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さわ子「やはり……」
「う、嘘デ~ス! いまだあずにゃんの養殖に成功シタなんて話は聞いた事ガありまセ~ン!」
さわ子「真鍋和ね」
唯「……はい」
さわ子「何年か前に彼女のあずにゃん養殖に関する論文を読んだことがあるわ」
さわ子「当時はこんなもの出来っこないって学会でも相手にされなかった」
さわ子「最近はめっきり名前を聞かなくなってたけど、まさかここで細々と養殖の研究をしていたなんてね」
律「じゃあ、私たちが初めてこの店に来たときに罵声を浴びせられたあずにゃんは……」
唯「そう、それも養殖のあずにゃん」
澪「そうだったんですか……」
唯「和ちゃんはね、なんとか以前の生態系に戻そうって努力をして、あずにゃんの養殖にやっとの思いで成功したの」
唯「だけど、和ちゃんは悩んでいた。こんな自然で育っていないあずにゃんだなんて偽物のあずにゃんじゃないかって」
唯「だから私は和ちゃんの養殖あずにゃんは天然の本あずにゃんと遜色ないって世間に広めようとしてこの店を始めた」
唯「私は、この養殖あずにゃんは決して天然の本あずにゃんに劣らないって確信してる」
唯「和ちゃんがやってきたことは間違いなんかじゃないって」