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神奈川県の松沢成文知事は３日、細川律夫厚生労働相に面会し、来年度の子ども手当について
財源の全額国費負担を要請した。知事は面会後、地方負担が続く場合は「地方は反乱を起こすことに
なると申し上げた」と述べ、国が応じなければ法廷闘争も辞さない姿勢を鮮明にした。
松沢知事は首都圏の９都県市首脳会議（首都圏サミット）の代表として面会。同会議が
先月１５日に採択した子ども手当に関する決議を厚労相に手渡した。
知事は面会で、地方に相談せずに負担だけを課すのは「憲法違反」で「われわれ（地方）は
国の奴隷ではない」とし、国が強制しても神奈川県は負担を拒否すると言明したという。
これに対し、厚労相からは「国の財政は大変厳しい。今までの児童手当分の負担は
理解してくれないか」との話があったという。
決議は地方負担が続く場合は「負担と事務を国に返上し」、保育所の整備など独自の
子育て施策を検討するとしている。
ソース：ＭＳＮ産経
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画像：細川厚労相（右）に決議を手渡す神奈川県の松沢成文知事
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