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インフルエンザの流行シーズンが近づく中、昨季の「新型インフル騒動」の反動でマスクや消毒剤
などの商品が売れず、業界が過剰在庫に悩んでいる。今季は季節性のA香港型が流行しそうだが、
専門家は「命の危険がある感染症に変わりはない。予防を徹底してほしい」と呼び掛けている。
「貸倉庫まで借りてマスクを置いている状態です…」。老舗マスクメーカー「ヨコイ」(名古屋市天白
区)の横井道夫会長(78)は、3階まで段ボールでいっぱいの倉庫を前に、ため息をつく。
普段の年間製造量が8500万枚に対し、今の在庫量は1億3000万枚。「小売店と商談しても
『マスクはいっぱいあるで』と話にならない。今季はもう、売れないと覚悟している」とこぼした。
新型インフルへの関心が高かった昨年7~9月は深夜も注文の電話が入り、ファクスが山になった。
だが、12月下旬になると流行が終息。すぐ生産を止めたものの注文取り消しが殺到し、在庫の山
となった。
製造会社など72社でつくる全国マスク工業会の調査では、今年9月末でマスクの在庫は例年の
6倍にあたる10億8000万枚。藤田直哉専務理事は「昨季は通販業者が参入し、中国からもマス
クを大量輸入した。家庭に買い置きがあり、しばらくは買ってもらえないだろう」と言う。
マスク以外の衛生用品も売れ行きが悪い。医薬品などの市場動向調査会社「インテージ」の4~
10月の調査によると、前年同期に比べ殺菌消毒剤は84億円、うがい薬は46億円の売り上げ減。
担当者は「新型インフルで昨年売れすぎた反動」と指摘する。
昨季の新型は例年より早い8月中旬に流行期入りし、11月下旬がピークとなる変則的な経過
だった。今季はA香港型の流行が年末か1月上旬に始まり、2月初めにピークを迎えるとみられる。
※続きます。
中日新聞
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▽在庫となったマスクが入った段ボールを眺める横井会長(画像)
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▽図
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