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・クルマが売れない。昨年の国内新車販売台数は約460万台と、ピーク時(平成2年)の
6割程度にまで縮小している。
景気低迷が一因だが、一般的には若者のクルマ離れが最大の理由とされている。
調査によると、大学生の「興味ある製品」でクルマは17位(20年度)と、40~50歳代が
大学生だった当時の7位から大きく後退している。
しかし、トヨタ自動車の豊田章男社長は「クルマから離れているのは若者ではなく、私たちメーカー
なのではないかと思う」と反論する。
9月3日。強い日差しの下、静岡県小山町の富士スピードウェイで、1台のスポーツカーが
強烈なエンジン音を響かせていた。12月から世界限定500台で販売が予定されている高級
スポーツカー「レクサスLFA」(価格3750万円)。報道関係者らを対象にした試乗会が行われていた。
LFAの最高時速は325キロだが、この日は1周4.5キロのコースを約2分で駆け抜けた。
「ハンドルを握ったときにドキドキ、ワクワクするクルマをつくりたい」
自らレースにも参戦する豊田社長は常にこう言い続けてきた。
10月下旬に米消費者団体専門誌が発表した「最も信頼できる新車47車種」のうち、トヨタ車は17車種を
占め、トップに輝いた。「走行安定性」「信頼」といったイメージが定着している表れだが、一方で
内山田竹志副社長は「ドキドキ、ワクワクといった印象が低いのが今の弱点」と認める。
トヨタは今年1月に「スポーツ車両統括部」を立ち上げ、スポーツカーの企画や開発に関する最終
権限を経営陣から現場に移譲。スポーツカーの復活とともに、走る楽しみを演出する複数の
プロジェクトが始動している。足回りの良さにこだわった特別仕様車を相次ぎ発売。4人乗りで
世界最小の「iQ」6速MT搭載限定車は予約開始から1週間で完売。
クルマという商品にとどまらず、全国の観光地をネットで紹介。そば打ちなど
現地でしか体験できないメニューを提供し、運転のきっかけを与えている。(抜粋)
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