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朝鮮学校への高校授業料無償化適用について、政府は菅首相の“鶴の一声”で現在進め
ているプロセスを一旦停止することとなった。
未だ解決をみない拉致問題を抱える日朝関係、そして金正日体制下において反日教育が
行われている朝鮮学校―。
朝鮮学校にまで無償化を適用することには自民党などの野党に限らず、与党内にも反対の
声が少なくないが、これまで日本政府は、「政治・外交と教育は別」だとして強引に推し進め
ていた。ところが、今回の北朝鮮による韓国砲撃事件を受けて、政府は一転、方針を変更
したのである。
これに対して多くのマスコミは概ねこの判断を了としているが、大阪府の橋下知事は「不法
国家と、子供たちが教育を受ける権利は関係ないと言いながら、砲撃があったから（無償化）
停止というのは筋が通らない。拉致問題とどこが違うのか」と政府の“ブレ”を批判した。
また、「北の砲撃は常軌を逸しているが、無償化ストップは筋が違う」（北海道新聞）といった
意見や、「砲撃と無償化を結びつけるのは理不尽極まりない」とする朝鮮学校側の言い分を
掲載したメディア（京都新聞）もある。
どちらも政府の今回の“ストップ”判断を批判しているのだが、橋下知事と後者はその立ち位置
が１８０度異なるのは言うまでもない。教室に金日成・正日親子の額を掲げ崇拝し、反日教育
を行っている等々の朝鮮学校の実態に即して、そもそも無償化を適用するに値しないというの
が橋下知事である。
反日教育が取り沙汰される朝鮮学校教科書の実状の一端が「救う会」によって紹介されている。
◆拉致問題に関する記述
「…２００２年９月、朝日平壌宣言発表以後、日本当局は「拉致問題」を拡大し、反共和国・
反総連・反朝鮮人騒動を大々的にくり広げることによって、日本社会には極端な民族排他
主義的な雰囲気が作り出されていった。…」
URLﾘﾝｸ(newsplus.jp) （続く）