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「グリーと取引なら場所貸さない」 ソフト開発会社に意地悪?モバゲーに公取委が立ち入り検査
携帯電話向けのポータルサイト兼ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「モバゲータウン」を展開する
「ディー・エヌ・エー(DeNA、東京都渋谷区)が、取引先のゲームソフト開発業者にライバル社と取引する場合は
ゲーム市場に参入させないなど不当な拘束をしたとして、公正取引委員会は8日、独占禁止法違反(不公正な取引方法)の
疑いで、同社と関係先を立ち入り検査した。
関係者によると、ディー・エヌ・エーは今年夏ごろ、同社と取引がある約100社に対し、自社と同様のサービスを展開する
「グリー」(東京都港区)にゲームソフトを提供する場合は自社との取引を打ち切るなどと口頭で話し、グリーとの取引を
妨害した疑いがもたれている。実際に取引が打ち切られたソフト開発業者もあった。
ディー・エヌ・エーのポータルサイト兼ソーシャルネットワーキングサービスは18年2月にサービスを開始。モバゲー会員になると、
携帯電話で無料でゲームが楽しめたり、日記や小説を発表することができる。ゲームソフト開発業者は開発したゲームを
ディー・エヌ・エーに提供、同社がモバゲータウンにアップして、会員が提示された中からゲームを選ぶ形をとる。
最近では、タレントの木梨憲武さんが出演するCMで有名となったゲーム「怪盗ロワイヤル」などが人気を集め、
会員数を急激に伸ばし、20年には1000万人を突破した。
ディー・エヌ・エーは平成11年設立、モバゲータウンの大ヒットで現在は資本金43億円、東証1部にも上場している。
ただ近年は携帯電話向けのゲーム市場で顧客獲得争奪戦がグリーとの間で激しくなっていた。
産経新聞
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