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・内部告発サイト「ウィキリークス」が独自に入手した大量の米外交公電を公表し続け、
米政府が情報管理方法の見直しを決めるなど衝撃が広がる中、ウィキリークスは1日、
さらに新たな公電を暴露。この中で欧米の高官がロシアの体制について「マフィア国家だ」
「民主主義は失われた」などと酷評していたことが分かった。これに対してウラジーミル・
プーチン露首相(58)は1日放送の米CNNテレビで「露政府は選挙で選ばれた政府だ。
米国こそ問題がある」などと反発した。
ウィキリークスが暴いた外交公電の中で、米外交当局者たちによる散々な人物評価が
明らかにされた各国首脳のうち、直後に本人が反応を示したのは、「無能で役立たず」などと
酷評されたイタリアのシルビオ・ベルルスコーニ首相(74)が「三流か四流の小役人による暴露」と
反論しただけだった。あとは大人の対応をみせ、沈黙したままだった。
しかし、「アルファ・ドッグ(群れのボス犬)」と揶揄されたプーチン首相が吠えたことで、余波は
米露関係にも微妙に及びそうだ。
ロイター通信などによると、 スペインの首都マドリードの米大使館から今年2月、米本国に
送られた公電によると、スペインの汚職・組織犯罪特別検察官はロシア政府が犯罪組織と
癒着しており、実質的に「マフィア国家だ」と指摘。ロシアマフィアを懸念すべき理由として、
プーチン首相のマフィアへの関与の度合いや、統制の有無が分からないことを挙げた。
特定の政党が犯罪組織と緊密に協力して動いているとも述べた。
また、パリの米大使館から2月に送られた公電によると、ロバート・ゲーツ米国防長官(67)は
2月、フランスのエルベ・モラン国防相(49)との会談で「ロシアの民主主義は失われた。
政府は治安機関による(少数の指導者が実権を握る)寡頭政治になっている」との見方を表明した。
(>>2-10につづく)
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