10/12/11 12:07:50 0
>>1の続き
美術品を見るとよく分かる。実は、中国の古い美術品がたくさん日本にある。もし仮にこれらの美術品が中国にあったとしよう。
次々と変わる国家体制の下で壊され、今ごろは影も形もない。が、日本にあったからこそ、今なお見ることができる。
こう考えると、美術品の海外流出と同様、技術の流出もよいことだ。
不況下にあって日本企業が技術を使いこなせていない。技術も使わないと忘れ、ついにはなくなってしまう。
ならば、元気な中国で生かし続けてもよいのではないか。 日本には多くの技術がある。単なる技術流出ではなく、
ビジネスとして技術を売ることに力を入れるのもいい。
たとえば、上海万博で多くの人の目を引いた無接触充電装置。日本人が発明したこの装置に中国人は驚き、感動した。
日本ではすぐに実用化できないが、勢いのある中国ではできる。つまり、優れた製品は中国で高く売れるのだ。
人間は働けば働くほど、能力が発揮される。技術は使えば使うほど、磨きがかかる。独楽(こま)と同じで回っていれば
しっかり立つが、勢いを失うと倒れてしまう。これを忘れてはならない。(剣豪集団会長・鄭剣豪)(おわり)