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化学大手の「昭和電工」は、中国に依存している希少な資源「レアアース」の使用量を抑えた製品の
開発を、今後、急いでいく方針を明らかにしました。
「レアアース」はハイテク製品に欠かせない希少な資源で、日本は大部分を中国からの輸入に
頼っていますが、中国が一時、輸出を制限する措置をとり、価格の高騰も続いています。
こうした状況に「昭和電工」は、ベトナムで鉱石からレアアースを取り出す事業への参入を検討
するとともに、レアアースの使用を抑えた製品の開発も急いでいく方針を明らかにしました。
「昭和電工」は、レアアースを使った磁石用の合金の生産で国内最大手で、市川秀夫常務は
記者会見で、「レアアースの含有量を低下させた次世代磁石の開発を強化するほか、
レアアースの生産増強を図っていく」と述べました。「レアアース」は、日本にとって安定的な
確保が課題で、大手商社「双日」が、日本の年間需要の30%近くに上るレアアースの供給を
受ける権益を獲得することでオーストラリアの企業と基本合意するなど、官民を挙げて
調達先の確保を急いでいます。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)