御坂「黒子に好きな人が出来た」初春佐天「え?」at NEWS4VIP
御坂「黒子に好きな人が出来た」初春佐天「え?」 - 暇つぶし2ch839:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 12:26:50.03 8YoIphspi
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840:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 12:32:22.56 SlLyaOHb0
御坂「撮影? とか動画? ってのはよくわからないけど、
    アンタが馬に蹴られるような行為をしているのはなんとなくわかるわよー? ええ?」

10036号「お、お姉さまはなんだが怖いです…・と、
      ミサカは背後に阿修羅か修羅、もしくは雷神さまを憑依しているお姉さまにガタブルします……っ」

御坂「なっ……!! 誰が阿修羅か修羅、もしくは雷神さまだって!?

10036号「ひっ!」

御坂「ったく、本当に語呂が豊富になっていらっしゃることでッ」

10036号「ミサカ達はそりゃあも猛スピードで成長してますから、とミサカはえへへんと偉そうにします」(キリッ

御坂「――そっか」

   「それは、良いことね。……実に喜んで迎えられるべき事柄だわ」

10036号「? お姉さま?」

御坂「アンタ達はそのままでいい、そのまま、思うがままに成長するばいいのよ」

10036号「……思うがままにですか? とミサカは繰り返します。」

御坂「そうよ。思うがままに、感じるがままに、信じるがままに。
    アンタ達見てくれは私と同じ十四かもしれないけど、実質年齢は0歳でしょう?」

10036号「おうふ。お姉さまも白モヤシとおなじところをついてきますね、とミサカは地味にちょっと心にダメージを追ってみます。赤ちゃん扱いするなよー……」

御坂「ぶっは!!! 白モヤシって一方通行のことぉ!?? あっはっは白モヤシとか言い得て妙ね超受ける」

841:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 12:33:04.01 NWgiA8Ww0
支援

842:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 12:38:12.67 RZt35yhtO
この投下間隔なら支援いらなくね?


843:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 12:46:08.70 SlLyaOHb0
10036号「お姉さま笑い過ぎです。ちょっと周囲のひとの目が痛いのですが、とミサカは現状をつたえます」

御坂「ひーひーもうだめぇ腹痛い。あー笑った。今度会った時白モヤシって呼んでやろうーっと」

10036号「言った瞬間にぼこられますよ、
      とミサカはあの人は確実に女子供にも容赦なく顔面パンチするですしと忠告します」

御坂「大丈夫、大丈夫。ぼこられたらぼこりかえすまでだもの」

10036号「こう言うのはしつれいかもしれませんが、とミサカは先に断りを入れてから発言します。
      お姉さまは確かに学園都市の第三位。ミサカ単体が有する力の一万倍の力を有する御方。
      けれど、一方通行からいわれてみれば、所詮は第三位。
      お姉さまが勝てる見込みは限りなく0に近いかと、とミサカは無遠慮に現実を突き付けます」

御坂「直接的な殴り合いつぶし合い殺し合いなら、私は圧倒的に不利。
    それは認める。でも、私のプライド全てが『超電磁砲』に詰まってる訳じゃない。
    アンタ達の武器が異能力の発電能力ではなく、巨大脳内ネットワークであるように、
    私の武器もまた他にある。超電磁砲の真骨頂は『発電能力最高峰』としての、持ち手の多さよ」



844:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 12:57:51.98 SlLyaOHb0
御坂「要は。この電気を動力としか現代科学の時代に置いて、私はとても『おいしい』位置にいるってことよ」

10036号「? ……つまり、どういうことでしょう、とミサカはお姉様の言葉の真意を掴めず質問します」

御坂「持ち手の多さ―。つまり私は電気や磁気、電磁波に関するものだったら大抵なんでもできるの」

10036号「……?」

御坂「それは戦闘時における手札の多さにつながるだけじゃないの。
    施設をネットワークを介して破壊したり、交通情報をクラッキングして、意図的に渋滞を引き起こしたりもできる。
    使い様によっては『ベクトル操作』より手軽で便利かもしれないわねー」

10036号「それで、結論を言うと? とミサカは答えを即します」

御坂「もし戦闘の面で勝てなくても、社会的に抹殺することは可能ってことよ。
    学園都市内のありとあらゆる電子端末……そうね。
    例えば、学園都市にいる生徒全員のの携帯に、『一方通行はロリコンだー!!!』っていうメールをいっせいに送りつける、と・か♪」

10036号「ひいいいいいいい!!! 怖っ!! それは怖いですよ、とミサカはあまりの恐怖に身ぶるいします」


845:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 13:07:38.05 SlLyaOHb0
御坂「まあ、そんな趣味の悪いこと、すすンでしようとは思わないけど」

10036号「でも、ぼこられたらぼこりかえすんですよね? とミサカは聞き返します」

御坂「ははは。まあね。でも、それは向こうが本気で私をぶっ潰しにかかってきたら、って前提があることは忘れないで頂戴」

10036号「……………」ジー

御坂「…………なによ、その何か言いだけな視線は」

10036号「…………いえ。これはさすがに本気で怒られてしまいそうなので言いません、
      とミサカは思ったことを自分の心の中だけに秘めることにします」

御坂「今更でしょ。怒んないから言ってみまさい」

10036号「『お母さんの怒らないから正直に言いなさい』は信用してはいけない、とミサカは何処かの本で読んだことがあります」

御坂「私は姉だけど、母ではないっての!」

10036号「……怒りません? とミサカは確認します」

御坂「怒らないわよ」

10036号「本当に本当に? とミサカは更に念押しして問いかけます」

御坂「何度も同じことを言わせない。怒らないってば」

846:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 13:41:25.14 erI6UhBA0
私怨

847:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 14:27:58.68 tpt342+cO
しえ

848:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 14:37:59.52 SlLyaOHb0
10036号「その」

御坂「ん?」

10036号「……ミサカがデート現場にちょっかいを出さなようにと暗に注意したり、
      『自分から』は喧嘩を吹っかけないともとれる発言をお姉さまがなさるのが、ちょっと―いえ、とても意外で、
      と、……み、ミサカはおずおずと自分が正直に思ったことを言っています……」

     「これではまるで……その、お姉様は」

     「―― 一方通行にを」


御坂「許しているようにみえる、と」


10036号「はい、とミサカは相槌をうちます」

849:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 14:46:50.69 SlLyaOHb0
御坂私が一方通行を許す? なんとも面白い話ね。腹を抱えて大声笑ってやりたくなるに愉快で滑稽な話し」

    「あり得ないわ。アイツを許すことは、未来永劫にない」
    
    「アイツは何をしたと思う? アイツはどれだけの物を奪ってきたと思う?」

    「私から、アンタ達から」

    「正しく、認識してちょうだい」

    「一方通行は、この御坂美琴の、――敵、なのよ」

    「これは、どんなことが変わらない。変わりようがない。
     もし仮に私がどれだけの悪行を重ねてたとしても、アイツがどれだけの善行を積み重ねたとしても」

    「永久に。死んだあとだって、御坂美琴と一方通行の立ち位置は変わりなんて、しない」

850:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 14:55:17.09 SlLyaOHb0
10036号「変わらないですか、とミサカは……」

御坂「変わらないわ。いい機会よ覚えておきなさい。
    世の中には変わっていくものもあるれけれど、頑固爺がいじをはるみたいに変わらないものもあるのよ」

10036号「けれど、お姉さまはミサカの微かな成長にも喜んでくれたではありませんか、とミサカは小さな反論をしてみます」

御坂「妹達の成長は嬉しいわ。妹の健全な発達を喜ばない姉が何処にいるって言うの。
    もう一回言うわ。アナタ達は成長しなさい。そのまま、感じるがまま、信じるがまま。
    いらないものは脱ぎ捨てて、必要なものだけをその背に背負いこんで。
    たまに、思い出した時だけ、後ろを振り返って懐かしんでくれれば、それ以上、何もしなくていいの」

10036号「お姉様さまの言っていることも理解はできます。
      ミサカ達だって痛かったし辛かったし苦しかった。その経験を忘れることはありません。
      ミサカ達だって「一方通行」を許すことはありません、とミサカは衝動を押させきれずに捲し立てます」

      「何故、何故。ミサカ達には進めというのに」

      「何故……何故! お姉さまは立ち止まろうとしておいでなのですか? とミサカは、……ミサカは!」



851:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 15:02:54.76 SlLyaOHb0
御坂「立ち止まろうとしてる、――か、はは。痛いところをつかれたわね……」

10036号「無駄に前向きなところがお姉さまのよい所ではありませんか、とミサカは発言します」

御坂「褒めてるんだか嫌み言われてるんだが微妙なんだけど」

10036号「褒めていますよ。立ち止まるなんて止めて下さい、とミサカは真摯に伝えます。
      他のミサカ達だって、隣にお姉さまが歩んでくださらない人生など、まっぴら御免だと跳ね返すに決まっています、とミサカは知っています。
      姉だと名乗って下さる優しさがるのならば、妹のワガママを受け入れる度量をみせて下さい」

御坂「……ありがと。
   そうね。「立ち止まる」って言い方は間違っていないけど、
   確かに進むことはしなくなるかもしれない、けれど、なにも後ろ向きに人生を棒に振る訳じゃないわ」

10036号「どういうことですか、とミサカは曖昧にしかしゃべってくれないお姉さんにいらつきを隠せません」

御坂「―――見守ることにしたのよ」

   「死んでいった妹達を」

   「生きていく妹達を」

   「私から全て奪った一方通行を」

   「……私の基から巣立とうとしている、後輩を、ね」

852:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 15:05:18.10 i8UFIusN0
お姉様に惚れそうですの

853:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 15:14:53.05 SlLyaOHb0
御坂「それに、姉妹皆が前に進んでしまったら。残される子達が寂しく思うでしょう?    
    生きているミサカ達が私の大切な妹であるように、また、死んでいったミサカ達だって大切な妹なの」

10036号「0001号から、10031号の妹達…・・・ 」

御坂「だからこそ、奪った一方通行は嫌いよ。
   『家族』を奪われ許す人間はそれこそ聖人でしょうね。私はそこまで人間出来ていない」

   「……ロシアで、10777号からアイツとアンタ達のことを聞いたわ。全て、隠すことなく、聞いた」

   「だからこそ、生きていく妹を守る一方通行は殺せない。
    『家族』を助けてもらって感謝しない人間はそれこそ愚かな人間だけよ。
    私はそこまで落ちぶれた人間になり果てたつもりもない」

   「――面倒くさい心理状態よ。ええ、とっても」

   「けど、だからこそ」

   「私はこの場から見守るのよ、ちょっとだけ、昔より視点を変えてね」

10036号「お姉さま……」


御坂「わかりやすくていいでしょ? 
    後ろを振り返ればいつだってその場に私はいるんだもの。
    疲れたらいつだって帰ってきていい場所よ~? ちゃんと今から地図にチェックいれときなさい」  

854:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 15:29:28.11 SlLyaOHb0
       ・
       ・
       ・

同日。午前十時一五分。

in 繚乱家政女学校経営の喫茶店店内。十一番テーブル。



一方通行「なンだァ、コレは」

白井「ゴデ○バのコーヒーですわ」

一方通行「オマエ……、ゴデ○バつったら、チョコじゃねェの」

白井「コーヒーの粉末だって売っていますの。
    とても美味しいと評判だなのだそうですわ(佐天さん談)。貴方ののお口合うかは、わかりませんけれど……」

855:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 15:33:39.85 SlLyaOHb0
昼飯る

856:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 15:35:43.88 b9wrHUi30
また時間がずれてきたな

857:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 16:05:29.40 2PICtzyTP
>>1の生活リズムがわからん

858:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 16:06:28.55 kyhW9bgO0
俺も

859:停止しました。。。
停止
影のスレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ


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