御坂「黒子に好きな人が出来た」初春佐天「え?」at NEWS4VIP
御坂「黒子に好きな人が出来た」初春佐天「え?」 - 暇つぶし2ch580:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 20:03:57.84 Hro4znsE0
12時間ズレてるぞwww

581:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 20:05:31.30 g4hDmXZs0
逆に考えるんだ
黒子たちが朝飯だと

582:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 20:06:25.53 IemIH2/w0
>>581
おk>>1の幻想ぶち殺した挙句通報してくるわ

583:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 20:19:16.82 /uC4uZQMO
>>578
晩飯にして来いwwww

584:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 20:19:24.77 ggOoap+xO
黒子のデレはアトミックバズーカ並の威力

585:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 20:45:07.95 v/mZz27v0
オレの晩飯は佐天さんが作ってくれてるよ

586:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 20:48:26.52 PWeJuTD/0
>>1「俺が目を覚ましたそのときが『朝』だ」

587:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 20:54:54.22 Na6ReW290
美琴がお母さんみたいでかわいいw

588:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 21:11:45.02 qXAraSjg0
白井「で、ですから色々と、っていうか全部が全部飛躍しすぎですの!」

御坂「黒子! いい? アイツがどんなに白い髪で赤い目の、見ようによってはうさぎ的なモノに見えたとしても!!
   『何もしないから俺の部屋にこない?』とかさらっと誘われても、
   『ちょっとここ(あきらかにホテルっぽい建物)で休憩しねェ?』とか言われても、ホイホイついていっちゃ駄目よ!
   そんな素振りをしてきた時点で鉄矢を股間にブッっこんで逃げてきなさい! いいわね!!!」(バンバン

白井「お姉さま暴走しすぎですのエンジン全開で飛ばしすぎですの!!」

御坂「チッ。純情乙女―いや黒子は純情とも乙女とも程遠いかもしれないけど。
   花も恥じらう中学生女子のスカートの中を覗いたことといい、
   妹への愉快にケツ振って誘ってンのか発言と言い(御坂妹のチクリ)、
   アイツとは一度、話しをつけなちゃいけなさそうねぇ……っ!!」(ピキピキ

  (――まぁ、それも含めて、色んな事の決着をつけないといけない気もするけどさ!)


589:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 21:12:03.56 iEs9YTHe0
>>580
時差かもしれない
きっと>>1はオーストラリアあたりに住んでるんだろ

590:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 21:20:10.63 uOaRW/KzO
ホワイトでも充分可憐さと気品さを兼ね備えてかつアダルトなデザインの下着はあるけどなと下着フェチの俺が黒子かわいいよ黒子

591:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 21:21:07.74 sNid+cDR0
>>589
オーストラリアって時差さほどないだろ
西か東かでプラスマイナス1時間ぐらい

ってオーストラリア在住の俺が言ってみる

592:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 21:25:38.62 qXAraSjg0
白井「……お姉さまー。現実に帰って来てくださいましー……」

御坂「なに? いまわたしは考え中なのよ、いかにして白い変態を矯正すべきなのかを。
   洗顔よりも着替えよりも今日の朝ごはんがハニ―トーストかどうか気にすることも、
   優先すべきことはアンタの純情と心ばかり残っていた恥じらいを、
   いかにして大切にさせるかを、アイツの頭に叩き込ませてやるか、なんだから……っ!!」(ブツブツブツ

白井「わたくしのために、とは光栄ですけれど。
   死神のような形相で何かを企むのは止めてくださいまし。
   せっかくの愛らしい顔がもったいないですの。っていうか、先ほどのわたしと立場が逆転してますの……」

御坂「……えー、でも」

白井「たしかに。 
   レディーファーストの精神はほぼ無いような方ですし、
   デリカシーもない殿方ですけど。さすがそんなことはありえませんので、ご安心して下さって結構」

御坂「――本当に」

白井「本当ですわ。そもそもわたくし。あの殿方の恋愛の対象にも、性欲の対象含まれていなさそうですし」

御坂「……黒子」

593:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 21:34:57.83 qXAraSjg0
白井「せっかく買ったんですし。白い下着を着ていくことにしますわ。
   信条とプライドを捻じ曲げる、ということに若干の戸惑いを覚えましたけれど。
   たまには、相手の色に染まってみる、という経験も無駄にはならないでしょうし」

御坂「まあ、アンタが自分で決めたんなら、そうしたらいいわよ」

白井「ですわよね」

御坂「そうそう。……てか、いい加減洗顔しに行こう」

白井「それにしても、お姉さま」

御坂「んー?」

白井「お姉さまにはってば、一方通行さんとお知り合いだったんですね。
   ずっと、親身に相談に乗っていただていましたけれど
   一方通行さんのことは、とんと『知らない』という感じでしたから、予想外でしたわ」

御坂「」

594:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 21:38:39.97 IemIH2/w0
まぁ一方さんは上条さんよりもさらに安全だよな

595:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 21:40:16.88 DlAK+7230
禁書はアニメしか知らないから何があったとか分からないが、こいつら幸せそうで素敵だな

596:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 21:40:50.72 qXAraSjg0
白井「……お姉さま? どうしたんですの。そんな石化したかのように固まってしまって

御坂「へ? あ、いいいいや、なんにも? なんでも?
   あらやだ。私ったら洗顔クリームとかフェイスタオルを床に落とすなんて。あはははは」

白井「なぜ突然、大根役者のイントネーションまったくない棒読み発声みたいな声を出していますの。
   お知り合いならお知り合いと言って下さればいいですのに。
   わたくし、なかなかあの殿方のことを知ることが出来なくて、結構もやもやしていたりで……」(むぅ

御坂「な、なんでアイツと私が知りあいだなんて思う訳?」

白井「ほら、また『アイツ』と」

御坂「え?」

白井「暴走しはじめてから、何度もアイツアイツと連呼していらっしゃいますの」

御坂(ぼ、墓穴ほった……ぁぁぁぁあ)

597:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 21:41:57.14 Fzxi3VM90
常盤台は休日も制服着用じゃなかったか?

598:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 21:54:00.86 qXAraSjg0
白井「まあ、なんとなく、お二人が知り合いだってことの心当たりもありますけれど」

御坂「なっ!?(まさか、この子『実験』や『妹達』のことを――ッ!!)」

白井「あの方の能力に関しても詳しくは分かりせんけれど、
   どうみても大能力(わたくし)以上、超能力級の使い手でしたの」
  
御坂「…………」

白井「お姉さまは常盤台が誇る麗しの電撃姫。
   発電能力系の最高峰にいらっしゃる学園都市の第三位。
   わたくしと違って、お姉さまは様々な機関にお声をかけられることも多いですし、
   それ比例して人脈もお広いですもの。何かの機会にお知り合いになられたのだろう―と、思ったのですが……」

御坂「…………そう、ね」

  (――事実の内容を知ってるって…感じではないわね)
 
  (でも。カンのするどい子だわ。『大筋』の予想はさほど間違えていないもの――)

白井「やっぱり、ですの!」

御坂「そうね。だいたいそういうところよ。――といっても、さほど親しい相手ではないわね。
   本当に顔を知っている……って、その程度。
   アンタが欲しがるような情報は残念だけど提供できそうになかったから、言わなかっただけよ」

白井「そう、でしたの」(ショボーン

御坂「ごめんね。アイツの好物、一つくらい教えられたらよかったんだけど、……ね」


599:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 22:03:54.42 qXAraSjg0
白井「いえ、おねえさまがお気になさる事柄では…! 黒子が自分勝手な欲をだしたのがいけないのです」

御坂「ううん。好きな人のことって気になるモノ。そうなるのが当然。
   ………今日のデートで、もっとたくさん相手の『イイところ』が知れるといいわね」

白井「で、デートだなんて……っ!!」(///

御坂「男女で出かけるんだもの。デートよ」

白井「うぅううう。お姉さま、また、わたしをからかって楽しんでおられますわね!!」(///

御坂「あ、ばれた?」

白井「――お姉さま!!!」

御坂「はっは。そんな顔で睨まれても怖くないわよ」

白井「~~~~ッ。早く、お顔を洗いにいかれてはいかがですの?」

御坂「あーそうね。そうするわ」

600:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 22:07:13.01 qXAraSjg0
白井「なんだか、出かける前に疲れてしまいましたの」(ハァ

御坂「そだ、黒子ー?」

白井「まぁだなにかありますの?」

御坂「テンションあがってて見落としてるみたいだから忠告。
   外出時は制服着用がルールでしょ。だから、寮を出るときは制服で出かけなさいよ。
  
白井「………あ」

御坂「あと。私服にこっそり着替えるのには、セブンスミストの女子トイレがオススメよー」

白井「休日も制服着用の件、すっかりさっぱり忘れていましたの……」

御坂「最近、寮監のチェック激しいし、ワンピースは見つからないようにね~」

白井「げげ」

御坂「外出時のチェック、――健闘を祈るわ」

白井「ええー……。そんなぁ……」

601:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 22:08:06.72 ggOoap+xO
ってか一方さんってやたら人気あるけどただの極悪人じゃないの

602:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 22:08:08.75 pWGPj2cAO
一方さんと黒子のSS多くてだんだん好きになってきた

603:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 22:11:23.14 Fzxi3VM90
なんかすまん

604:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 22:19:03.37 qXAraSjg0
       ・
       ・
       ・

同日。午前九時半頃。

in 繚乱家政女学校経営の喫茶店前。


一方通行「…………」

土御門「にゃー。これまた意外なとこで会ったな、一方通行」

一方通行「…………」(プイ

土御門「おいいいい! 俺の顔をはっきりと見ておいての無視ですか!? オマエ、最近俺の扱いひどくないかにゃーー!?」



605:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 22:23:23.35 qXAraSjg0
一方通行「……チッ。なンでオマエがココにいやがるんだ」

土御門「いい質問ですたい、一方通行くん!!」

一方通行「気味悪い呼び方すンな」

土御門「聞いて驚け見て驚け!!  
    この『特別ご優待券』をとくと目に焼きつけろ!!!! 
    ジャンジャカジャンジャンジャーン♪♪♪ 『喫茶店オープン記念特別ご招待券』っっっ!!!!」

606:>>591ボケたつもりなのにマジレスなんて非道いわ
11/03/05 22:34:41.96 iEs9YTHe0
しえん

607:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 22:35:14.47 qXAraSjg0
一方通行「ご優待券なのかご招待券なのかはっきりしろ。
     日本語が不自由になるくれェにテンションあがり過ぎて、マジ引くンですけど」

土御門「日本語が不自由になるほどで結構!これがテンションあげられずにいられるかってモンです!!」

一方通行「勝手に言ってろ。俺まで巻き込んで騒ぐなよ」

土御門「オイ、一方通行」

一方通行「……付き合ってらンね」

土御門「貴様はなにをそんな冷静な顔でのほほんとしているんだ? 
    この現状を正しく理解していないのは、いったいどっちだ。
    いつからその無駄にスパコン並の性能を誇る優秀な頭脳で考えることを放棄した。
    宝は使ってこそ宝なんだ。ただ腐らせていくなんて愚者のすることだ」

一方通行「……現状を正しく理解していない?」

土御門「そうだ。この俺がこんなところにいると意味を考えろ。
    元・暗部連中とのコンタクトもとらず、『向こう』から押し付けられている『仕事』もほっぽり出して、ココに居る理由を」

608:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 22:49:04.40 qXAraSjg0
一方通行「土御門元春(オマエ)がココにいる理由……」

    (……学園都市上層部に動きがねェ以上、こちらもへたには動けない、というのが本意。
     元『グループ』にしろ『アイテム』にしろ。
     他の、崩壊した組織の生き残りのやつらも。
     自分たちが火ぶたを落とす側になるのは極力避けたい、と思っている。
     素養格付けだの特殊素材だの。未だに学園都市の深部はつかみきれていない。
     なんの準備もせずに短気に戦争をしかけて間抜けに玉砕するのは、もうこりごりだからなァ……)

    (垣根くンの著作権侵害した団体さンの件は、黄泉川が上手く片づけてくれた。
     他方のパイプが強い土御門と海原の両名に、裏側からもサポートしてもらっているから、問題ねェはず)

    (……『向こう』ってのは、魔術とかンな名前が関係してるところのことだろうが……)

    (――何か、何処かが動いたのか……!?)

609:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 22:51:14.20 PUbpKkIjO
私怨

610:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 22:56:21.66 qXAraSjg0
一方通行「―オイ、土御門ォッ!!」

土御門「ようやくまともな思考回路になったようだな一方通行」

一方通行「……よォやく。掴めそうな尻尾でも見つけたのか?」

土御門「――ハッ。尻尾、なんて可愛いもんじゃない。
    もっともっと真ん中の本命が、掴めそうなんだからな……っ!!」

一方通行「……ッ!?」





土御門「ようやく。よぉぉぉぉおおおおおやく!!!
    舞夏の和服メイドさん姿がおがめる日が来たんだにゃーーーーー!!!!!」

一方通行「」

611:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 23:00:46.54 I7X7FFn2O
ツッチーは本当に刹那に生きてんな
輝いてるぜ

612:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 23:13:18.44 jgJGR3qrO
しえんしえん

613:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 23:22:49.38 Hro4znsE0
土御門が予想通りすぎるwww

614:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 23:23:39.69 VFYnPCzrO
>>599の「~~~~ッ。」がバキにしか見えん

615:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 23:26:38.45 86GafI7V0
土御門shine


616:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 23:27:51.34 qXAraSjg0
土御門「繚乱家政女学校が運営する、生徒の実地研修を兼ねた喫茶店の開店を、
    俺は半年も前から今日という日をカレンダーに赤○をし、
    何度も何度も夢に見る楽しみにしていた、極楽な日を、ようやく迎えたんだぁああああああ!!! いやっはあああああ!!!」

一方通行「」

土御門「今回はオープン記念ってことで、
    今日は学校に通っている生徒の関係者のみに配布される『特別ご招待』をもつ人しか入れない日。
    普段はシックな本格的メイド服を身につけているが、
    オープン記念として&『現代日本における「メイド」イメージの理解・考察』という授業を兼ねて、
    俺が長年、常連として通い詰めている『変わった』メイド服を作ってる店の服を、生徒が着るだっ!!
    あの店では王道系に入る堕天使メイドも大精霊チラメイドは勿論のこと。
    堕天使の進化系の堕天使エロメイド、一風変わった小悪魔ベタメイドに女神様ゴスメイドをあるというじゃねーの……っ!
    
    もう、もう、正直堪りません!! ここは天国、気分はハレルヤ!! いきててよかったにゃあああああああああああ!!!!!!」

617:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 23:32:01.22 /uC4uZQMO
幸せそうだなぁ土御門

618:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 23:33:59.18 /tpIFR9s0
イイハナシダナァ

619:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 23:37:07.91 qXAraSjg0
一方通行「…………、」

土御門「愛しくてやまないゲテモノメイド服を身にまとう天使(マイエンジェル)たちに、
    『ご主人様お帰りなさいませ』とか『旦那さま……、コーヒーはいかがですか?』と奉仕されるとか……もうやべえって。ふひ」
   
一方通行「よし、土御門。今日からオマエはまごうことなく俺とは赤の他人だ」

土御門「ひどくね!? オマエだって『尻尾掴む』とかいってじゃねーか!! 
    あれだろ。ここにきた理由だって、猫耳にゃんにゃんメイドに萌え萌えキュン☆するためなんだろ……?」(ポン

一方通行「勝手に意味わかんねェこと察して仏のような顔で人の肩にそっと手をおくな!!!」

土御門「わかってる。てれ隠しなんて必要ない。本音で語り合おうぜ……俺達、同志だろっ!?」

一方通行「一人で語ってろ!!!」

620:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 23:38:49.77 iEs9YTHe0
これはひどい

621:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 23:47:02.54 qXAraSjg0
土御門「貴様……何故、メイドさんの良さを分かろうとしないッ!?」

一方通行「急にニャーをとるな。シリアスモードになるな。
     少しでも真面目に考えこンでた俺が馬鹿しいだろ。
     こンなくだらねェことに少しでも脳神経をつかったこと激しく後悔中なンだよ、俺は」

土御門「一方通行。……いいぜ、開店まであと三十分ある。
    それまでオマエにはじっくりたっぷりメイドさんの語りつくせないほどの魅力について教えてやるにゃー……」

一方通行「なにも聞こえませン見えませン」



舞夏「おいこらこの馬鹿兄貴。なにを他人様に下心しかつまってないメイド萌えを押し付けようとしてるんだー? こらー」

禁書目録「あ、もとはる、おはよーなんだよ。……あれ? 貴方はこの間のティッシュの人?」

622:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 23:49:01.95 CtMieNX4O
なるほどそうきたか

623:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 23:56:41.93 Hro4znsE0
インターチェンジさんここで働くのか

624:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 23:59:29.73 qXAraSjg0
土御門「ま、舞夏っ……! そ、その、こ、こここれはだにゃー?」(アセアセダラダラ

舞夏「言い訳なんて女々しいことはするんじゃないぞー。
   メイドのうわべだけに心奪われ、その本質に目を向けようとしない野郎にメイドを語る資格はないんだなー?」(ドコスッ!!

土御門「ぐふぉおッ!!!」

舞夏「他のご招待客の皆さまに迷惑だからなー? しばらくはそこで大人しくしてろよー?」

土御門「…………い、いい、裏拳だった……。がく」

一方通行(格闘戦に強い土御門を一発K.O.だと…? この女、いったい何者だ…?)

625:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 00:05:42.80 1tCl6tidO
>>601
ゾーマが好きな人間もいっぱいいるだろ?
つまりそういうことだ

626:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 00:08:44.63 jp2G0Rrx0
禁書目録「ねえねえ。あなた、いつぞやかハンバーガーを奢ってくれた親切な白い人だよね?」

一方通行「あァ? オマエは……?」

禁書目録「貴方、それとなく、おっちょこちょいな人だったんだね。
     『ミサカネットワークを使用する機器のバッテリーを取ってこい』って言ったのは貴方なのに。
     カエル顔の医者のところにいったら『もう向こうに届けたよ。おや、行き違いになってしまったようだね』って言われちゃったんだよ?」

一方通行(…………あァ。コイツ、木原くンをボコった日にあったシスターか。
     そォいや、ンな事適当にに言って、さっさと追っ払ったンだっけな、確か)

    「悪いかったな。あン時は互いに連絡が上手くとれてなくてな。手間、かけさせた」

禁書目録「終ったことだし、いいんだよ。それより貴方の探していたあの小さな女の子は、そのあと見つかったの?」

一方通行「あァ。おかげさンでな」

禁書目録「そっか! それはよかったね!」

627:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 00:15:23.76 jp2G0Rrx0
一方通行「見つけたら見つけたで喧しい毎日だが……。
     そンでも死んだよォな面で大人しくされるよりかは何万倍も何億倍もマシだな」

禁書目録「―そうだね。なんだかんだいっても、元気で笑って一緒にいれることが一番かも」

一方通行「オマエは、あン時探していた奴と今も一緒に居ンのか?」

禁書目録「……ううん。今は、違うよ。あの時は見つけられたんだけど」

    「―――」
   
    「……また、はぐれちゃったかも」

一方通行「……?」

628:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 00:15:37.86 sEy5Sfds0
支援

629:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 00:23:33.32 HLxqNW0kO
切ない

630:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 00:24:05.14 jp2G0Rrx0
禁書目録「きっと。とうまはまた私の知らない『遠いところ』で、あばれまわってるんだろうなー」

一方通行「なンだァ? そいつはまた、道にを進めば進むだけ道に迷いやすい厄介なことこの上ない体質とかか」

禁書目録「一度じぶんが進むべきところが分かると、それにむかって一直線に進む人だから」

一方通行「ンで、周りの目とかまったく見えなくなるパターンだな」

禁書目録「あははは。まったくもってその通りかも」

    「…………とうまは、いつもいつもわたしを置いてけぼりにして、一人で突っ走って、傷ついて」

    「―それで、ただ「助けたい」って一心で、困っている誰かを助けるの」

一方通行「頭の作りが目出度い野郎みたいで結構じゃねェか」



631:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 00:31:55.21 TCJ2f0eGi
ここでこう繋げるかー
この禁書さんは学園都市で健気に上条さんを待ち続けていると思うと…。・゜・(ノД`)・゜・。

632:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 00:37:21.42 gLg8C4d70
綺麗なインさんだ

633:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 00:38:51.99 jp2G0Rrx0
禁書目録「時には周囲のことを――わたしのことを、頼ってもくれてもいいんだけどね」

一方通行「……この前みたいに、自分の脚で探しにいかなくていいのか?
     にゃーにゃーうるさい野郎が騒ぐよォなところで道草くってる暇すら、もったいなさそォだが」

禁書目録「とうまはね、『必ず、戻る』って言ったの」
     
    「私も、『いつものとうまが帰って来てくれるなら、何でもいいよ』って言ったから」
     
    「とうまは約束は破らないから。 
     どんなときだって最後には帰ってきて『ただいま』って言ってくれてから」

    「いままでがそうであったように。これからもそうだって、わたしは信じてる」

一方通行「……そォかい。それまでオマエは一人で良い子でお留守番、か」

禁書目録「心配してくれるの? ありがとう、やさしいんだね。
     大丈夫だよ。だって、わたしはひとりじゃないんだよ。だって、この子がいるもん」

スフィンクス「にゃー(訳:おうともよー!!)」

一方通行「あン? 猫だァ?」

禁書目録「スフィンクスっていうの。かわいいでしょ」

一方通行「……まあ、猫耳にゃんにゃんメイドって訳のわからないものよりは、幾分か素直に可愛いとは思えるな」

634:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 00:49:55.43 jp2G0Rrx0
禁書目録「……本当はね。『遠隔操作用の霊装』で受けたダメージの回復のために、
     英国に帰らなきゃいけなかったんだけど。わたしの我がままで無理やりこっちに戻って来たの」

一方通行「オマエ、日本人には見えねえとはおもっていたが。英国人とはなァ」

禁書目録「私が英国人かどうかは定かではないけど。元々居た場所は、英国ではあったかな」

一方通行「自分の人種くらいは知っとこうぜ……」

禁書目録「『まずは治癒に専念したるべきでありけるに……』
     な~んて、眉をしかめられたっけなぁ。
     でも、もとはるが協力してくれてね。
     『もとはるを暫定的な保護人にする』って条件で、こっちに戻ってくることが出来たの」

一方通行「へェ。あいつもたまにはマシな働きすンじゃねェか。只のメイド萌え変態じゃねーのな」

     (――話しを聞いてる限りだと、コイツも、魔術とかになんらかの関わりがある奴、なのかもしンねェな)

635:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 00:56:41.21 jp2G0Rrx0
禁書目録「もとはるにも、まいかにもお世話になってるから。
     今日のオープン記念はとても忙しいみたいだから、お礼の意味もこめてお手伝いしようかと思って」

一方通行「あのガキが聞いたら、リアル鶴の恩返しだー! とか言って目を輝けそォな話題だ」

禁書目録「そうだ。こんなにお話しをしているのに、わたしはまだ自分のことを名乗っていなかったね」
    
    「私の名前はインデックスって言うんだよ。
     正式名称は『Index-Librorum-Prohibitorum』。
     魔法名は『dedicatus545』、献身的な子羊は強者の知恵を守る、って意味だね!」

一方通行(な、――Index-Librorum-Prohibitorum――ッ!!??)

636:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 01:12:04.11 0bsajCN+0


637:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 01:17:55.14 jp2G0Rrx0
一方通行「……オマエが『Index-Librorum-Prohibitorum』……?」

禁書目録「そうだよ。名前が長いから普段はインデックスとか禁書目録って呼ばれてるけど」

    「それがどうかしたのかな?」

一方通行(…………エイワスの言っていた『ロシアへ行け』という言葉。
     激闘した後に、ヒーローが残していった『禁書目録』とかかれていたメモ。
     俺が今までに見たことも聞いたことも触れたことも無かった情報が詰め込まれていた例の羊皮紙。
     AIM拡散力場の塊――科学の天使がいっていた打ち止めのウイルスを『歌』で除去した『ともだち』――ッッ)

    「…………、Index-Librorum-Prohibitorum。いや、インデックス」

禁書目録「うん? なにかな?」

一方通行「……オマエ、『歌』は好きか?」

禁書目録「? 好きか嫌いか、と聞かれたら好きかも、だよ?
     これでも一、シスターだもの。讃美歌なんかも嗜んでいたりするし」

一方通行「……そォか」

    (―――なるほどな。曖昧だったパズルのピーズが、いま、完璧にハマった)

638:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 01:19:20.89 EiOIeeRj0
支援!

一方さん、自分はロシアで人種聞かれてスルーしたくせにw

639:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 01:36:35.78 jp2G0Rrx0
禁書目録「そういうあなたは、歌うことは好きなの?」

一方通行「いや。あンな生命力を根こそぎ奪われるような特異な『歌』を好んで歌おうとは思わない」

禁書目録「……? ちょっと、言ってることがよくわからないかも」

一方通行(コイツがIndex-Librorum-Prohibitorumで。
     アイツ(エイワス)に簡単にのされて絶望した俺に、
     ひぃひぃ、擦れたような声で苦しそうにしているクソガキに、
     まだ道があると。雷雲の中にさす一筋の光のように示してくれのが、
     禁書目録の情報(コイツ)だったってことだな)

    (こいつは『歌』を謳って打ち止めを助けてくれたばかりか、
     『歌』という存在を提示してくれ、――打ち止めを助ける足掛かりにもなってくれた)

    (――二度と、こいつに脚をむけて寝ることは出来ねェな)

640:>>606突っ込みは愛だろう
11/03/06 01:40:38.87 V9QNYZDi0


641:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 01:41:02.45 jp2G0Rrx0
禁書目録「あーーー!!」

スフィンクス「んにゃ!?(訳:なんですかお嬢さん急に大声出して)」

禁書目録「わっとっと、おしゃべりをしていたらもうこんな時間。
     そろそろわたしはお手伝いにもどえらないと、それじゃあまたね。あくせられーた」(パタパタパタ

一方通行「……………」


一方通行「―――インデックスッ!」

禁書目録「……? なにかな」(ピタ

642:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 01:43:14.71 jp2G0Rrx0
一方通行「…………その、」

禁書目録「その?」


一方通行「――」

    「あの時は…………」

    「……あの時は」

    「―――本当に、世話になった」


禁書目録「あのときって病院でのこと? それならもういいって言ったのに」

一方通行「いや、礼を……言ってないと、思いだしてな。……引きとめて悪かった」

禁書目録「ふーん? 律儀なひとだね、あくせられーた」

一方通行「……そォいうことに、しといてくれ」

643:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 01:44:35.43 eMxQC0Gu0
一通△

644:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 02:01:11.10 QoLHGhOK0
この二人も好きだなー

645:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 02:20:33.80 jp2G0Rrx0
もう2時だ昼寝の時間だ

恒例安価

一方さんは黒子を恋愛対象として見ていないようです。
彼の頭をペシっとひっぱたいて渇を入れるのは誰? >>+5

1御坂美琴
2番外個体
3打ち止め

ほかにまだ出てきてなくて、こいつだせよって人物がもしあれば >>+10

646:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 02:21:59.14 Y5RDTw1u0


647:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 02:21:59.83 RxjoPnvJO


648:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 02:22:37.22 qUcPDUzJO


649:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 02:22:38.05 ZWj8AZbL0
1

650:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 02:23:39.09 QoLHGhOK0
そうだね俺もそろそろ昼寝しようかな(棒

ksk

651: 忍法帖【Lv=2,xxxP】
11/03/06 02:23:53.48 5xnsm7WV0
1

652:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 02:23:54.10 la/vsdOk0
1

653:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 02:24:42.42 HLxqNW0kO
1

654:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 02:24:56.94 U7OqsJUDO
テッラさん

655:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 02:25:08.21 la/vsdOk0
無効安価は↓が採用なのかな?

656:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 02:25:51.23 QoLHGhOK0
レッサー

657:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 02:26:40.12 HLxqNW0kO
こんなに人いたのかw

658:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 02:28:09.19 r94Z9cbx0
醤油と麦チョコの勝利で終わって暇をもてあました人がいっぱいいるからな

659:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 02:36:18.75 tUhDNuSg0
美琴にそげぶされる一通さんか胸が熱くなるな

660:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 02:49:49.32 tUhDNuSg0
よく見たらレッサーだったorz

661:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 02:57:17.55 aDKQcE8Z0
いや、安価指定の一個下って意味だから美琴であってるんじゃね?

662:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 02:58:46.07 8QzDKeXN0
保守

663:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 03:08:35.75 EvGDF7cx0
>>660
一方さんを叩くのが+5
他に出して欲しいキャラは?が+10
だから美琴であってるよ

664:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 03:09:59.43 qu9mIIDd0
レッサーわろたwwwなんでやねんwww

御坂ならついでにドシリアスの一方+御坂の和解話もしてくれたら胸熱

665:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 03:34:06.78 tUhDNuSg0
よかったレッサーに喝を入れられる一通さんはいないんだね

666:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 04:12:02.25 1EzMmR2E0
h

667:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 04:59:04.00 8QzDKeXN0
保守

668:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 05:37:23.95 3AwbOJC6P
URLリンク(i.imgur.com)


669:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 06:40:04.15 yOLFV3VyO
ほし

670:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 07:42:59.14 voylfrSiO
(U^ω^) わんわんおですの!

671:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 08:36:50.82 YRacsEbK0


672:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 09:10:48.45 z4yzrtjV0
しゅ

673:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 09:28:04.78 1tCl6tidO
フレ

674:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 09:35:17.97 cxMsijrK0
/

675:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 09:47:07.46 sYCMj7B70
ンダ

676:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 10:11:24.37 xoJNf5g4i


677:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 10:26:36.68 Y4iELife0


678:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 10:55:13.07 Y4iELife0


679:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 11:04:45.78 3zgmDX3KO
上条「ビリビリ!崖の上を行くように!」
御坂「ラブラブ!したっていいじゃないかよう!」

680:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 11:08:59.78 bws5b0/O0


681:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 11:11:33.03 55DGRmMF0


682:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 11:41:32.59 bws5b0/O0


683:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 12:00:30.39 Z1ZytK+/0


684:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 12:12:35.75 LcY99w1SO


685:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 12:42:09.85 tUhDNuSg0


686:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 12:47:06.50 jp2G0Rrx0
おはよう 保守ありがとー

687:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 12:55:16.33 xoJNf5g4i
待ってたぜ

688:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 13:02:05.01 tMYgq6Jm0
おはよう

689:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 13:02:47.62 OFEQKKJmO
来たか

690:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 13:03:40.40 jp2G0Rrx0
舞夏「メイドという存在を穢す輩に私は容赦はしないからなー?
   可哀想にな。私が腕によりをかけて作った絶品カレーライスは私とシスターだけで食べるとするかなー」

土御門「そんな、殺生な……ッ! 
    愛しの舞夏お手製のカレーライス、俺も食べたいに決まっているにゃー!
    鼻をくすぐる香ばしい匂いだけで心奪われてしまうのに、おあずけを喰らうなんて……っ!」

舞夏「自業自得とは、まさにこのことだなー」


禁書目録「まいかー。そろそろ休憩きりあげて厨房の方にもどらないと、なんだよー」(オーイ


舞夏「もうそんな時間か。それじゃあな、馬鹿兄貴」

土御門「ま、舞夏ぁ~」(ショボーン


一方通行「ハッ。ざまァねェな、アイツ」



691:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 13:15:52.32 jp2G0Rrx0
土御門「舞夏がいつにもまして冷たい」(グス

一方通行「そりゃァ、家族愛を通し越した男の欲望全開の情欲を向けられたら、フツーは引かれるもンだろォが」

土御門「……欲望全開とは聞き捨てならないにゃー。
    これでも舞夏への想いに一点の曇りすら持ちこんでいる気はさらさないんだぜい?」

一方通行「なるほど。オマエがいつも義妹義妹とクソうるせェのは、あのガキが元凶か」

土御門「あのガキよばわりするな。土御門舞夏ってかわいい名前があるんだ。
    ま、俺の目の前での舞夏を呼び捨てにするなら貴様でもぶっつぶすがな。
    付け加えて、俺のいない所で呼び捨てにする野郎は地獄の底に叩き潰す気満々なので、夢夢わすれないことだにゃー」

一方通行「頼まれても呼ばねェよ。興味ねェし」

土御門「ああん!? オマエ、舞夏の可憐さを理解する頭もねえのかにゃー!?」

一方通行「さっきと言ってることが素晴らしいほど綺麗に矛盾してンぞ、土御門……」

692:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 13:16:16.83 55DGRmMF0


693:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 13:17:53.91 LcY99w1SO
にゃーにゃー言ってるうちは安心して見られるが……

694:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 13:23:08.72 r94Z9cbx0
ところどころ暗部モードになってるな

695:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 13:23:52.76 jp2G0Rrx0
土御門「舞夏をほかの野郎に手を出されるのは絶対ゆるさねえ。
    けど、舞夏の可愛らしさをわかろうとしねえ下衆もむかつくことこの上ないだにゃー」

一方通行「面倒くせェ」

土御門「面倒くさくて結構だにゃー。その矛盾を心にひめながら義妹のために生きる男、それか俺っちなのにゃー」

一方通行「あ、っそォ」

土御門「そうなんですたい」

一方通行「――オマエが『賭ける』と思うに相応しいなら、それでいいンじゃね?」

土御門「『賭ける』なんて言葉は薄っぺらいな。俺は、アイツに全てを『捧げて』いるさ」

一方通行「それはそれは。とンだドM野郎だなァ」

土御門「ドMいうな」

696:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 13:33:07.51 cxMsijrK0
シエンタ

697:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 13:36:19.11 jp2G0Rrx0
土御門「……一方通行」

一方通行「なンだ」

土御門「いいか。次こそ、俺達の手で勝利をブン取りに行くぞ」

一方通行「当たり前だ」

土御門「ただ『勝つ』だけじゃない。
    徹底的に絶対的に決定的に、俺達の俺達による俺たちのための勝利をもぎ取る。
    真正面から背後から。きなクサェ奴ら全員をすべて叩き潰し終止符を打つ
    ここまできたんだ。済し崩しのような情けない勝利はいらん。―-欲しいとも、思わない」

一方通行「――上等だ。その提案、乗ってやる」

土御門「乗るもなにも、はなからオマエは強制参加だ、一方通行』

698:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 13:43:22.73 jp2G0Rrx0
一方通行「自己決定権の尊重くらいしろよ」

土御門「それこそ今更すぎる配慮だろうが。
    元・暗部連中に自己決定権もクソもねえ。
    オマエも俺も――いや、他のやつらもだな」
   
   「海原光貴も、結標淡希も、浜面仕上も、麦野沈利も、絹旗最愛も、滝壺理后も、心理定規も、他の連中も」

   「いまはまだ学園都市の鎖を断ちきれたいない奴ら全員、強制参加だ」

   「全員で、テメェらの大事なモンを、取り返す」

699:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 13:51:00.79 EvGDF7cx0
かっけえ…

700:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 13:51:20.32 jp2G0Rrx0
一方通行「…………」

土御門「まだ時期ではない。準備も整っていない。
    それでもいずれ時はくる。必ず、学園都市の上層部は痺れを切らして動き出す」
    学園都市は再び俺らから全てを奪おうと牙をむく――それが、開戦の合図になることも知らずにな」

一方通行「…………」

土御門「牙をへし折り喉元を噛み砕くはこちら側だ」

一方通行「楽しみ過ぎる遊びのお誘いアリガトウ。……全力で楽しンでやるよ、こン畜生」

土御門「おお。愉快に素敵に暴れまくれや、第一位さんよ」

701:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 14:01:45.69 OFEQKKJmO
しえん

702:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 14:13:05.34 jp2G0Rrx0
一方通行「あァ、いいぜェ最高じゃねェか……。
     あまりに愉快だからな、お望み通りに働いてやってもかまわやしねェさ。くひっ」

土御門「それなりに頼りにしてるぞ」

一方通行「オマエこそ俺の足を引っ張ンじゃねェぞ」

土御門「そこまで落ちぶれてはいない」

一方通行「くきかきっ。だといいがなァ」

703:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 14:29:13.49 jp2G0Rrx0
土御門「……ま、それも『今』の話しではないにゃー。全ては『これから』。
    ようやく享受できた平和を今この時ばかりは堪能するのが流儀ってモンですにゃー」

一方通行「オマエ……。本当に切り替えのタイミングがつかめねェ野郎だなオイ」

土御門「褒め言葉として受け取っておくにゃー」

一方通行「褒めてねェ」

土御門「さーて! 舞夏の和服メイド妄想したらテンションが再びあがってきましたよぉおおお!!」

一方通行「どれほどのことを口にしても、所詮、シスコンはシスコンか」(ハァ

土御門「ぐふふふふ。和服メイドの画像はメイド服大全で確認済みだにゃー!
    黒地に白い花が散りばめられた着物、ふともも絶対領域をみせるためのミニスカ丈!!
    いいよー!! いいよおおお!! 
    …………舞夏のやまとなでしこ七変化楽しみだにゃぁ~」(キラキラ

一方通行「やっぱオマエ、俺とは赤の他人ってことでヨロシク」

704:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 14:42:17.12 jp2G0Rrx0
土御門「まだかにゃ、まだかにゃ~♪ 和服メイドの、義妹はまだかにゃ~♪」

一方通行「学研のCMのメロディで即興の替え歌をつくンな」

土御門「あれ? というか、一方通行。
    猫耳にゃんにゃんメイドがお目当てじゃないってんなら、なんでここにいるんだ?」

一方通行「…………別に」

土御門「喫茶店とはいえ、今日はオープン記念の日だぜい?
    繚乱家政女学校の近親者や親しい友人しか来れないはずなんだが……」

一方通行「………俺がそンな事知るか。ただ、俺はここに来いと言われただけだ」

土御門「誰に?」

一方通行「…………」

土御門「おやおやおやぁああ!?」(ピキーン

   「これは、なんだか昨日の話題のつづきな気がしてきだぜい??」

705:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 14:45:13.52 jp2G0Rrx0
一方通行「うるせェ黙れ喋るなぶち殺れてェのか」

土御門「へえ、へえ。にゃるほどにゃるほど。
    オマエをここに来いと言ったのがあの子なら、ココをデート場所に選んでも可笑しくない」

   「なにせココは料理もうまいしコーヒーもうまい。
    舞夏を筆頭に、メイド見習いの生徒たちが作るんだからな至極当然。
    舞夏も『ご招待券』を何人か友人に贈ったといっていたし、つじつまも合う」

   「いやいや実に。『白井黒子ちゃん』は、オマエのことを考えてのチョイスをしたようだにゃー?」(ニヤニヤ

一方通行「どうしても死にてェよォだな」(カチ

土御門「ちょ、街中で能力仕様とかシャレにならねえから!!!!」

一方通行「――次、会う時は来世だな」

土御門「ぎゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!!」



706:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 14:50:08.00 OFEQKKJmO
黒子まだー

707:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 14:59:07.35 FXQkQOrw0
灰は灰に
土御門は肉塊に

708:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 15:07:13.37 cxMsijrK0
紫煙

709:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 15:16:06.70 jp2G0Rrx0
        ・
        ・
        ・

同日。午前10時頃。

in 路上



白井「はて。土御門からいただいた『ご招待券』が使えるお店はこの辺りだったはずなのですが……」

レッサー「おつかいに来たのはいいんですけど、ここはいったいどこでしょう。
     イギリス国内ならば国道裏道下水道とどこへだっていけますけど、
     こんな訳のわからない街をあるくとか、罰ゲームか何かですかこれは」

白井「土御門ももう少し詳しく説明してくれてもよかったですのに……。
   『なにやらキャッキャウフフな展開になってるらしいじゃないかー。これを』」

710:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 15:23:31.31 jp2G0Rrx0
白井「土御門ももう少し詳しく説明してくれてもよかったですのに……。
   『なにやらキャッキャウフフな展開になってるらしいじゃないかー。
    そんな白井にはこれを進呈しよう。ぜひぜひ、遊びに来てくれなー』
    と、それだけを言って、場所については曖昧にしか教えてくれませんでしたの」

レッサー「というより、私はイギリス清教の下へとくだったつもりはこれっぽっちもないのに。
     あの最大主教。人をこき使いすぎなんです。本当に人の嫌なところを上手くついてきてくれたものです。
     『これも我々イギリスのためになることなのだけど』なんて言われたら、やるしかないじゃないですかー!! こんチキショウー!!」

白井「早く行かないと。待ち合わせの時間はとっくに過ぎていますの」

レッサー「早く目的地に行かないと。さっさとお仕事終らせて私はイギリスに帰りたいんです」


白井・レッサー「「……うう。それなのに現在進行形で迷子になってます」」


白井「ん?」

レッサー「へ?」

711:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 15:26:59.73 jp2G0Rrx0
朝昼飯る

712:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 15:30:46.82 tUhDNuSg0
朝飯(笑)

713:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 15:34:09.66 skhayCIUO
レッサーって何者?

714:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 15:35:13.24 YVBEdF1s0
>>713
原作読め

715:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 15:37:58.96 cxMsijrK0
また時差がwww

716:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 15:40:49.46 voezMV2+0
>>713
上条の何人目か分からない嫁候補

717:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 15:43:46.46 LcY99w1SO
>>713
マジックハンド(見た目も動力も)使い
小悪魔尻尾デフォ
肉食野望系ロリ

という安価で作ったかのようなカオスキャラ

718:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 15:45:14.81 r94Z9cbx0
>>713
上条さんに色仕掛けしようとしたら逆に怒られた人

719:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 15:56:24.13 kS08vicS0
>>717
……ディスガイアのエトナしか想像できねぇ……

720:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 16:02:29.91 voylfrSiO
>>719
黒髪ロング丁寧口調エトナ

721:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 16:30:31.43 jp2G0Rrx0
白井「ええっと……」

  (が、外人……? ぱっと見白人の方のようですけど……。
   なにかお困りのご様子ですけど、日本語が通じるでしょうが。英語仏語それともロシア語?)

レッサー「ああ。もしかしてもしかしなくとも、現地のお方でしょうか?」

白井「(に、日本語……)は、はあ。そうですけれど」
  
レッサー「お時間が無いようなら申し訳ありませんけれど、
     ちょっと私を助けていただけないでしょうか。
     巡り巡って貴方の行為はいずれ英国のためとならないと思えば、苦痛でもないでしょう」

722:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 16:31:49.89 IaIexpUS0
レッサーに拉致されたい

723:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 16:32:48.14 jp2G0Rrx0
ならなかっただめだorz
○英国のためになると思えば

724:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 16:34:00.86 VPKOZrABO
>>558
読んだぜ
なかなか良いな

725:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 16:52:52.44 5x3A2vVR0
ところで和服メイドって言われても琥珀さんしか想像出来ない

726:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 17:39:52.27 voylfrSiO
ん?


727:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 17:53:29.91 kKDSx3RO0
急用かな

728:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 18:28:45.20 tMYgq6Jm0
補習ですの

729:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 18:36:33.35 KhA4v02u0
>>725
琥珀さんは割烹着だろ

730:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 18:42:48.10 5x3A2vVR0
>>729
それは分かってるんだが、翡翠さんの所為もあって琥珀さんしか頭に浮かばないんだよね

731:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 18:43:47.36 jp2G0Rrx0
白井(またえっへんと無い胸をはって……。
   それにしてもどうしましょう。わたくし自身、待ち合わせに遅刻確定ですのに。
   5分前行動さえ出来なず、約束の時間さえ守れないルーズな女性と思われたくないですの……)

レッサー「で、どうなんです?」

白井(……嫌われたくはありませんわ。馬鹿な女と失望されたくもありませんの。
   たまには誰かに染まってみるのも悪くないと。信念や理念を曲げるのも苦くないと――思いましたけど)

  (――でも、)

  「風紀委員(これ)ばかりはあの方のためと言って、曲げることは不可能ですわね」(ハァ

レッサー「?」

白井「そこのお方」

レッサー「あ、はいっ」

白井「……英国のためとかはよくわかりませんけれど、
   わたしくは、貴方のために、お手伝い差し上げますの」

732:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 18:51:42.25 jp2G0Rrx0
レッサー「本当ですか?」(パァァァアアア

白井「ええ。先ほどからのご様子から察するに、道に迷った――」

レッサー「いいえ! 決して私は迷子になったのではありません! 
     ちょこっと地図の見方が分からず感で歩いていたら、見覚えのないところに出てしまっただけです!」

白井「それを迷子になったというのですわ……」(ボソッ

レッサー「何かを目標にして進もうと、あのグルグルと巨大扇風機を目印にしたのにー」

白井「巨大扇風機……? ああ、風力発電の風車のことですわね。
    方法は悪くありませんが選んだ建物が悪かったようで。
    学園都市の電力全てを賄うために風車はそれこそ多数、建造されていますから……」

レッサー「この何処をいってもあまり景色が変わらない風景がいけないのです。ううぅ」(ガックシ

733:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 18:56:34.14 jp2G0Rrx0
レッサー「グルグルのほうもまったく私の役にたちませんでしたし……。
     この街は即刻外部者に優しくない作りの街づくりを一からやり直すべきだと思います」

白井「して、巨大扇風機につづくグルグルとは、なんですの?」

レッサー「あれですよ。空をずっとグルグルしているヤツ」

白井「空?」

レッサー「今も飛んでいる、巨大なアレです!」

白井「………………、飛行船、ですか」

レッサー「どこからでも見えるので言いかなと思ったのですが」

白井「あれはニュースなどを流す飛行船ですわね。
   確か、日中の特定の時間に特定のコースを巡回している、と聞いたことがありますの」

734:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 18:58:22.71 8KsSPkIK0


735:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 19:00:42.20 jp2G0Rrx0
白井「とんちんかんな方法ですけど。まあ、貴女の努力の影はみえましたの……」

レッサー「術をつかわない以外の方法で、自分に出来ることは全てやったんです」

白井「(術?)もしこちらにお知り合いがいらっしゃるのでしたら、
    その方に携帯電話で連絡を取って迎えに来てもらう、といった解決策もあったと思われましてよ?」

レッサー「……あっ」

白井「今気がついたんですの……」(ハァ

レッサー「で、でも! 今は貴女が手伝ってくれるそうですし、大丈夫です! 百人力です!」

736:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 19:05:46.07 jp2G0Rrx0
白井「それで? 貴女はどこへ行きたいのですか?」

レッサー「ええっと。ぶっちゃけて言うと禁書目録の元へいくのが目的なんですが……」

白井「は? き、きんしょ……? なんですのそれ」

レッサー「やっぱり一般人に伝わる訳がありませんよねー……。
     あの少年にかわり現在、暫定的に魔導図書館の管理人をしている陰陽師の話しでは……」(ガサゴソ

白井「地図か何かお持ちなので?」

レッサー「ええ。簡易的な地図ですけど。禁書目録―いえ、私の知り合い(?)が
    今日はこの地図の赤いマーカーが引いてある建物にいると聞いているので」

白井「では、その建物までご案内すればよろしいですか?」

レッサー「ええ!」

白井「えーっと。どれどれ?」

737:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 19:08:59.66 jp2G0Rrx0
       ・
       ・
       ・

同日。午前十時十分。

in 繚乱家政女学校経営の喫茶店前。



一方通行「…………よォ」

白井「ど、どうもですの」

一方通行「確か、集合時刻は十時ジャストだっだと、記憶しているんだが」

白井「貴方のおっしゃる通りですわ。返す言葉もありません。連絡もせずに遅刻してしまい申し訳ありません……」(ペコリ

738:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 19:12:04.92 jp2G0Rrx0
一方通行「……別に、」

レッサー「あ、あの!」

一方通行「あァ?」

レッサー「あの、このツインテールの少女を叱らないであげてくださいっ」

白井「あなた……」

一方通行「誰だァ、オマエ」

レッサー「レッサーと申します。この少女がこの場に到着するのが遅れたのは、単に私のせいでもありますので!」

白井「いいえ。わたくしが好きでやったまでのことで……」

一方通行「―ーどォいうことだ?」

739:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 19:18:34.22 xoJNf5g4i
しえん

740:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 19:25:06.08 +nI8PhfC0
フロリスううううう

741:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 19:33:55.22 yeVRErE0O
しえん

742:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 19:34:06.72 ruQb8rCgO
レッサーってのが誰か知らんが可愛い

743:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 19:42:34.21 qkre9gtn0
タイトル黒人に見えた


744:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 19:52:48.77 xoJNf5g4i
>>742
URLリンク(beebee2see.appspot.com)


745:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 19:57:27.52 gLg8C4d70
本当に安価で作ったみたいなキャラだな

746:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 19:59:08.49 ruQb8rCgO
>>744
え…なにこれ可愛い…

747:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 19:59:50.81 jp2G0Rrx0
レッサー「どういうことと問われれば答えてあげるのが世の情け。
     本日私は遠路はるばる外から学園都市に、知人を尋ねに来た訳ですが、
     その……、――認めるのはとても悔しいですが、ええいここの際仕方がありません。
     可愛らしい迷子の迷子の子猫ちゃんとなり、この機械ばかりの街に一人でポツンとしていたのです」

一方通行「前置きが長ェよ」

レッサー「せっかちですね。何事も早く急ぎ過ぎると女性から失望されてしまいますよ?」

一方通行「オマエは俺に喧嘩をうってンのかァ? ああ!?」

レッサー「短気も減点です」

748:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 20:12:05.72 pwXyKphVO
レッサーたしか一方みたことあるよな?

749:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 20:17:14.69 jp2G0Rrx0
一方通行「こンのガキッ……」

白井「あ、一方通行さん。落ちついて。多分彼女も別に悪気があって言ってるわけでも」

レッサー「ええ勿論。話過ぎではなく私の慈悲深さから生まれる親切心からの発言です」

一方通行「…………」(ピキッ

レッサー「話しがずれてしまいました。
     話題がすぐに本題から脱線してしまうのは女性特有の習性ですね。見逃して下さい
     いい加減こめかみの血管が破裂しそうな顔で睨まれていますし
     もったいぶらずに離しますけど、用は彼女がここまで私を道案内してくれていたのですよ」





750:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 20:26:16.72 jp2G0Rrx0
一方通行「……今時の風紀委員は迷子センターの代わりまでしてンのか」

白井「治安維持機関と壮大な名を冠においていますけれど、風紀委員も警備員もやっていることは基本的に雑務中心ですの」

一方通行「ほォ……。そりァ御苦労なこって。俺には無理だわ。
     小生意気なガキは一人でも手こずるってのに……」

レッサー「小生意気なガキとは失礼な! これでも私はせくしぃな女性ですよ!?」

一方通行「……あー。悪い。なンか理解できないへたくそな日本語が聞こえてきたんですけど?」

レッサー「ムキー!! あのですね。そこまで言わなくてもいいんじゃありませんか?
     確かに恋人さんとのデートに私みたいな邪魔ものが介入していまった事は申し訳ないと素直に謝罪しますけどぉっ」

一方通行「あ? 恋人?」

白井「あ、あああああああなた何をいってるんです、だ、誰が、こ、こい」(アワアワ///

751:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 20:31:49.44 jp2G0Rrx0
レッサー「貴方がたのことですけど?
     まあ、恋人さんが遅れてしまったのは、親切心をもって私を助けてくれたからですので。
     そこら辺は履き違えずに、怒るのではなく、むしろよくやったと褒めてあげて下さい。
     女の子は好きな人に褒めてもらえる分だけ、素敵なレディーになるますから」

白井「……べ、べつに、こいびとというかんけいでは」(ゴニョゴニョゴニョ

一方通行「………………あー……」

    (――コイツのこの反応、もしかして「めんどい」ことになってる…のか?)


レッサー「親切なツインテールの少女さん。ここまでありがとうございました。それでは、私はこれにて!」(タタタタタッ


一方通行「――チッ」

    (あンのガキ、かき回すだけかき回して妙な空気を置き土産にトンずらかよッ!!!)

752:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 20:35:17.47 la/vsdOk0


753:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 20:35:35.13 jp2G0Rrx0
一方通行「…………」

白井「…………うう」(///

一方通行「……………」(ハァ

    (やたらメールで俺のこと聞きたがるし嫌な予感はしていたンだが……)

    「………これ以上外にいるのもなンだし、店の中ァ入るぞ」

白井「は、はいですのっ」


        ・
        ・
        ・

754:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 20:39:35.38 Z1ZytK+/0
黒子かわいいしえん

755:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 20:42:28.83 Z1ZytK+/0
さるよけぽん

756:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 20:45:57.48 Z1ZytK+/0
ぽん

757:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 20:48:33.08 Z1ZytK+/0
ぽん

758:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 21:02:00.08 h3lIBNvd0
ふむ

759:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 21:07:43.28 jp2G0Rrx0
       ・
       ・
       ・

同日。午前十時一五分。

in 繚乱家政女学校経営の喫茶店店内。一番テーブル。



土御門「………天国だ。いやここはそれ以上の極楽ですたい……っ」(ウヘヘヘ

レッサー「あー、ようやく見つけましたよ。管理人の陰陽師!」

土御門「舞夏がホールに出てくるのはいつかにゃー? 
    溢れかえる天使(マイエンジェル)たちで眼福に浸るのもいいけど、やっぱり本日の目玉は舞夏なんですたい」

レッサー「軽くイってしまっている目で婦女子に視線を向けて鼻の下を伸ばすのは、結構です。
     けど、貴方が私をここまで呼びつけたのでしょう? さっさと仕事モードに頭のスイッチを切り替えてください。
     ……ったく。むしろあの少年も、これくらい分かりやすい男子的反応をしてくれたら、楽だったですけどねぇ」



760:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 21:08:12.52 QKKrna8+0
追いついた

761:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 21:19:10.79 jp2G0Rrx0
土御門「――んー? 誰かにゃー土御門さんの至福の時間を邪魔するのは」

レッサー「お楽しみ中にすみませんでしたね。けれど、これは場所と時間を指定したご自身に責がありますからね?
     深夜にHなDVDを隠れて見るようなお楽しみを思う存分堪能したかったのなら、そのくらいの配慮自分でなさってください」

土御門「初っ端から手厳しいお言葉どーも。
    えーと、オマエさんが『新たなる光』のレッサー、でいいんだよな?」

レッサー「ご自身が指名した令嬢の名前と顔くらい、事前に一致させておいてくださいよ」(ハァ

土御門「いや悪いにゃー。本当は覚えてるんだけど、いまは天使さんたちを見る方が忙しくてにゃー」

レッサー「だからいいからさっさと切り替えろっていってんですよ、メイドオタク」

762:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 21:26:55.37 jp2G0Rrx0
すまん!晩飯食ってくる!

763:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 21:29:33.80 gLg8C4d70
今日の時計は正常だな

764:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 21:31:08.05 55DGRmMF0
しえー

765:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 21:32:29.98 qu9mIIDd0
イイヨイイヨー

766:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 21:38:01.62 FXQkQOrw0
さすが一通さん!めざとくフラグを見つけて折って行くぜ!

767:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 21:39:46.04 OFEQKKJmO
フラグブレイカー

768:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 21:40:54.98 1xo+wi5tP
このまま一方さんに振られるルート見たくなってくるんだから不思議だよなぁ

769:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 22:01:56.07 RxjoPnvJO
一方通行

770:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 22:13:47.13 jp2G0Rrx0
土御門「立ち話もなんだから、オマエも座れよ」

レッサー「そうさせていただきます。ここまで歩きっぱなしで正直足裏がいたくて」(ストン

土御門「遠路はるばるすまなかったな」

レッサー「ええ本当に。飛行機にのって自動バスにのって更に徒歩。どれだけ時間がかかったか……」

土御門「この場は俺が奢るから。なんでも好きに頼んでくれてかまわないにゃー」

レッサー「それは有難いですね。ちょうど喉も乾いていることですし、アイスコーヒーでも頂きましょうか」

土御門「それ以外は?」

レッサー「いいです。日本食はあまり得意でもないんで」

土御門「ん、りょーかい」(ピーンポーン


禁書目録「はーい! ただいまお伺いしますなんだよー!」

771:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 22:16:54.74 la/vsdOk0
インデックスの和服メイドだと1?

772:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 22:25:16.98 jp2G0Rrx0
禁書目録「ご注文はなに?」

土御門「俺は豪華絢爛メイド弁当スペシャル3と緑茶。んで、こっちの子がアイスコーヒーで」

レッサー「」

禁書目録「アイスコーヒーにミルクと砂糖とガムシロップはつけるのかな?」

土御門「なんかつけるか?」

レッサー「」

土御門「おい、レッサー」

レッサー「――ッ!!」(ハッ

禁書目録「えっと。アイスコーヒーに砂糖とミルクとガムシロップは必要、かな?」

レッサー「ああ、え、ええええええと。が、ガムシロップだけで、他は要らないです」

禁書目録「ご注文はそれでお終い?」

土御門「ああ」

禁書目録「わかったんだよ。少々おまちください」(トテテテテテ

773:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 22:27:01.14 gLg8C4d70
相変わらず素晴らしい安価捌き

774:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 22:29:43.55 LcY99w1SO
言われてみればレッサーは安価召喚だったなw
>>1の安価捌きが器用杉て忘れるぜ

775:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 22:34:13.72 gLg8C4d70
インさんも>>522

776:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 22:39:33.16 jp2G0Rrx0
土御門「大覇星祭の時のメイド弁当も絶品だったが、このスペシャル3もうまそうだにゃー」

レッサー「陰陽師」

土御門「土御門で構わない。すでに陰陽師と名乗れるほどの腕はないしな」

レッサー「では土御門。アレはいったいなんのつもりですか?」

土御門「あれっていわれても抽象的すぎだぜい?」

レッサー「彼女、禁書目録ですよね? 我が英国が誇る十万三〇〇〇冊の図書館、敬虔なイギリス清教のシスターですよね?」

土御門「そのとーりですにゃー」

レッサー「…………なんで、また、うさ耳つけたロリ系メイド服をきてるんです………?」

777:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 22:40:39.61 edSFd6POO
ウサミミロリ系メイドか…浜面も連れるかな

778:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 22:44:17.77 jp2G0Rrx0
土御門「それはオマエ決まってるじゃか」

レッサー「決まってるって、何が」

土御門「この喫茶店のオープン記念で身につけているうさ耳ロリメイドだ」(キリッ

レッサー「だから頭のスイッチを切り替えろと何度言わせる気ですか。
     いい加減、真面目に話す気がないなら、あなたの脳髄を『鋼の手袋』でグリグリ弄って切り替えてあげてもいいですよ、私は」

土御門「ひいいい。可愛い顔して言う事がえげつなぁ……」

レッサー「そうなりたくなかった、さっさとビジネスの商談といきましょうや」

779:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 22:45:10.36 Mi+Aik8/Q
ご飯3号はいける

780:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 22:45:53.57 8QzDKeXN0
保守

781:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 22:46:31.76 la/vsdOk0
このインデックスなら欲しい

782:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 22:51:10.57 jp2G0Rrx0
土御門「……ビジネス、ねえ」

レッサー「なにを不服そうな面してるんです。間違ったことを言ったつもりはないんですが」

土御門「いや、間違っていないさ。これはオマエにとってビジネスだ。そういう風にうけとってくれて大いにかまわない」

レッサー「その言い草だと貴方にとってはビジネスでも商談でもないと言ってるようなもんですよ」

土御門「クソな世界に片足どころか身体全部ずぶずぶとつっこんで随分とたつ。
    公私混同はしないしそこらへんの区別はつけているつもり――、だったんだけどな」

レッサー「公私混同してしまった、と?」

土御門「全てを感情なしに考えるはあまりにも酷とは思わないか?」

レッサー「それ、私にいってます? それとも、ご自身に言ってます?」

土御門「……さぁ、どかにゃー」

783:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 22:55:59.49 jp2G0Rrx0
レッサー「――あまりアンニュイな顔はしないでください。腹が立ちます」

土御門「イライラさせたのならすまない」

レッサー「ええ。最近、わたしの腹の虫はいつも怒りぼうになり気味なのです。
     せっかく第3次世界大戦の終止符がうたれ、曲がりなりにも平和が訪れた。
     なのに、行く先々で出会う人々の顔の暗いこと暗いこと!!!」

    「――私の憶測にすぎませんが、彼は、皆の笑顔を守りたかったはずです」

    「だというのに。誰ひとり、彼を知る人は……彼の『最後』についての情報を知るひとは、皆、どんよりと暗い」

土御門「…………」

784:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 22:59:48.08 jp2G0Rrx0
レッサー「貴方が公私混同すると言うのなら、こちらもそうさせて頂きましょう。
     土御門、貴方だって彼が守りたかった人のひとりなのでしょう、きっと。
     ならば笑いなさい。がはははと、さきほどのように大声をあげて何時もどんな時も」

    「彼が守ろうとしたものが、この世界になにもない事は、余りにもむごい。余りにも非情」

    「だから私はあえて言います」

    「――あまりアンニュイな顔はしないでください。心底腹が立つんだ、コンチクショウが」

785:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 23:10:51.88 la/vsdOk0


786:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 23:15:23.82 jp2G0Rrx0
土御門「……悪かった。そういう事は、オマエに言われると一番、ガツンと来るな」

レッサー「わかっていただけたのならいいんですけど……。なぜ、私がいうと、なんです?」

土御門「『幻想殺し』――いや、カミやんとオマエは、
     第3次世界大戦の最後の最後、ギリギリの時間まで、共に居たから、だろうなぁ」

レッサー「……正確に言うと違うと思います。
      彼が最後までにともにいたのはフィアンマ、若しくは大天使(ガブリエル)と言えます。
      私が『ベツレヘムの星』で遭難した後に、ロシア成教のサーシャ=クロイツェフが彼と遭遇していたはず」

土御門「その報告はちゃんとオマエから聞いてるよ。それでも、俺はオマエに言われるとグサッとくるわけですたい」

レッサー「更につけたしましょうか?
     実際に彼と最後に連絡とったは、そちらの赤毛の神父だったとはずですが?」

土御門「だな。……ステイルがカミやんと最後に会話をした人物だ」

レッサー「これほど述べても、貴方はまだ私が『第3次世界大戦の最後の最後、ギリギリの時間まで、共に居た』と言うのですか?」

土御門「ああ、断言するな。オマエは最後の最後、ギリギリまで、カミやんと共にいたヤツだ」

787:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 23:24:20.44 jp2G0Rrx0
土御門「そう思うからこそ。オマエをココに呼んだんだ」

レッサー「……私はただ、最大教主から『禁書目録、及び暫定の管理人のところへ行け』と言われただけです」

土御門「俺も、最大教主には『新たなる光のレッサーなるものを、こちらによんでほしい』としか言ってはいない」

レッサー「よくもまあ、そんな主語も述語もないような要求が通りましたね」

土御門「あれもココの内側はよみとれない狸女だが、その分、同等の偽善のこころくらいはもっている」

レッサー「自分の上司をアレ呼ばわりですか……」

土御門「今回のこと、最大教主もさすが同情を禁じ得ないようだな。
    禁書目録に関して、ギリギリのラインまで譲歩してくれている」

レッサー「そう、なんですか……?」

土御門「そうさ。こうやってオマエをここに送ってきたのが、その最もたる証拠だ」

788:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 23:30:59.72 jp2G0Rrx0
土御門「……さて、オマエが言う『ビジネス』の内容に移ろうか」

レッサー「ようやくですか」

土御門「先ほども言ったように感情がないなんて、あまりにも酷だとを俺は思うんだ。
    腹のそこではどう思ってるなんて知ったことではないが、十字教徒(俺達)は神ってのを信仰している。
    神による救済がない世界が非情だ。また、誰の手にも一滴分の『希望』という救済がないのも、非常ではないか?」

レッサー「…………」

土御門「……オマエも、さっき禁書目録のことをみただろう?」

レッサー「……ええ、まあ」

土御門「うさ耳つけて、仕事をして、いっけん楽しそうに過ごしてはいるが……アレが、本当に笑っていると、思うか?」

レッサー「…………、いいえ」

789:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 23:35:15.44 jp2G0Rrx0
土御門「レッサー貴様は言ったな。『彼が守ったもの(皆の笑顔)が世界に無いのは非情だ』と」

レッサー「言いましたね。そう思ってしまうほどに、みな、笑みを忘れていましたから……」

土御門「禁書目録もそう思っているんだろうな」

   「カミやんが守った世界で悲観しては、カミやんが悲しむと」

   「カミやんが守ったものが、俺たちが笑って毎日を過ごせる世界だと」

   「……だから、アレは、泣きもせず恨みごとを言いもせず、ただ一人、カミやんの居ない部屋でカミやんの帰りをまっているんだ」

   「――たった、一人で」

レッサー「…………」

790:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 23:39:31.24 KlHl6N/j0
シエンタ

791:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/06 23:43:21.91 55DGRmMF0
しえ

792:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 00:12:27.58 /05I+g4iO


793:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 00:16:49.12 YUloTVjq0
>>744
これを思いだした
URLリンク(buaya.net)

794:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 00:20:09.90 1UCN2qKmO
>>793はもう少し顔が大きい方がバランス取れると見る度に思う

795:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 00:26:21.14 AdT9vpZRO
一方黒子SSだと言うことを忘れそうになる

796:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 00:33:09.50 nhHc1uw7O
御坂が暗部じゃない以外は原作に近いな

797:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 00:45:43.63 1b/yQkNK0


798:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 00:54:10.05 V+hzX6/iO
どうでもいいけどコーヒーに砂糖とガムシロップの両方を入れる奴はいないだろ
アイスなら基本ガムシロップ、ホットなら砂糖だよな

799:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 00:56:36.73 Afmnlh8RO
ウサミミロリ系メイドがウツミミドリ系メイドに見えたオェェゲロゲロ

800:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 01:12:41.77 yqWpCdgt0
うつみ宮土理ワロタwwwww

801:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 01:25:58.27 1swz5OCn0
ほしゅほしゅ

802:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 01:30:51.55 SlLyaOHb0
忍者にひっかかってた 今から再開しま

803:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 01:36:16.64 g+4szKHcP


804:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 01:39:04.72 z2Sq+5BJ0


805:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 02:13:23.64 SlLyaOHb0
土御門「ただ願っていたところで、カミやんは返ってこない。
     学園都市、イギリス清教、ロシア成教、ローマ正教。
     どの組織においても、その消息は一切つかめていないのが、くそったれな現状だ」

    「そんな状況の中で。まったくの希望を見出せない中で。禁書目録は、何時まで待たねばならないんだろうな……?」

レッサー「…………、私に、なにをしろというのです」

土御門「『これから』の希望を持たせてやれたいのなら、せめて、『これまで』の希望も持たせてやってほしいんだ」

レッサー「『これまで』の、希望……?」

土御門「そうだ」


806:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 02:15:42.56 jj6A4vXI0
どうしたんだ>>1!?
セリフ回しがかっこよくて好きだ
保守!

807:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 02:19:43.15 SlLyaOHb0
土御門「禁書目録はな……知らないんだ」

     「イギリスの地で、カミやんと離れ離れになったその日から、全て」

     「何のためにカミやんがロシアへと趣き、そのロシアで何を見何を聞き何のために戦ったのか」

     「――ロシアで、カミやんの後をつきしたがい、『ベツレヘムの星』で遭難したまでの間あったことを」

     「……どうか。その目でその耳でその身で感じてきたオマエが、禁書目録に話してやってくれないか」

     「それが、禁書目録の、……心が乾き瞳が乾き、泣くことすら諦めつつある少女の、ほんの少しの光になるかもしれないんだ」

808:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 02:28:35.71 SlLyaOHb0
レッサー「……わたしが語れるのは、ほんの一部ですよ? 
      ……いえ、上条当麻という人間が垣間見せた、ほんのひとかけらの物事しか、知りません」

土御門「それでもいい。それで十分なんだ」

レッサー「私の主観のみの、一方通行な、おとぎ話になりますよ」

土御門「上等だ。オマエの視界は思っていたより綺麗なようだからな。安心して、任せられる」

レッサー「――、それで、彼女は救われるのですか?」

土御門「……救われはしないな。でも、『折れる』ことはなくなるさ。
     必要なのは絶対的な救済ではなく、孤独に耐えるために必要な暖を取る、小さな灯し火だ」

レッサー「……わかりました。お引き受けします」

土御門「助かる」

レッサー「それでも、やはり、わたしにとってはビジネスですので、報酬の話をさせていただきますけど」

土御門「勿論、遠出してもらった分、上乗せして――」

レッサー「報酬は、アナタに奢られた、アイスコーヒー一杯分で結構ですよ」

土御門「――ッ そう、か」

レッサー「ええ。そうです」

809:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 02:32:51.31 SlLyaOHb0
…ごめん今日はここまでレッサーのところまでってことで
明日起きたら一方黒子スタート

安価

これから二人でおちゃをするみたいです。
一方さん、これからどうする?>>+5

1べっきべきにフラグをへし折る
2ぺキッとフラグをへし折る
3フラグ回収

ねみおやすみ

810:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 02:34:16.47 EvOYGqi60
原作途中までしか読んでない俺が今北ksk

811:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 02:35:48.54 Veb3NXGh0
一通さんのことだから1だろうなあ

812:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 02:37:23.34 LOzhth1pO
1だろうなー
そげぶ

813:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 02:41:54.16 8YoIphspi
もち3

814:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 02:44:16.16 7P7659lX0
3でいいよ、長引いてるし

815:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 02:44:18.63 7aZe1RT00
3
俺得で悪いが

816:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 02:44:24.33 sVbn3qW10
3だな

817:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 02:44:31.22 1b/yQkNK0
3

818: 忍法帖【Lv=4,xxxP】
11/03/07 02:45:14.10 EvOYGqi60
3ラッシュわろた

819:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 02:53:14.03 CDYllXvb0
3が見てみたい気もする

820:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 03:06:36.66 pI4eI6Pk0
お前らさすがだな

821:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 04:09:11.93 KftMKUD4O
保守

822:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 04:47:25.26 u+M0UPqU0
ほあた

823:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 06:14:16.55 9+zgbGw1O


824:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 07:12:32.04 u+M0UPqU0


825:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 07:20:52.26 3k9vAwsm0
>>645はレッサーしか処理しないの?

826:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 08:06:01.32 NGGBstPrO
一応

827:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 08:16:19.46 keTgIcn50


828:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 08:46:11.10 JXLTED1E0
保守

829:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 09:49:11.84 KFXhfflJO
落としてたまるか

830:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 10:24:22.00 ZOaSecsK0


831:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 11:18:37.61 wqXBBnsfO


832:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 11:49:53.15 SlLyaOHb0
おはよう 御坂かはまだこれから このスレでなんとか収まるといいんだが

833: 忍法帖【Lv=1,xxxP】
11/03/07 11:52:32.94 P61G0bV10
おはよう 期待

834:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 11:55:55.00 8krXS9nkO
次もVIPに立てんの?

835:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 12:00:12.30 SlLyaOHb0
       ・
       ・
       ・

同日。午前十時三〇分。

in 第七学区路上



御坂「……黒子は、いま、アイツとデート中、か」

   (―内心。上手くいけばいいは思うわ。本当の意味で『上手く』いけばいい)

   (それは、ただ単に黒子の想いが成就することじゃない)

   (アイツに―― 一方通行が、『ちゃんと黒子を幸せに出来る』ことも含めて、よ)
  
   「……地獄の底のそのまた地獄。そんなところまで私を叩き落としたんだから……、
    さすがのアンタも、これ以上、私を失望させることはしないでいでほしいもんだわ、一方通行」  

836:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 12:06:45.24 MPXqTQSf0
キターーーー

837:うん、もし次いくならだけど
11/03/07 12:08:03.58 SlLyaOHb0
御坂「本当なら寮の自室でどっしりと腰をおとして黒子の帰りを待つべきなんだろうけど。
    やっぱり私もそこまでキッチリカッチリ割り切れる人間でもないしねー……。
    さて気分転換に街に繰り出してきたのはいいけど、何をしようかしら――、って、あれ?」


10036号「皆の熱烈な要望にお答えてしなくては、
      とミサカは一方通行とツインテ少女の密会現場の撮影を試みます」


御坂「……『妹達』?」


10036号「状況提供者、番外個体が言うに、今日あの二人は某喫茶店で落ち合うはずです、とミサカは情報の復習をします」

御坂「おーい、アンタはここで一体何をしているのかなー? って御坂は尋ねてみるんだけど」

10036号「なにって、勿論トリプルミリオン達成動画の続編をうpするための作業をするのです、
      とミサカは至極当然の行動理由を説明します」

御坂「はあ? トリプル達成動画ぁ? なんじゃそら、と御坂は目の前のミサカが言ってることに首をかしげるー」

10036号「伝説のトリプルミリオン動画を知らない個体がいる…だと!? とミサカは驚きの声をあげ――ッッ!?」

      「って、お、お姉さま!?」

御坂「やっほー! ようやく素体(わたし)って気がついたようねー」

838:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 12:17:43.78 SlLyaOHb0
御坂「いやー。意外と口調と表情をそれっぽく真似したらばれないもんね、って御坂は得意げー」

10036号「一人称の「ミサカ」と同系の脳波だったので油断していました、とミサカは見破れなかった敗因を思い返します……」

御坂「へへー。似てた?」

10036号「似てるも何も。お姉さまはミサカ達と遺伝子レベルで同じなのですから、
     そんな反則要素満載すぎる邪道なモノマネ、モノマネとは認めません、とミサカは速攻で否定します」

御坂「それを言うならアンタ達が私と同じ遺伝子レベルでしょーが」

10036号「どっちにしろ、ぶっちゃけあんましかわらねーよ、とミサカは指摘します」

御坂「まあ。私の物まね審査はここまででいいや。アンタ、こんな所でなにしてんの?」

10036号「あー…いえ、その、とミサカは言葉を濁します」

御坂「なんだっけなー? 確か『一方通行とツインテ少女のデートを撮影』するとかなんとか、だっけ?」

10036号「うぐ。ものの見事にバレれいます、とミサカは……」

839:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 12:26:50.03 8YoIphspi
支援

840:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 12:32:22.56 SlLyaOHb0
御坂「撮影? とか動画? ってのはよくわからないけど、
    アンタが馬に蹴られるような行為をしているのはなんとなくわかるわよー? ええ?」

10036号「お、お姉さまはなんだが怖いです…・と、
      ミサカは背後に阿修羅か修羅、もしくは雷神さまを憑依しているお姉さまにガタブルします……っ」

御坂「なっ……!! 誰が阿修羅か修羅、もしくは雷神さまだって!?

10036号「ひっ!」

御坂「ったく、本当に語呂が豊富になっていらっしゃることでッ」

10036号「ミサカ達はそりゃあも猛スピードで成長してますから、とミサカはえへへんと偉そうにします」(キリッ

御坂「――そっか」

   「それは、良いことね。……実に喜んで迎えられるべき事柄だわ」

10036号「? お姉さま?」

御坂「アンタ達はそのままでいい、そのまま、思うがままに成長するばいいのよ」

10036号「……思うがままにですか? とミサカは繰り返します。」

御坂「そうよ。思うがままに、感じるがままに、信じるがままに。
    アンタ達見てくれは私と同じ十四かもしれないけど、実質年齢は0歳でしょう?」

10036号「おうふ。お姉さまも白モヤシとおなじところをついてきますね、とミサカは地味にちょっと心にダメージを追ってみます。赤ちゃん扱いするなよー……」

御坂「ぶっは!!! 白モヤシって一方通行のことぉ!?? あっはっは白モヤシとか言い得て妙ね超受ける」

841:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 12:33:04.01 NWgiA8Ww0
支援

842:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 12:38:12.67 RZt35yhtO
この投下間隔なら支援いらなくね?


843:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 12:46:08.70 SlLyaOHb0
10036号「お姉さま笑い過ぎです。ちょっと周囲のひとの目が痛いのですが、とミサカは現状をつたえます」

御坂「ひーひーもうだめぇ腹痛い。あー笑った。今度会った時白モヤシって呼んでやろうーっと」

10036号「言った瞬間にぼこられますよ、
      とミサカはあの人は確実に女子供にも容赦なく顔面パンチするですしと忠告します」

御坂「大丈夫、大丈夫。ぼこられたらぼこりかえすまでだもの」

10036号「こう言うのはしつれいかもしれませんが、とミサカは先に断りを入れてから発言します。
      お姉さまは確かに学園都市の第三位。ミサカ単体が有する力の一万倍の力を有する御方。
      けれど、一方通行からいわれてみれば、所詮は第三位。
      お姉さまが勝てる見込みは限りなく0に近いかと、とミサカは無遠慮に現実を突き付けます」

御坂「直接的な殴り合いつぶし合い殺し合いなら、私は圧倒的に不利。
    それは認める。でも、私のプライド全てが『超電磁砲』に詰まってる訳じゃない。
    アンタ達の武器が異能力の発電能力ではなく、巨大脳内ネットワークであるように、
    私の武器もまた他にある。超電磁砲の真骨頂は『発電能力最高峰』としての、持ち手の多さよ」



844:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 12:57:51.98 SlLyaOHb0
御坂「要は。この電気を動力としか現代科学の時代に置いて、私はとても『おいしい』位置にいるってことよ」

10036号「? ……つまり、どういうことでしょう、とミサカはお姉様の言葉の真意を掴めず質問します」

御坂「持ち手の多さ―。つまり私は電気や磁気、電磁波に関するものだったら大抵なんでもできるの」

10036号「……?」

御坂「それは戦闘時における手札の多さにつながるだけじゃないの。
    施設をネットワークを介して破壊したり、交通情報をクラッキングして、意図的に渋滞を引き起こしたりもできる。
    使い様によっては『ベクトル操作』より手軽で便利かもしれないわねー」

10036号「それで、結論を言うと? とミサカは答えを即します」

御坂「もし戦闘の面で勝てなくても、社会的に抹殺することは可能ってことよ。
    学園都市内のありとあらゆる電子端末……そうね。
    例えば、学園都市にいる生徒全員のの携帯に、『一方通行はロリコンだー!!!』っていうメールをいっせいに送りつける、と・か♪」

10036号「ひいいいいいいい!!! 怖っ!! それは怖いですよ、とミサカはあまりの恐怖に身ぶるいします」


845:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 13:07:38.05 SlLyaOHb0
御坂「まあ、そんな趣味の悪いこと、すすンでしようとは思わないけど」

10036号「でも、ぼこられたらぼこりかえすんですよね? とミサカは聞き返します」

御坂「ははは。まあね。でも、それは向こうが本気で私をぶっ潰しにかかってきたら、って前提があることは忘れないで頂戴」

10036号「……………」ジー

御坂「…………なによ、その何か言いだけな視線は」

10036号「…………いえ。これはさすがに本気で怒られてしまいそうなので言いません、
      とミサカは思ったことを自分の心の中だけに秘めることにします」

御坂「今更でしょ。怒んないから言ってみまさい」

10036号「『お母さんの怒らないから正直に言いなさい』は信用してはいけない、とミサカは何処かの本で読んだことがあります」

御坂「私は姉だけど、母ではないっての!」

10036号「……怒りません? とミサカは確認します」

御坂「怒らないわよ」

10036号「本当に本当に? とミサカは更に念押しして問いかけます」

御坂「何度も同じことを言わせない。怒らないってば」

846:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 13:41:25.14 erI6UhBA0
私怨

847:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 14:27:58.68 tpt342+cO
しえ

848:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 14:37:59.52 SlLyaOHb0
10036号「その」

御坂「ん?」

10036号「……ミサカがデート現場にちょっかいを出さなようにと暗に注意したり、
      『自分から』は喧嘩を吹っかけないともとれる発言をお姉さまがなさるのが、ちょっと―いえ、とても意外で、
      と、……み、ミサカはおずおずと自分が正直に思ったことを言っています……」

     「これではまるで……その、お姉様は」

     「―― 一方通行にを」


御坂「許しているようにみえる、と」


10036号「はい、とミサカは相槌をうちます」

849:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 14:46:50.69 SlLyaOHb0
御坂私が一方通行を許す? なんとも面白い話ね。腹を抱えて大声笑ってやりたくなるに愉快で滑稽な話し」

    「あり得ないわ。アイツを許すことは、未来永劫にない」
    
    「アイツは何をしたと思う? アイツはどれだけの物を奪ってきたと思う?」

    「私から、アンタ達から」

    「正しく、認識してちょうだい」

    「一方通行は、この御坂美琴の、――敵、なのよ」

    「これは、どんなことが変わらない。変わりようがない。
     もし仮に私がどれだけの悪行を重ねてたとしても、アイツがどれだけの善行を積み重ねたとしても」

    「永久に。死んだあとだって、御坂美琴と一方通行の立ち位置は変わりなんて、しない」

850:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 14:55:17.09 SlLyaOHb0
10036号「変わらないですか、とミサカは……」

御坂「変わらないわ。いい機会よ覚えておきなさい。
    世の中には変わっていくものもあるれけれど、頑固爺がいじをはるみたいに変わらないものもあるのよ」

10036号「けれど、お姉さまはミサカの微かな成長にも喜んでくれたではありませんか、とミサカは小さな反論をしてみます」

御坂「妹達の成長は嬉しいわ。妹の健全な発達を喜ばない姉が何処にいるって言うの。
    もう一回言うわ。アナタ達は成長しなさい。そのまま、感じるがまま、信じるがまま。
    いらないものは脱ぎ捨てて、必要なものだけをその背に背負いこんで。
    たまに、思い出した時だけ、後ろを振り返って懐かしんでくれれば、それ以上、何もしなくていいの」

10036号「お姉様さまの言っていることも理解はできます。
      ミサカ達だって痛かったし辛かったし苦しかった。その経験を忘れることはありません。
      ミサカ達だって「一方通行」を許すことはありません、とミサカは衝動を押させきれずに捲し立てます」

      「何故、何故。ミサカ達には進めというのに」

      「何故……何故! お姉さまは立ち止まろうとしておいでなのですか? とミサカは、……ミサカは!」



851:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 15:02:54.76 SlLyaOHb0
御坂「立ち止まろうとしてる、――か、はは。痛いところをつかれたわね……」

10036号「無駄に前向きなところがお姉さまのよい所ではありませんか、とミサカは発言します」

御坂「褒めてるんだか嫌み言われてるんだが微妙なんだけど」

10036号「褒めていますよ。立ち止まるなんて止めて下さい、とミサカは真摯に伝えます。
      他のミサカ達だって、隣にお姉さまが歩んでくださらない人生など、まっぴら御免だと跳ね返すに決まっています、とミサカは知っています。
      姉だと名乗って下さる優しさがるのならば、妹のワガママを受け入れる度量をみせて下さい」

御坂「……ありがと。
   そうね。「立ち止まる」って言い方は間違っていないけど、
   確かに進むことはしなくなるかもしれない、けれど、なにも後ろ向きに人生を棒に振る訳じゃないわ」

10036号「どういうことですか、とミサカは曖昧にしかしゃべってくれないお姉さんにいらつきを隠せません」

御坂「―――見守ることにしたのよ」

   「死んでいった妹達を」

   「生きていく妹達を」

   「私から全て奪った一方通行を」

   「……私の基から巣立とうとしている、後輩を、ね」

852:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 15:05:18.10 i8UFIusN0
お姉様に惚れそうですの

853:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 15:14:53.05 SlLyaOHb0
御坂「それに、姉妹皆が前に進んでしまったら。残される子達が寂しく思うでしょう?    
    生きているミサカ達が私の大切な妹であるように、また、死んでいったミサカ達だって大切な妹なの」

10036号「0001号から、10031号の妹達…・・・ 」

御坂「だからこそ、奪った一方通行は嫌いよ。
   『家族』を奪われ許す人間はそれこそ聖人でしょうね。私はそこまで人間出来ていない」

   「……ロシアで、10777号からアイツとアンタ達のことを聞いたわ。全て、隠すことなく、聞いた」

   「だからこそ、生きていく妹を守る一方通行は殺せない。
    『家族』を助けてもらって感謝しない人間はそれこそ愚かな人間だけよ。
    私はそこまで落ちぶれた人間になり果てたつもりもない」

   「――面倒くさい心理状態よ。ええ、とっても」

   「けど、だからこそ」

   「私はこの場から見守るのよ、ちょっとだけ、昔より視点を変えてね」

10036号「お姉さま……」


御坂「わかりやすくていいでしょ? 
    後ろを振り返ればいつだってその場に私はいるんだもの。
    疲れたらいつだって帰ってきていい場所よ~? ちゃんと今から地図にチェックいれときなさい」  

854:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 15:29:28.11 SlLyaOHb0
       ・
       ・
       ・

同日。午前十時一五分。

in 繚乱家政女学校経営の喫茶店店内。十一番テーブル。



一方通行「なンだァ、コレは」

白井「ゴデ○バのコーヒーですわ」

一方通行「オマエ……、ゴデ○バつったら、チョコじゃねェの」

白井「コーヒーの粉末だって売っていますの。
    とても美味しいと評判だなのだそうですわ(佐天さん談)。貴方ののお口合うかは、わかりませんけれど……」

855:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 15:33:39.85 SlLyaOHb0
昼飯る

856:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 15:35:43.88 b9wrHUi30
また時間がずれてきたな

857:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 16:05:29.40 2PICtzyTP
>>1の生活リズムがわからん

858:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/07 16:06:28.55 kyhW9bgO0
俺も

859:停止しました。。。
停止
影のスレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ


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