10/12/06 23:53:27 0
「昔、われわれが議員になる前に聞かされてきた話のような情景かな…。いかがなものか、
という議論になってくる可能性はある」
1日の記者会見。官房長官の仙谷由人は、民主党元代表の小沢一郎サイドが
昨年7月、小沢系を中心とする衆院選候補者89人に計4億4千万円の
現金を配っていたことについて、こうやんわり批判した。
11月6日には、神奈川県知事の松沢成文に「日本で一番の有名人」と持ち上げられ、
ポロッとこぼした。「いやあ。もう、小沢なき後の悪い…」
仙谷はここで慌てて口をつぐんだ。とはいえ、「悪い政治家」と続けようとしたのは明らかだ。
仙谷はこれまで、近く政治資金規正法違反で強制起訴される小沢を強く意識してきた。
平成20年2月、仙谷は自民党元幹事長、加藤紘一や社民党衆院議員の辻元清美(現在は無所属)ら
超党派国会議員グループの一員として韓国を訪問し、次期大統領の李明博と会談した。
参加者が帰国後、懇親会を開いた席での話だ。
当時、民主党代表だった小沢をどう思うか聞かれた仙谷は、こう言い放った。
「知ってますか。彼が落っこちた(昭和43年の)司法試験で、私は弁護士になったんです」
鼻白む出席者をよそに、仙谷はさらに言い募った。「だから、私のほうがずっと上なんですよ」
仙谷は東大在学中に司法試験に合格したが、小沢は東大受験に2度失敗して慶大に進学した。
司法試験にも1度落ち、2度目の挑戦直前に父、佐重喜(さえき)が急逝したため後継者となった。
仙谷は小沢が胸に秘めた2つのトラウマをさかなでした。話は永田町を駆けめぐったが、
その後も仙谷からこの「自慢話」を聞いた議員は増え続けた。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
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