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仲井真弘多(なかいま・ひろかず)沖縄県知事の再選から5日で1週間がたった。米軍普天間飛行場
(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題の打開に向け、菅直人首相は“秘策”として知事選直後の
沖縄訪問を模索したが、閣僚間の足並みの乱れと沖縄県側の難色で先送りとなった。朝鮮半島情勢が
緊迫する中、普天間問題の決着による日米同盟の再構築が求められる。しかし、この問題で迷走を重ね
退陣した鳩山由紀夫前首相のように定見の欠如を露呈している。何の成算もないまま進めようとした
首相の訪沖計画を検証した。(半沢尚久)
■猶予は半年
「首相は必ず行くべきだ」
今月2日、沖縄問題に関する閣僚会議に向けた防衛省内の打ち合わせで、安住淳防衛副大臣は、
北沢俊美防衛相の持論を代弁するように、4、5両日の首相の訪沖支持を強調した。
だが、当初「壮行会」と位置づけられていた2日の閣僚会議で、あっさり先送りが決まった。
「訪問の調整は続けてくれ。ただ、いきなり基地問題を話すわけにはいかないな…」
首相は会議で力なくつぶやいた。
首相が訪沖を検討し始めたのは、先月13日の日米首脳会談後だ。会談ではオバマ米大統領から来春の
訪米を招請された。それまでに普天間問題を決着させてほしいと、事実上期限を切られたともいえる。
「訪米するなら(来年)5月の連休。猶予は半年しかないと焦っている」
ある政府高官は首相の胸のうちを察する。
(>>2-に続く)
▽産経ニュース
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