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プロゴルファー横峯さくらさんの父、横峯良郎・民主党参院議員が代表を務める政党支部が、
さくらさん出場のゴルフトーナメントに行った際の横峯氏の宿泊費や交通費を支出していたことが、
2009年の政治資金収支報告書などで分かった。支出総額はトーナメント17回で計約69万円。
国庫からの政党交付金で賄われていた。政治活動費かどうかがはっきりせず、有識者らは「国民の
税金を使う以上、曖昧(あいまい)な使い方は許されない」と指摘している。
横峯議員事務所は朝日新聞の取材に対し、横峯氏が各トーナメントに行った際の支出であること
を認めたうえで、「さくらさんの応援ではなく、ゴルフ場に来る後援者に会うためで、会合を開く
などしていた」など、政治活動に伴う費用だったとしている。だが、活動の詳細な説明はなかった。
同党参議院比例区第57総支部の09年の収支報告書や横峯事務所の説明などによると、
同総支部は同年3~11月、全国各地で行われた女子プロゴルフの国内ツアー34試合のうち
17試合について、開催地での横峯議員のホテル宿泊費や、航空券代、鉄道運賃、レンタカー代
などの計約69万円を支出していた。
事務所関係者やトーナメント関係者らによると、17試合にはいずれもさくらさんが出場。
横峯氏は、さくらさんのギャラリーとまわったり、練習ラウンドでアドバイスしたりしていた。
議員同行の秘書が、車でさくらさんらを送迎することもあったという。横峯氏は日本女子プロゴルフ
協会で、さくらさんのコーチとして登録されている。
同総支部の支出の原資は、民主党に支払われた政党交付金の一部。同党議員に配布される
「支部政党交付金ハンドブック」では、「旅費交通費」について「利用目的が、党支部としての
活動にかかわるものであることは当然」などと記載されている。
(>>2-につづく)
▽朝日新聞
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