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中絶胎児1700体放置 神奈川歯大元教授ら「実習用」
学校法人神奈川歯科大学(神奈川県横須賀市)の教授だった元理事長(76)らが、
死亡した胎児約1700体を集めたまま長年、放置していたことがわかった。
主に1960~70年代に病院から引き取った中絶胎児とみられる。
元理事長は「大学の指示で、学生の解剖実習用として集めた」と説明している。
法律や、日本産科婦人科学会の見解は、胎児を丁重に取り扱うことを求めており、
長期間の放置は倫理上の観点から問題となる可能性がある。学校法人は今年10月末、
長期間の放置を重くみて、学内に調査委員会を設置。調査委は今後、元理事長から事情を聴く方針だ。
同法人などによると、妊娠7カ月程度までの胎児がホルマリンの混合液に漬けられ、
大学内の倉庫で保管されていた。法的な規定がない12週未満の胎児も含まれていたという。
元理事長が同大学の教授を辞めた後の2004年、後任の教授が胎児に気づき、火葬を始めた。
今年9月までにすべての火葬を終え、遺骨は大学関係の墓地に埋葬したという。
保管されていた胎児のうち1体が乾燥していたが、「問題が発覚した04年当時の調査では、
胎児は92個のコンテナに入っていて、大半が腐敗や乾燥し、研究などには使えない状態だった。
火葬許可証と照合できない胎児も多数あった」と証言する大学関係者もいる。
~長文につき、つづく~
朝日新聞 2010年12月6日15時1分
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