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北朝鮮への禁輸措置に違反し、衣料用の生地などを不正輸出したとして、兵庫県警外事課と
神戸水上署は6日、外為法違反(無承認輸出)容疑で、いずれも北朝鮮籍で大阪市生野区の
元貿易会社代表、金成鳳容疑者(46)と、同区の会社員柳時雨容疑者(41)を逮捕した。
2人の逮捕容疑は、北朝鮮への輸出が禁止されていた2009年6月24日、経済産業省の
承認を受けず、コンテナ2個分の衣料用ポリエステル生地や靴などの貨物(約300万円相当)を、
神戸港から中国・大連経由で北朝鮮に輸出した疑い。
金容疑者は、昨年12月に解散した「東亜貿易」(同区)の元代表で、北朝鮮・元山市の
貿易会社から直接電子メールで依頼を受けていたといい、県警は不正輸出を重ねていた疑いもあるとみて調べる。
県警によると、金容疑者は容疑を認め、柳容疑者は「輸出手続きはしたが、北朝鮮向けとは
知らなかった」と否認。東亜貿易は01年の設立で、主に北朝鮮に雑貨などを輸出していたという。
北朝鮮をめぐっては、政府は06年11月から、核実験に対する経済制裁措置として、
楽器や貴金属などの「ぜいたく品」の輸出を禁止。さらに09年6月以降は輸出を全面禁止している。
ソース:神戸新聞
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