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中国紙「国際財経時報」などによると、中国政府・文化部の関係者が、中国政府が民間と
協同で孔子平和賞を設立するとの報道を否定した。「仮に、公的な孔子平和賞を作るとしても、
さまざまな方面を考慮せねばならず、軽率なことはできない」と述べた。
「孔子平和賞」は、チューリッヒ州立銀行北京駐在員事務所の劉志勤首席代表が11月に
提案。「政府も関与し、台湾の連戦国民党元主席に授与する」、「授賞式はノーベル平和賞
授賞式の直前」などの報道が相次いだ。
文化部関係者は「中国政府がものごとを行う時には、慎重にさまざまな要因を考える。
仮に孔子平和賞を作るとしても、軽率なことはできない。まして、連戦氏は大陸でも台湾でも
知名度が高く、各界から尊敬されている人物だ。臨時措置のような方法で、“平和賞”を贈る
ようなことはありえない」と述べた。
民間で「孔子平和賞」を創設することについては触れなかったが、一連の報道に対しては
「ドタバタ劇のようにも見える」と述べた。
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◆解説◆
政府関係者が「軽率なことはできない」と述べたことは、劉暁波氏のノーベル平和賞受賞に
対して、中国政府は「強硬な非難」を続けている反面、国際的な批判の高まりを「相当に気に
している」ことを示すものと解釈することができる。(編集担当:如月隼人)
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