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五島市の中尾郁子市長は29日の定例市議会で、防衛省が航空自衛隊第15警戒隊福江島分屯基地
(同市三井楽町)に、上空を行き交う電波のうち、電子機器が発する電波を収集する「地上電波測定装置」を整備する
計画があることを明らかにした。
九州防衛局地方調整課などによると、中国などを含む南西方面における情報収集態勢の強化が狙い。
地上電波測定装置はこれまで北海道の奥尻島や沖縄県の宮古島など5カ所の航空自衛隊分屯基地に
設置されており、五島市は6カ所目。
防衛省は既に装置の設計作業に入っており、来年度に着工し、2014年度までに完成させる予定という。
現段階で施設の規模は決まっていないが、基地内に電波を受信するためのアンテナを備えた建物を設ける
方針という。
福江島分屯基地が設置場所に選ばれた理由として同局地方調整課は「南西方面の情報を収集する上で
立地条件や周辺環境が良かったため」と話している。
今回の整備方針について、米軍監視団体リムピースの篠崎正人編集委員は「情報収集面でアメリカに
ってきた日本が独自の情報収集態勢を確立しようとする流れの一環では。中国や朝鮮半島の情勢が
緊迫しており、理解を得られやすい機会を利用し、整備を進めようとしているのではないか」と推測している。
龍~なが 長崎新聞ホームページ:地上電波測定装置を福江島基地に 防衛省が情報収集強化へ整備計画(11月30日)
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