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生活保護制度を悪用して複数の医療機関から向精神薬を無料で
入手し、インターネットで転売していたとして、北海道旭川市内の
無職の女が麻薬取締法違反（営利譲渡目的所持）などの容疑で
北海道厚生局麻薬取締部に逮捕、起訴されていたことが７日、わかった。
逮捕、起訴されたのは旭川市４条通６、無職田村晶被告（３９）。
起訴状などによると、田村被告は６月２６日、自宅の居間などに
睡眠導入剤「レンドルミン」など８種類２１９錠の向精神薬を譲渡目的で所持していたとされる。
２０００年頃から生活保護を受けていた田村被告は、同受給者には
薬代の自己負担がないため、転売を発案。０５年頃から同市内の病院を
回って向精神薬を手に入れ、携帯電話の販売サイトを通じて販売していた。
今年６月までに約２５０万円を売り上げていたとみられる。
（2010年12月7日15時14分 読売新聞）
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