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ヒムラーは、動物には優しい人物であり、動物の保護やドイツの子供たちに動物への愛を教える教育を
熱く論じていた。「何も知らずに森の端で草を食む、何の罪もない動物に銃を向ける」ことを批判し
ていた。
特に狩猟長官であるゲーリングの鹿狩り好きについては「あんなかわいい目をした鹿を殺すなんて
異常だ」と愚痴をこぼしている。このヒムラーの動物への優しさは彼が「下等人種」とした人間に
対して行った虐殺とよく対比されるが、ヒムラーは「下等人種」については「破壊への意志、原始
的な欲望、露骨な卑劣さを持っており、精神面においてどんな動物よりも低級である。」と述べて
おり、事実上、動物より下に位置づける世界観を持っていた