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インド軍は今月11日、チベットの南側にあたるアルナチャルプラデシュ州、5000人の「アルナチャル偵察隊」を新設、配置した。
インド側はこれまで、「アルナチャル」という地名を出すことを意識的に控えていたが、この地名をつけた部隊が今回、初めて誕生した。
インド各メディアはこのところ、14回目となる中印両国国境紛争調停会談が近くニューデリーで行われるとしきりに報じている。
中国青年報などが伝えた。
両国国境紛争の調停会議を目前に控え、また、
インドのシン首相が両国国交樹立60周年を記念して温家宝首相をインドに招待して2週間も経たないこの時期に、
インド軍は国境に5000人規模の偵察隊を配置した。
偵察隊の隊長は、このような動きを弁解するかのように「中印国境地帯は現在、平和な状態にあり、中国側からの脅威はまったく感じていない。
両国関係は極めて友好的だ」と話す。
中国の温家宝首相とインドのシン首相は、先月29日にベトナム・ハノイで10回目の首脳会談を行った。
温家宝首相は両国の国交樹立60周年を祝うため、訪印する意向を示した。両国首脳は、双方が引き続き国境地帯の平和と安定を守り、
平和と友好、対等な会話、相互尊重、相互理解という精神に基づき、お互いの関心について配慮し、
双方がともに受け入れることができる公平で合理的な国境紛争問題解決案を模索していくことで合意に達した。
中国のアナリストは「両国国境に新たな武力配置を現時点であえて断行することは、インドにとって賢明な行動とは言えない。
それどころか、自信のなさを自ら暴露しているようなものだ」と指摘する。(編集担当:松本夏穂)
記事引用元:サーチナ[ 2010/11/24(水) 19:25 配信]
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