10/12/05 16:07:36 0
「東京都青少年健全育成条例改正を考える会」は3日、都庁内で記者会見し、
漫画・アニメーションの性描写を規制する条例改定案に反対すると訴えました。
漫画家の竹宮惠子(京都精華大学マンガ学部長)、こうの史代、児童文学者の山中恒、日本ペンクラブ言論表現委員長の山田健太、
日本マンガ学会会長の呉智英、「考える会」共同代表の藤本由香里(明治大学准教授)、山口貴士(弁護士)各氏らが出席しました。
藤本氏は「今回の案は前回案より規制対象が広がっている。時代物やSFにも現代の刑罰を適用するのか。
『違法行為の賛美・誇張』を規制する発想に従えば、海賊を賛美する『ONE PIECE』や
泥棒を賛美する『ルパン三世』も規制対象になる」と批判しました。
竹宮氏は「私自身、近親相姦(そうかん)が出る作品を描いた者として、今回の規制は非常に危険だ。今ここで止めたい」。
こうの氏は「今回の規制で出版社や作家が先回りして自主規制する危険がある。
古事記を題材に描いたら規制にかかってしまう」と述べました。
山中氏は「都は戦前の児童図書規制と同じことをやるのか」、
山田氏も「都は『表現規制でなく販売規制だ』というが、まぎれもない表現規制だ」と批判しました。
ソース しんぶん赤旗
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