10/11/25 12:06:33 0 BE:1455072285-PLT(12066)
>>1(の続き)
ウェーバーは「革命熱に浮かされた学生たちに」「思いとどまるのに必要な判断基準を提供しよう」として演壇に立った。
だが、左右の過激派学生たちは抗議の声を上げて退場した。(クリスタ・クリューガー著「マックス・ウェーバーと妻マリアンネ」新曜社)
秩序維持のための国家の暴力を正当とする論理は、革命派に対抗する論理だ。
「暴力装置」と聞いて、官房長官が左翼過激派だったと騒ぐメディアがあるが、これも的外れだ。
「暴力と実力を言い間違えた」という仙谷氏の釈明も変だ。実力とは結局、暴力の実力のことなのだから。
みんなよくわからずに無駄な議論をしている。(専門編集委員)
毎日新聞 2010年11月25日 東京朝刊
URLリンク(mainichi.jp)