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<不可解な経緯、配分金の使途も疑問/社協は説明責任果たせ>
「みなさまの善意です。よろしくお願いします」そんな呼び掛けで町内会費と同時に集められることが多い共同募金。
「このお金何に使われるの」。ふとそう思いながらも毎年何げなく寄付している。そこには「福祉のため
きちんと使われている」という信頼がある。その信頼の根幹を揺るがす不祥事が民間組織の
岩沼市社会福祉協議会(鎌田健一会長)で起きた。
募金集めの主体である市共同募金委員会(会長・井口経明岩沼市長)の事務委託を受けた
市社協の事業課長(当時)が、2008年度と09年度の赤い羽根共同募金預かり金492万円を着服していた。
その額は岩沼市内で集められる共同募金のほぼ1年分に相当する。
市社協は課長を10月末に懲戒解雇とした。着服金は課長の親族が全額弁済したが、市社協は
「動機や使い道が不明」として刑事告訴する方針を示した。が、理事会決定後1カ月以上も経過したのにいまだ実行されない。
一連の経緯は不可解なことばかりだ。着服は09年2月からことし5月まで、年度を2度もまたぎ
十数回続いたのに発覚せず、預かり金の通帳が消え入出金記録すらない。発覚後に上司の事務局長の判断で、
市社協本体から292万円を借り入れる形で県共同募金会に急いで送金し穴埋めするなど、
首をかしげざるを得ない経理処理も行われている。着服金の使途について課長は市社協の聴取に対し
「ある人から脅されて金を出した」と、まるで別の犯罪があったかのような発言すらしている。これらについて
何度か足を運び説明を求めたが、市社協はいまだ明快な釈明をしていない。
>>2以降に続く
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