首相の指導力について華麗に解説してくれました。
(記者) このところ法人税引き下げや諫早湾干拓事業にかかわる国の上告断念など、総理が
自ら重要な決定を国民に説明することが増えたが、政府として総理の考えを直接伝える姿勢
の現れか?
(仙谷氏) うん、従来から総理が最終的な、あのう、決済というか、政治的な判断をされてきた
例は随分多いわけですが、皆さま方がどうもそうじゃないみたいだと、まあ推測をされて記事を
お書きになっている例も、私も散見しましたけども、従来から割と、何と言うんですか、割とという
よりも相当、総理に最終的な判断を仰ぎ、総理が判断された例というのはございました、はい。
(記者) その際に、総理が自ら声明発表するのは納得できるが、一方的にただ言うばっかりで
質問を受け付けない。それについては?
(仙谷氏) まあ持ち時間の関係じゃないでしょうか。
(記者) 総理が最近、相当決断しているものがあるということで、法人税率引き下げ、諫早問題
のほかに、長官が特にこれはと思い当たるのはあるか?
(仙谷氏) まあ、突如そういう質問受けても、あのう、明日までに考えときます。で、思い出しとき
ます、それは。相当あったと思います、はい。
…そうですね。いきなり聞かれたら困りますよね。ええ、無理難題な質問ですとも。仙谷氏が咄嗟
に思い浮かばなくても仕方ないと思います。さて、明日、仙谷氏はなんと言うのかなあ…。
相当あったそうですしね。
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