10/11/25 22:10:12 wwUJQR9j0
>>245
「食いだおれ」と呼ばれたのは、実は大正期の繊維・船舶景気のころを指すんだよね。
同時に「京の着だおれ、堺の建てだおれ」と、三つでワンセットの、いわゆる自虐ネタ。
粉モンってのは、戦後日本中が貧しかった頃に、米の代用品として普及した小麦粉で
いかに安く、しかし「ソース」という当時の高級品を使うことによって安い素材を美味しく食べられるか
そういうものに特化した特殊なものが習慣化した。
ちなみに「きつねうどん」も船場商人がうどん(主食)に揚げ(おかず)をのせたものが
産業博覧会(新世界)での食堂で提供されたのが、全国に広まるきっかけとなった。