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高速道路のサービスエリア(SA)や一般道の道の駅などで車内に寝泊まりする「車中泊」がブームだ。
高速道路料金の大幅割引や長引く不況の影響で節約志向のファミリー層に浸透。
岡山県内のカー用品店などは冬場も年末年始の帰省やスキー客らの需要があるとして、グッズ販売に
力を入れている。
土曜日の山陽自動車道下り吉備SA(岡山市北区今岡)。午後10時半を過ぎたころから、
空きスペースの多かった駐車場に続々と車が入ってきた。トラックに交じり、家族連れらのワンボックスカーが
20台以上。エンジンを切り、休憩モードだ。
車中泊の快適な過ごし方などを提案している専門誌「カーネル」(2008年発刊)の編集者によると、
はやり始めたのは道の駅が充実してきた05年ごろ。当時は「のんびりと自由に旅をしたいリタイア世代が
中心だった」というが、その後、09年3月に始まった高速道路のETC(自動料金収受システム)搭載車の
大幅割引などを追い風に、家族連れらに浸透したという。
国道181号沿いの道の駅「久米の里」(津山市宮尾)では、1年ほど前から車中泊の家族連れが増加。
スタッフの男性は「トイレや自動販売機がいつでも使え、子ども連れにとって安心なのでは」とみている。
車中泊向けのグッズも人気だ。オートバックス高屋店(岡山市中区高屋)では空気で膨らむ簡易ベッドや
カーテンなど約30種類をそろえ「売れ筋はクッションやマットレス」と同店。品数は前年の約2倍に増やし、
同社が発行する情報誌でも特集を組んで商品を紹介。冬用には、車内で使える電気カーペットも並べている。
車中泊ブーム 節約志向の家庭ら 高速道SAや道の駅で - 山陽新聞地域ニュース
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