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(>>1の続き)
保守系同士が一歩も譲らぬ激戦を繰り広げるのは、笠間、坂東、稲敷、桜川、行方、小美玉の6市区。
笠間市は現職3人が2議席の争奪戦。坂東市は今期限りで引退する自民・山口武平氏の後継と中村喜四郎
衆院議員の元秘書が予断を許さない戦い。稲敷、桜川、行方の3市は、いずれも自民現職が無所属新人と
保守票を二分する激戦を続けている。
現新10人が入り乱れる水戸市区(定数7)や現新6人が戦うつくば市区(定数4)は、ともに3人前後が最後
1、2議席をめぐって激しく競り合っている。
全体として現職10人前後が新人らの攻勢で当落線上にあるとみられる。また、選挙戦を比較的優位に
進めてきた陣営も終盤、楽観ムードによる票の上滑りを警戒し、後援会や支援団体などの引き締めに
躍起となっている。
推薦を含め44人を擁立した自民県連は「会派入りを見込む無所属候補を合わせ、現有議席まで、
もう一息」と手応え。ただ、民主の小沢一郎元代表の“惨敗予言”で民主陣営が引き締まると警戒、
終盤にローラー作戦を各陣営に指示した。
初参戦のみんなの党は県南3市区に現新3人を擁立し、議席獲得に虎視眈々(たんたん)。公明は現有
4議席の維持が最重要課題。共産は現有2を死守し、当落線上とみる取手、筑西市区で議席獲得を狙う。
各陣営とも「今回ほど票が読めない県議選は初めて」と話し、無党派層の動向にも神経を
とがらせている。
また、笠間、坂東、稲敷の3市議選が同日選として投開票される。
-おわり-