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本県のイメージについて、3割以上の県民が「マナーが悪い」や「保守的」「停滞している」と、
マイナスイメージを持っていることが2日、県が発表した2010年度の県政世論調査で分かった。
本県は先の民間シンクタンク意識調査で愛着度と自慢度が都道府県ランキングでいずれも46位で、
県の調査でも裏付けられた格好。県広報戦略室は「県の魅力をまだ知らない県民も多い。
県外だけでなく、県内でのPRにも力を入れたい」としている。
調査によると、本県のイメージについて、最多だったのが「田舎」で54・9%、続いて44・1%が
「自然が美しい」と回答。しかし、これ以下は「マナーが悪い」39・0%、「保守的」33・4%、「停滞している」33・2%、
「発展していない」30・2%、「イメージが薄い」24・4%と負のイメージが続いた。
県外の友人を連れて行きたい名所は「袋田の滝」がトップで50・2%、次いで「偕楽園」の39・2%、
「筑波山」が33・9%と続いたが、「連れて行きたい場所がない」が6・2%、「分からない・無回答」も3・5%あった。
また、贈答品で贈りたい県産品は「メロン」が1位で47・8%、次いで「干し芋」が45・4%と高かったものの、
「贈りたいものがない」が4・3%、「分からない・無回答」も3・8%あった。
民間シンクタンク調査の魅力度ランキングで、本県は2年連続で全国最下位。11月の県議会で橋本昌知事は
「魅力度を高めるためには、県民挙げて地域に愛着や誇りを持ち、県民一人一人が積極的に地域の情報を
発信していくことが重要」と答弁している。
調査ではこのほか、県政への要望について、高齢者福祉サービス体制の充実を求める県民が最も多く32・5%。
医療体制の充実も3割を超えた。子育て支援・少子化対策を求める声も高く、28・5%あった。暮らし向きの満足度に
ついては「十分満足」と「一応満足」を加えた割合は63・4%となり、前年より3・4ポイント微増した。
調査は今年で42回目。9月に県内在住の20歳以上の男女1500人を抽出し、調査員による個別面接で75・7%から
回答を得た。
マナー悪い、保守的、停滞… 県民3割に負の茨城イメージ:茨城新聞ニュース
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