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★簡単朝食コンクール 大賞は中２レシピ「チヂミ風」
写真 「簡単朝食」づくりの県コンクールで大賞に輝いた潮ももこさん＝益田市美都町
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おいしく簡単にできる朝食づくりを競う県の料理コンクールで、益田市美都町の美都中学校２年生、
潮ももこさん（１４）が大賞に輝いた。サツマイモの茎の煮付けをニンジン、カボチャ、
ニラと一緒にご飯とまぶし、韓国料理のチヂミ風に焼く一品で、１５分で仕上げる。
色とりどりの野菜のバランスのよさと風味が、審査員の舌と目を射止めた。
潮さんが、食材にサツマイモの茎を選んだのは、大好物の一つだからだ。母親が甘辛く煮て、食卓に添える。
町内に住む韓国人の女性が食べさせてくれたチヂミのおいしさも忘れられず、小麦粉の代わりにご飯を使ったレシピを考案した。
キムチ、ちりめんじゃこ、いりゴマ、卵も加えて味を整え、ニンジンとカボチャは電子レンジで温めてから入れる。
コンクールは朝食抜きの食生活を見直してもらうため、中学生以上の若者を対象に、県が開いている。
今年は過去最多の２２３品が寄せられた。
１１月下旬に松江市であった最終審査には、潮さんを含め男女７組が参加し、それぞれレシピに沿って調理した。
潮さんは最年少で、「サツマイモの茎を使ったお母さんの煮物には、おいしさが詰まっている。
これが決め手になった」と喜んでいる。（広川始）
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