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【ワシントン共同】オバマ米大統領は29日、巨額の財政赤字の削減策の一環として、軍人を除く連邦
政府職員の給与を2011年から2年間凍結することを提案した。議会の承認が必要だが、大統領は
歳出抑制の効果が11会計年度(10年10月~11年9月)の残り期間で20億ドル(約1700億円)、
今後5年間の累積で280億ドルに及ぶとしている。
中間選挙で大勝した共和党は、大型景気刺激策など政府の政策を税金の浪費だと批判し、大幅な
歳出削減を主張。大統領は今回の提案で、財政再建に取り組む姿勢を先んじて示した形だ。
凍結の対象は職員約200万人で、年次改定が適用される11年初めから実施する。人員削減など
職員の規模に関しては、特別に決まっていないという。大統領は声明で財政再建に「広範な犠牲」が
欠かせず「政府職員で分かち合わなければならない」と訴えた。
職員給与は通常、物価変動や議会の調整に応じて毎年引き上げられる。連邦政府の財政赤字は
9月に終わった10年度で1兆2940億ドルと2年連続で1兆ドルを突破し、危機的な状況だ。
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