10/12/15 13:48:13 R/c+0Gul0
>>250
ホレ。
●「絶望、失望の判決だ」 開門命令に干拓地営農者
中国 '10/12/6
「絶望、失望の判決だ。最高裁で判断してもらうしかない」―。国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防
の5年間常時開門を命じた6日の福岡高裁判決を受け、2008年から干拓地で営農している農業
生産法人「アラキファーム」諫早営業所代表、荒木一幸あらき・かずゆきさん(33)は吐き捨てるよ
うに言った。
荒木さんは干拓地で営農する41の個人・法人で唯一の長崎県外からの入植者。36ヘクタールの
広大な農地では、年間にキャベツ約3千トン、カボチャ約千トンを生産し、16人の従業員を抱える。
潮受け堤防のすぐ内側には、淡水をためて農地の水源にしている「調整池」がある。大雨などで
調整池の水位が上がった場合などには開門されてきたが、営農者側は「常時開門」によって、
大きな被害を受けると主張する。調整池に海水が入り水源として使えなくなるだけでなく、農地自
体が塩害を受ける可能性があるためだ。
資材購入や新居建築に約8千万円を掛けたという荒木さん。「開門で農業が不可能になれば、
国や県が投資額を補償するのは当たり前。従業員の働き口も考えてほしい」と訴える。
営農が軌道に乗れば、干拓地ブランドの野菜を展開する夢もあるが「この状況では、さらに設
備投資することは考えられない」と肩を落とした。