御坂「黒子に好きな人が出来た」初春佐天「え?」at NEWS4VIP
御坂「黒子に好きな人が出来た」初春佐天「え?」 - 暇つぶし2ch350:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 20:41:57.62 3ksnkZLG0
支援だ

351:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 20:45:13.24 5qlIZbOa0
白井「な、んて無茶なことをしていますの、あの白髪頭……ッ!!!!」

  (見覚えのない装具だとしても、学園都市生産の特別製に変わりはないはず!
   やけに身軽な作りが気になりますが、相手方は明らかに完全武装)

   「そんな奴らを一人で相手しようだなんて、どこのお馬鹿さん!?!?」

   (加勢に加わるべきか、否か。
    ……いや。それでもあの余裕あの態度……。
    なにか勝てると思う要素でも。いやもしそんな要素があるにしても、ペラペラとおしゃべりをし過ぎでは――ッ!?)

   「――視線の先に、女の方々が居る……? もしや、あの方、なにやら会話で時間稼ぎを?」

   (……よく分かりませんが、効率を考えても少女が居る『あちら』をさきに安全な地へ飛ばしましょう!)――シュン
  

352:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 20:50:51.13 b/dnxpDx0


353:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 20:52:02.74 3ksnkZLG0
支援、だ

354:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 20:58:55.20 5qlIZbOa0
??『そんな態度でいられるのも今のうち―』

一方通行「はい残念。
     オマエらは俺の目の前に現れた時点でチェックメイトだ。
     どんな策略も武器も作戦も。意義がない意味がない価値がない。
     一%にも満たねェ可能性に醜くしがみついちまったその時から。すでにオマエラは負けは決定事項だ」

??『――なにを根拠にっ』

一方通行「…………やっぱオマエら三下だわ。
     たかが超能力者のガキと言葉の応酬を交わしただけで異常なまでにビビりやがって。
     つーか、オマエらみたいなのを真に『三下』って言うンだろォな」
     
    (第一位なんて仰々しく名乗ってはいるが、国語に関しては小学校からやり直す必要があるな俺も)

    (本物の『三下』ってのを目撃した以上、……アイツの事を、易々と三下呼ばわりするのは止めたほうがよさそうだ)

355:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:00:26.51 chhJCMl10
尾も白い

356:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:01:48.84 uD/UcLjQO
インデックス×ビアージオといいよく安価から即興で話作れるな

357:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:06:19.68 b/dnxpDx0
面白す

358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:10:50.20 5qlIZbOa0
??『必要以上に口が回るということは、それだけ許されている己が生命の時間を短縮すると理解しろ、クソガキ』

一方通行「――ハッ。ようやく薄気味わりィ仮面とっぱらったな」

??『こうなったのも全ては、底辺の生き物でお情けで生きていられた『貴様ら』が、
   小生意気にも自分の存在価値を声高に主張したのが、元凶なのだっ!!』

一方通行「あァ? 用は只の責任の所在を『俺ら』になりつけてるだけかよ。
     犯行動機がしょぼすぎて涙がでてくンぞ、オイ」

??『全力叩きつぶさせてもらうぞ、一方通行』

一方通行「これ以上時間を浪費するのは俺もいけ好かねーから大歓迎だ。
     さっさと終らせようや。なあ、第四位の連中の猛攻から尻尾まいて逃げてきた、
    
     ――『Edu.DarkMatter(ダークマター)』の残党どもの負け犬野郎がァあああ!!」

359:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:16:23.64 b/dnxpDx0
人少ない希ガス

360:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:24:23.17 6rFM3YhjO
このスレじゃ終わんなそうだよね

361:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:25:11.33 3ksnkZLG0
ぶっちゃけ序盤も序盤だもんな

362:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:27:38.20 5qlIZbOa0
          ・
          ・
          ・

番外個体「だあ、もう! ミサカは磁力操作はさして得意分野って訳でもないのに! 苦手でもないけ・ど・さぁっ!!」(―ビリィッ!!

打ち止め「ミサカを担いだまま、ビルとかに張り付いて、路地裏をすり抜けるように移動するの大変じゃない?
     ってミサカはミサカは遠慮勝ちに尋ねてみるんだけど……っ。
     というか、こういう能力の使い方があったのね」

番外個体「なあに別にどうでもいい、そんなこと! 
     ちょっとばっかしお姉さまの真似事をしてるだぁけ!
     ま、強能力程度のお嬢さまにはちっとばかっし出来ない力技か、も、ねっ!」(―パチッ

打ち止め「そっか。……なんか、おにも―」

番外個体「自分を御荷物とかいったら、その頬思い切りブン殴るよ。
     ミサカは女子供にだって容赦はしない。
     アナタがすべきは舌噛まないよう、もの静かなお利口さんを演じて、
     何もなかったように、『おかえり』と言うだけでいいんだよ」

363:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:31:43.56 TrTAXxOjO
ワーストは俺の嫁に来るべきだよな

364:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:33:08.07 Mva7hZ+f0
じゃぁ美琴は俺の所へ来ようか

365:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:34:01.53 5qlIZbOa0
打ち止め「……うん、わかった、ありがとう番外個体ってミサカはミサカは」

番外個体「言っただろ。もの静かなお利口さんを演じてろって」(―バチビリ

打ち止め「っ!!」

番外個体「――よしよし。ミサカ、聡い子どもは嫌いよ」

    (それにしても、……ミサカは知らないけど、つーか第一位が口を割りやがらない。
     あの訳のわからない装甲を身につけている連中は、結構やばめ物件かもしれないね。
     大能力者として戦力になるミサカでさえ、前線から引けと暗に言っていた。
     誰かの協力を仰ぐ素振りすら見せなかったのは、
     この学園都市内でミサカ達を援護してくれる人物で、アイツ以上に強いやつはいないから、か……。
     ムカつくことこの上ないけど、伊達に第一位の王冠をかぶってるわけじゃない、ってねー)

    「あー……むかつくっ!」

打ち止め「??」

366:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:38:52.87 b/dnxpDx0
支援

367:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:42:09.60 5qlIZbOa0
番外個体「さて、何処へ逃げ込むかな…………――ッ!!?」(―タンッ

打ち止め「……? 急に立ち止まってどうしたのって、」

番外個体「黙って。……何か、来る」

打ち止め「え? ってミサカはミサカは」


――シュン


白井「失礼しますわ。眼前に唐突に表れたことは先に謝っておきますの。
   まぁ、なんとも器用に蜘蛛の如く右往左往に移動なさるものだから、
   移動しそうなルートを割り、先回りする作業にすこし手間取りましてよ?」

368:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:46:30.34 5qlIZbOa0
番外個体「なんか、ミサカが発する電磁波が変な方向に反射するから何事かと思えば……」

白井「優秀な発電能力者ですのね。空間把握まで出来る人なんて、私一人しかお会いしたことはありませんの」

番外個体「…………所詮、真似事。戦闘機憧れる子どもが飛行機のおもちゃで満足してるくらいの、その程度だけどね」

白井「さようですか」

番外個体「それ、……アンタ、見慣れない顔だけど?」

白井「この状況下。警戒するなと言うほうが酷というもの。
    それでも、わたくしはいつも通りに言うだけですけれど」

番外個体「……………」

打ち止め「――言うって、何を? ってミサカはミサカは聞いてみるんだけど……」

番外個体「オイ、上位個体ッ」


白井「――風紀委員ですの。
   異常事態発生につき、これから貴女がたを安全な「非武装地域」へとご案内いたしますわ」

369:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:46:46.38 b/dnxpDx0
むうむ、

370:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:47:59.68 b/dnxpDx0
筆がちょっとはやくなって嬉しい

371:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:50:47.14 cDFhcuis0
期待紫煙

372:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:53:01.99 s0f5kjfN0
これ安価スレだったんだよな…
おもしろくなりすぎだろ

373:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:57:09.41 5qlIZbOa0
     ・
     ・
     ・
     ・

残党『……な、ぜそれをっ』

一方通行「怠惰で進むことを辞めたオマエと違って、『俺ら』は常に前を向いてる。……自分でいうのもアレだけどな」

残党『我らは貴様とは接触していないはずだ!!』

一方通行「そうだな俺とは初対面だ。ハジメマシテ、下衆野郎共。
     つってもオマエらは第四位の連中とは遭遇したンだろ? 
     そして俺は情報を持っている。つまりはそういう事だ。
     実にタネが簡単すぎて、こじゃあ手品すら出来ねぇな」



残党『――ッ!』

374:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:57:44.16 TfRGEgAZ0
全裸支援

375:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:58:17.62 4AE4NdJh0
やばい面白いわ

376:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 22:03:35.91 XaQ8aXdl0
全力支援だッ!

377:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 22:06:37.72 5qlIZbOa0
一方通行「一筋縄じゃいかねえ奴らをなンだかンだ言いつつ束ねてたのは、流石だったてェことだなァ」

残党『貴様ら……ッ!? そういう事か』

一方通行「おお。最低限空気をよむ力はあンのか安心したわ。
     いやいや。ウチンとこの土御門のリーダーさンも、
     『情報交換の集まり』の時、中々に面白い情報を持ってくる時があってよォ」

残党『あの、いけすかない多角スパイがその『繋がり』の元締めかッ……! クソ』

一方通行「アイツ、多角スパイだったのかよ。初耳だ。
     映画の主役でも出来ンじゃねェか? 似合いそうにねェけど。
     しっかし、まぁ。垣根くンも可哀想になァ、脳味噌三分割とかありえねェよ。ああ、ありえねェ」

残党『可笑しいなことを言う!! 
   第2位を最初にぶちのめしたのは第一位、貴様だろうが!!!』

378:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 22:15:06.59 5qlIZbOa0
一方通行「そォだ。あン時は俺がアイツをぶっつぶした。全力でな。
     思い返してみれば、垣根の野郎のほうが俺よりも……暗部の誰よりも。
     本質をその目で見ていたかもしンねェ」

残党『……は、はっは、あははは、あははぎゃはああああ! 
   そうだ、そうだそうだ、そうなんだよ!
   結局貴様はそうなんだクソガキ! 
   自分より真理に近い場所にいた、もしかしたら同志なれたもしれない者を潰し、壊し、殺し!
   後になってなにものねだりする、救いようのない、底辺で血まみれシャワーをあびてるのが、貴様なのだ!!』

一方通行「――ああ?」
    
    「なンなンですか? なンなンですかァ……?」

    「どっかの自称戦闘狂にソックリな口調で負け犬の遠吠えしやがって……」
     
    「――鼓膜に、痛ェえつってんだろォォォがよォォォおおおおおおおおおおお!!!!!!」

379:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 22:15:26.87 V9n7YdSY0
話なげぇ

380:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 22:20:12.60 5qlIZbOa0
残党『――ハッ、貴様の中身の罵声など…ッ!』

一方通行「あーあー。うるせえ雑音が多いな」

    「さぁーて……」(カチッ

    「愉快で楽しい狩りの時間だぜ、狐共ォォおおおお!!!!!」


――轟ッ!!


残党『――ッンが、っは、あああああああああああ!!!』

一方通行「おら、まず一匹ィッ!!」

381:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 22:20:13.89 b/dnxpDx0
支援

382:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 22:30:00.09 5qlIZbOa0
残党『……チッ、一人仕留めたところで言い気になるなよ小僧!!』(―バサッ

一方通行「…………相変わらず、クソメルヘンなことで」

    「にあえわねェはオマエらには。
     その羽根が痛い自覚もしてねェ野郎がソレを扱うのを見るのは胸糞わりィんだよ」

    (――確かに、アイツは俺が潰した。徹底的に残虐に慈悲すらなく。
     俺が壊し潰し殺してきた奴のウチの一人だ――まぁ、垣根に関しては殺しまではいかなかったらしいが。
     俺は本気で殺しに行った。それぐらいの相手だった)

    (けどなァ、命の削り合いをするに相応しいくらいには『互いの価値』のためにぶつかった相手だった……!)

    「俺の前でその翼を展開するな。癪に障るンだよ」

383:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 22:30:06.90 Yw7NNCyW0
「ハンカチ拾う」をここまで膨らませられるとは

384:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 22:31:45.41 b/dnxpDx0
支援

385:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 22:42:24.93 5qlIZbOa0
一方通行(……心理定規は健気だぞ垣根くン。
     今でもオマエの『捜索』を諦めてないらしいからなァ)

    「……まァ、機会があったら俺も手伝いくらいはしてもいいかもしンねェ、な」

    (……競い合う能力者がいねえのもつまらねえし。
     戦いにかけたものは違っても、そこまで心底にがにがしく思ってるわけじゃねえし……)

    「――」

    「…………まあ、とりあえずは、アイツの『自分だけの現実』(モノ)を
     本人許可なく無断使用してる著作権侵害している馬鹿どもを叩き潰すのが、まず一歩てかァ?」

386:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 22:42:46.45 XaQ8aXdl0
いいよ、いいよー

387:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 22:45:10.97 5qlIZbOa0
残党『何をごちゃごちゃとう、うるさい事を―――ッ????』(……バサ、

一方通行「おいおい遅いな」(ピタ

残党『――ひっ』

一方通行「垣根はもうちっと早かったけどなァ。
     さーて。コース選択のお時間だ、好きなのを選ばせてやる。
     その羽根をもぎ取るか? 血液を逆流させるか? 
     ああ、それとも猟犬部隊の野郎みたいに皮膚の5割をひっくり返す特別メニューをご所望ですかァ? お客さン
     
     チ、チ、チ、ブー。

     あーあ、時間切れだ、それじゃ御休みの時間だ。オヤスミナサイ、いい夢を」(…トン

残党『ひ、あ―がああっ……、あっ !?!?』

一方通行「はい、2匹目終ー了ー。さあさあ、ショータイムはこれからだ」


    「――全員、神への祈りの時間は終ったか?」


388:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 22:47:21.42 5qlIZbOa0
なぜか書くほどに長くなる。
ちょっと席外す。20~30分で戻ります

389:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 22:59:40.05 v/6zJBymO
かっこよすぎだろ…

390:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:00:09.56 hXvNQzIhO
チ、チ、チ、ブー。

391:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:05:53.55 5qlIZbOa0
     ・
     ・
     ・ 

白井「……本当にこのようなところでいいんですの? 
   こんな何もなく誰もいないただひろいだけの公園だなんて……」

番外個体「ここでいい」

白井「――要請すれば、警備員の詰め所でも。
   ……いえ、それがお嫌なのでしたら、私が所属する風紀委員の支部にでも」

番外個体「いやここでいいんだよ。あの場所から数十キロは離れた。
     敵が隠れそうな障害物が見当たらず、かつ誰の目にも触れられない。
     とたん場で要求した条件を全てクリアしてる好条件すぎる場所だよ」

白井「……まあ私は第七学区内の地形はスべて叩きこんでいますので、
   これくらいの場所を探すのは容易いですし、
   監視カメラ等の機器すら駄目というなら、仲間に連絡して場所を探すことも……」

番外個体「大丈夫。もういいよ風紀委員。
     あんたは無事に任務をこなしミサカ達を案内した。十分だ。
     だからこれ以上踏む込むな。踏み入るな。
     ――アンタだって言ってたろう『異常事態』だって。そう感じるなら、余計にね」

白井「…………」

392:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:12:48.37 5qlIZbOa0
白井「………………、それは『風紀委員』としての任務外、と?」

番外個体「………。そう、しいて言うならこれは……、警備員が扱うレベルの話しだね」

白井「――左様ですか」

番外個体「さようなの☆ アンタはここまで。出来るのはバトンタッチすることだけ」

白井「…………」(ハァ

  「なんとも意固地なお方ですのね、貴女。
   わかりましたわ『風紀委員』としての任務はバトンタッチまで、と致しましょう」

  「……最後に。何かリクエストはありまして?」

番外個体「――バトンタッチをするなら、『黄泉川愛穂』ってやつにしてくれると助かる」

白井「……しかと、うけたまわりましたわ。では、私はこれで――」


打ち止め「――あの!」


白井「――なにか、まだ後用事でしょうか?」

393:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:18:55.21 5qlIZbOa0
打ち止め「その、ミサカ達に手を差し伸べてくれてありがと、
     ってミサカはミサカは感謝の言葉をのべてみる」

白井「いいえ。どういたしまして」

打ち止め「ミサカ達に笑いかけてくれる人って、少ないから。
     優しくしてくれる人ってほんの一握りだから。
     風紀委員のお姉ちゃんが「お仕事」とはいえ、助けてくれたのは、本当にうれしかったの
     ってミサカはミサカは――、」

番外個体「上位個体。お礼は十分に言えてる。必要以上に饒舌になるのは阿保の子がすることだ」

打ち止め「!?」

白井「お仕事であろうとなかろうと。
   わたくしは貴女方に手を差し伸べますわ。
   困っていても、泣いていても、悲しく思っていても。
   どんな状況下の貴女方でも、助けに向かうんですの」

394:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:26:08.40 5qlIZbOa0
番外個体「救いようのないお人よしだね。よくもまあ早死にする生き方が出来ることで」

白井「回りくどいご注意ありがとうございますの。
   これが私の生き方。私がお慕い申し上げる方が進む道、ですの」

番外個体「へぇ。他にも馬鹿がもう一人いるんだー。
     じゃあそいつにも伝えといてくれるぅ? それは『早死にするよ☆』って」

白井「覚えていましたら、ね」

打ち止め「………あ」

白井「? 何か私の顔についています?」

打ち止め「路地裏からここまでずっと空間移動してきたからかな。
     頬にちょっと泥がついてるよって、ミサカはミサカは言いながらハンカチを差し出してみる」

白井「そんな汚れのないハンカチを借りる訳には……」

打ち止め「ううん。これはせめてものお礼なの、受け取って
     ってミサカはミサカは、ズズイとハンカチをさらに差し出してみる!」

395:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:28:40.55 DlgIPnKc0
シエンタ

396:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:29:43.59 5qlIZbOa0
番外個体「うけとってやってよ。ガキの我がままに付き合ってもらって悪いけど」

白井「――では、有難く頂戴いたしますわ」

打ち止め「うん! 風紀委員のお姉ちゃん、本当にありがとう!
     ってミサカはミサカは大きな声でもう一度お礼を言ってみる!!」

番外個体「……まぁ、世話にはなったよ。これ以上踏み込むなよ、ツインテのおじょうちゃん?」


白井「それでは、もう少しだけやることがありますので」(―シュン


打ち止め「ばいばーい! ありがとー!!」

397:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:30:16.89 IN2izP8u0
黒子って妹辺りで妥協しないの?

オリジナルは上条の愛人だから落とすのは無理だし

398:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:35:24.02 lrQxmfi+0
>>397
そもそも恋愛感情なのかどうかすら怪しい
上条さんのことを認めていないだけだと思う

399:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:36:15.34 5qlIZbOa0
       ・
       ・
       ・

一方通行「………ハン、口ほどにもねェな」(カチッ

残党「……ぎ、……が、はっ」

一方通行「どいつもこいつも面妖な仮面の下の顔はイケメン揃いだな。
     鼻の骨は折れてるは、前歯は全部折れるは、目の周りは青黒くなってるは愉快なことこの上ねェ」

残党「……き、さ……ぁ、、がっ!」

一方通行「うっせェな。愉快な顔にしてやる程度にしてやったンだから感謝しろが三下どもが」

    「――クソガキ、と『無茶しねェ』って約束があったかンな」

    「……ンでェ? どォしてこンな間抜けな事をしやがったんだァ? オイ」

400:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:43:50.33 5qlIZbOa0
残党「な、ぜ……っ ぐは ―-わ、れらはま、けっ」

一方通行「俺ら超能力者が火、とはよく言ったもンだ。あながち間違いじゃねェ。
     鉄を打って固く鋭くするように、超能力もまた何かに研ぎ澄ますってのも、面白い考えだ。
     火である、俺としてはいい気はしねェが」
     
     「だがなァ? どンだけ性能のいい刃物や銃器を手に取ったところで、
      使用者が説明書通り正しく使用しねえと意味がない」

残党「……く、そっがっ、……が、」

一方通行「未元物質は第二位の暗算があって初めて全力で成り立つ代物だ。
     一朝一夕で、俺らが脳味噌弄りまわして、数年単位で獲得してきたもんを使えると思うなンざ、
     傲慢以外の、何者でもねーよ、ボケが」


401:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:47:22.71 c/RZGDbOP
はとわの使い分けもできないとか先生もう見てられない

402:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:48:11.68 5qlIZbOa0
一方通行「……少し、大げさに騒ぎ過ぎた。手短に頼むぜ」

    「もう一度、確認するぞ」

    「なぜ俺を襲った。
     人通りがなかったとはいえなぜ表の十人の気配があるところで、火花をおとした。
     ……表裏。いまとなってはさほど気にすることでもねェが……。
     それでも、無関係の人間が俺とオマエらの諍いに巻き込まれるのは、きにいられねェ」

    「――答えろ、残党」

403:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:50:53.32 5qlIZbOa0
うわー誤字ひで。
はとわ、正直すまんかった。
あと十人じゃなくて住人だよな

404:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:53:34.58 DlgIPnKc0
脳内変換する程度の演算能力はあるから気にせず続けて

405:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:57:25.07 MBWI4YsY0
一方さんと黒子くっつかないの?

406:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:59:43.94 5qlIZbOa0
残党「…………い、っただろう。
   がはっ。―-貴様らが。貴様ら、がっ……!立場をわ、きまず……っ」

一方通行「自分の存在価値を声高に主張したから。だっけか?
     ンだよ。マジでただの責任転嫁だってンならますます救いようがねェな」

残党「わか、ってわまるかっ! ……暗部こそ、暗部…こそ。
    わ、れらの最後の、地、だったのだ、だというに――ッ」

一方通行「…………」

    「…………なるほどな。
     俺も元は暗部に居た人間だ。
     そこに落ちたやつらは俺と同じ、クズな生き方しちまった奴ばかりだってのは分かる。
     居場所がない奴らばかりだってのも、……なンとなくは理解している」

    「オマエらにとって、暗部が最果ての居場所だったのとかもしンねえが――
     それでも、俺は自分の選択を間違っだった思わねえぞ」

残党「……なに、が。凱旋、だ……っ!!」

一方通行「悪いな。俺にとっては凱旋だ」

残党「……くそ、――クソが」

407:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:04:24.20 T7RQ3M0x0
黒子と一方のいちゃラブがどうしてこうなった

でも面白いから支援

408:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:08:26.22 qXAraSjg0
一方通行「……もォいい。話はここで終いだ。オマエらのバックに何もないなら、もォいい。
     察するに、第四位回収、あの浜面って野郎の暗殺失敗とかの罪で、学園都市に捨てられたンだろ、オマエら」

残党「………………、」

一方通行「暗部に……。いや、裏に、価値を見出すことを馬鹿にするつもりはねェ。
     俺も少し前まではそうだった。――悪かったな救いがねェと言って
     その点して関してだけは、訂正しとくわ」

    「――ただ、俺は、元通りなンざうんざりだ。俺は、俺でつかみ取るぞ全てを。
     この学園都市の見えないカーナビ通りに運転すンのはまっぴらだ」

残党「……、むり、に、きまっている」

一方通行「そう思って追い詰めて、暗部崩壊の元凶になった一員の俺に特攻ってか?
     オイオイオイ。そんな無茶なやんちゃをするには、オマエら少し年取りすぎだ」

残党「……だ、まれ。くそ、…………ガキ」

409:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:14:33.73 qXAraSjg0
一方通行「……『回収』の手だてくらいはお膳立てしてやる。
     成功するも失敗するも、居場所を見つけるも、そのまま朽ち果てるも、後はオマエら勝手にしろ」

残党[…………]

一歩通行「――ああ、ただ。これからオマエらを『回収』しにくる女は「馬鹿」かつくほどのお人よしだ。
     せいぜい、ベットに拘束された状態で、うるせえ小言を何時間も聞きまくるンだな。ハッ、ざまァねェ」

残念「……、いつ、か」

一方通行「いつかまた殺しにいくぞって? それもまた好きにしろ」

    「――また、そのうるせえ女の小言を聞く地獄空間に再送してやるだけだ」

         ・
         ・
         ・
         ・

410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:17:54.23 qXAraSjg0
なにがって俺が残念なだけだけど。

長ーーーい残党とのやり取りが終了したようです。
これから一方さんと黒子さんはちゅーするみたいですが、
……いったい、どこにチューしたんですか? 
ほっぺ、唇、その他?

>>+5


411:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:18:48.36 Hro4znsE0


412:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:19:02.68 qDT3iuQQ0
唇に決まってるよ!

413:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:21:52.18 /uC4uZQMO
唇からギリギリずれる位がいい

414:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:23:05.11 qDT3iuQQ0
一方通行の口と黒子の下の口

415:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:23:20.63 uMXjBh180
膝裏

416:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:23:35.43 IemIH2/w0
ほっぺに続けて唇

417:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:24:19.74 621DTs/I0
マニアックすぎるwwwwww

418:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:24:59.85 Io0kcAIrP
変態だー!!(AA略

419:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:25:21.89 Hro4znsE0
どんなシチュだよwww

420:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:25:26.82 cZE7OZTH0
あえて耳

421:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:27:34.42 IemIH2/w0
20000号しか喜ばんわwwwwwww

422:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:27:47.19 Yjo+yMJuO
急展開w

423:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:33:57.89 qXAraSjg0
    ・
    ・
    ・
    ・

白井「ああ、初春ですの?」(――ヒュン

初春『あ、白井さん。まったく連絡がありませんでしたけど、何もなかったんですか……』

白井「……例の、予知の話しですの?」(―-ヒュン

初春『ええ。補足された時間からかれこれもう一〇分はたっていますので』

白井(……あれだけのことがあって、まだ一〇分しかたっていないのが、不思議ですの……)(―ヒュン

初春『……ていうか、白井さん。ところどころ声が聞こえにくいんですけど、もしかして』

白井「ええ。移動しながら通話しておりますの」(――ヒュン

初春『白井さんって、結構、器用なことしましよねえ』

白井「棒読みですわよ、初春」(――ヒュン

初春『あららー。それは申し訳ない、ともおもってませんが』

白井「…………」(―-ヒュ

424:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:35:33.33 Hro4znsE0
ここから神の安価捌きか

425:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:38:55.59 qXAraSjg0
初春『あ、あと白井さんごめんさい』

白井「なんですの急に」(――ヒュン

初春『御煎餅、全部食べちゃいました。』(テヘ☆

白井「初春。次の休日出勤のシフト、わたくしの代わりに貴女がいってくださいましね」(――ヒュン

初春『えっ!?』

白井「残しておいてと頼んだのに……。
   固法先輩がお持ちになる和菓子はいつも絶品のものばかりなのに……。
   わたくし、すごくすごく楽しみにしていましたのに……」(――ヒュン

初春『うえええ。わかりましたよ! かわりますー!!』

白井「商談成立ですわ」」(――ヒュン

426:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:43:30.15 qXAraSjg0
白井(……と、目的地が見えるとこまで到着しましたわね)(……ストン

  「…………なんとまぁ」
  
  (あの、女性が最後に移動中に言って通りですわね。
   『どうぜ、戻った頃にはかたがついてるんだよ、ああむかつく』――でしたわね)

初春『ぐすん。その日は佐天さんたちと一緒に遊ぶ予定だったのに……』

白井「……初春、雑談はこのくらいに。お仕事のお話に移りますわよ」

初春『は、はいっ』(スチャ

427:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:44:16.94 +VmMKZxU0
ああ、アマガミか

428:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:44:21.81 /+979ax10
膝裏か……胸圧

429:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:52:38.16 qXAraSjg0
白井「……先ほどいた地点の近くで、ちょっとした『人身事故』がおきましたの」

初春『――ッ! それ、本当ですか!?』

白井「ええ。とは、言っても。大事にする必要はありませんの。
   何人か怪我をしている人もいますが、『軽傷の部類』に入るでしょう
   (――と言っておいたほうが楽ですわね)。
   当人同士の間で、現状の時点で特に『言い争い』はしておりません。
   
   けれど、やはり念のため、警備員と救護班を要請したほうがいいと思いまして」

初春『あんまり大きな事故じゃないですね、自転車の転倒とかですか?』

白井「ええ。そのようですわ(……襲ってきたほうが全員倒れてますもの…地面に)」

初春『わかりました。私のほうから直接、警備員に連絡を――、』

白井「ああ。そうでした。出来れば、『黄泉川愛穂』という教員がいい、とのことですの」

初春『え?』

白井「………知り合いだから、そっちの方が相談しやすいと『白い髪の人』が」

初春『まあたまにあるますよね。こう言う事。
   知ってる先生がいいって言う人も少なくないですし。わっかりましたー了解です』

白井「よろしくお願いしますわ」

430:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:00:05.96 qXAraSjg0
黒子(これでいいんでしょうかね? ……『白い髪』でなんとなく伝わる、との事でしたけど)

  「『風紀委員』としての任務はここまで、
   ――ここから先は『白井黒子』という、一『女の子』のプライベートタイム。
   ……なにをしようと、自由、ですの!」

  「なんだか騒ぎの前に色々考えていたことが、吹っ飛ぶくらいに疲労がたまっていますの」

  (――それでも、あとひと踏ん張りですわ)

  「さ、あそこまでなら、あと一回の移動で済みまわわね」


 ――ヒュ……、ふらっ


  (――しまっ! 連続移動の疲れがこんな時に……ッ!!!)
 

 ――ヒュン…… 


  (座標軸の計算が、ズレ――ッッ!?!?!?)

 
     ・
     ・
     ・
     ・ 

431:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:01:55.90 /+979ax10
ちゅーーーーーーーー!

432:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:04:25.89 JVjTU1GCO
プハー ごっそさん

433:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:04:50.05 /+979ax10
(膝裏

434:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:05:40.14 qXAraSjg0
     ・
     ・
     ・

一方通行「――そォいう事だ。少し暴れちまってな。後片付け頼むわ」

黄泉川『……オマエなぁ。あまり私の心臓に悪いことしないでくれ。
    今回の事後報告も、オマエには言いたいことが山程じゃんよ!!』

一方通行「『少しばかり派手な喧嘩』をしただけだァ。説教されるのは御免こうむる」

黄泉川『……その、少しばかりの範囲が図りきれないから心臓に良くないだ!
    せっかく。せっかく、打ち止めも一歩通行も、元気な顔で家に戻ってきてくれた。
    ――私も、桔梗も。あんな喪失感を味わうのは御免こうむるじゃん』

一方通行「…………」

435:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:07:14.43 uMXjBh180
一歩通行で深くにも吹いたw

436:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:11:20.61 qXAraSjg0
黄泉川『まあ、めずらしく素直に『お願い』されたから。
    これ以上は何も聞かないで、言われた通り『後片付け』してやるけども、何度も通用する手だと思うなじゃんよ』

一方通行「今回きりだ」

黄泉川『ああ、今回きりにしてくれ。
    ……オマエは非難した打ち止めと番外個体を迎えにいってこい』

一方通行「言われなくてもそのつもりだ」

黄泉川『ちゃんと三人で私の家に戻ってこい。
    誰ひとり欠けることなく、全員で帰ってこい。絶対に、だ――いいな?』

一方通行「……あァ」

黄泉川『宜しい。それじゃ、さっさと『後片付け』しないとじゃんよ! じゃあ、また家で』(ガチャ

一方通行「――やっぱ、馬鹿がつくほどのお人良しだわ、コイツ」

437:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:12:29.31 qXAraSjg0
○一方通行 ○避難

ちょっとコンビニいってくる

438:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:19:48.38 T7RQ3M0x0
キースキース!!

ところでどっちが膝裏にキスすんだろ

439:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:21:14.16 uMXjBh180
まさか黒子が一通さんに…さすがの淑女ぶりだな

440:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:22:37.01 qDT3iuQQ0
もういいから膝裏からの流れで危険なとこまでキスしちまえよ

441:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:28:48.17 qXAraSjg0
一方通行「………………」(カタカタカタ……。prrrrrrrrrrr,prrrrrrrrr

「………………」(prrrrrrrrrrr,prrrrrrrrr

    「………………」(prrrrrrrrrrr,prrrrrrrrr

    「………………」(prrrrrrrrrrr,prrrrrrrrr

    「………………チッ、あの馬鹿、電話にでやがらねェ」(ブチッ

    (能力使用は問題なかったてことは、ミサカネットワークは通常運転だったことの証だ。
      そのネットワークを取り仕切る打ち止めになんらかの異常があれば、小さな綻びはどうしても生じる)

    「それがねェってことは、ガキも、一緒にいるデカイガキのほうも無事ってこったなァ」

442:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:30:10.65 dJP+QrxXQ
黒子の膝裏にちゅーして重さで転倒してヘッドインスカートまで想像した

443:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:36:31.56 qXAraSjg0

10036号「なん、だと……!? とミサカは顔をひきつらせます」

   (い、いま起きたことをありのまま話すぜ、とミサカは切り出します!
     上位個体たちが去った後、お店の裏で在庫の整理をしていて、
     『さーってやっと休憩時間だ、近所のドーナッツでも買おう』と外に出たら、)

   「――店の前の大通りが、半壊状態……、とミサカは茫然と立ち尽くします……。なんだりゃー……」

   「なんだかすごい惨状ですね。
    これを目撃したのも何かの縁、とミサカは視覚情報の録画を開始します」



一方通行「まあ、無事なのはいいンだが、…………」(カチッ

    

10036号「と、あの少し遠くに居ても一発で特定できる白髪頭は、一方通行……? とミサカは呟きます」

444:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:41:26.76 Hyi4hCFN0
き・す!
き・す!


445:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:42:30.77 LJC1lSZ/0
なんだりゃー もえた
録画はMNWで殿堂入りフラグですねわかります

446:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:42:46.06 Hyi4hCFN0
膝裏からのアワビにキッス期待

447:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:50:36.74 qXAraSjg0
10036号(何故かアンニュイな表情でたそがれている一方通行をズームしてみます、とミサカは脳内で器用に操作します)
    
    (…………)
    
    (『――ちょっと天気が曇りに差し掛かっている平日の昼下がり、少年は、ただ待っていたのでした』
      とミサカは即興でそれらしいナレーションを遊び心満点でくっつけてみます)


一方通行「…………近くにはいねえみたいだな」(カチッ
 
    (駄目だな。番外個体の発する電磁波のベクトルが反射の『膜』に感じられない)


10036号(『少年は、ただ、待ちます。
     なんとなく――今日の目覚めの時に感じた予感が、忘れられなくて――』と、ミサカは続けます)

   (『立ち尽くす少年― 一方通行は、夢に出てきた運命の少女を待っているのです……!』
     と、ミサカは良い感じでテンションがあがって来た…!! うひひひ!!)

448:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:55:40.47 qXAraSjg0
10036号(『「こォいうのは柄じゃねェンだが……。なンでこンなところに居るンだァ?」
     (10036号の全力の脳内モノマネ)』と、ミサカは台詞もつけてみます)

   (『「ンな都合のいい夢なンざ、ある訳ねェンだよ。―ハッ、アホだな、俺も……」』
     と……ミサカは…ぶっは、台詞と表情が全然あってないいいいい!! あっはっはっは)

    
  ……――ヒュン


一方通行「ったく……面倒くせェな。しらみつぶしに探すしか――って、あ? なンか頭上がくr」


白井「やっぱり座標軸がずれたって――ちょ、まって、し、下に人がああああ!?!?」



10036号(ってか何か、本当に空から落ちてくる系のヒロインが現れただとーーー!?!? とミサカは奇跡の展開に大・ハ・ッ・ス・ル!!)


449:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:58:52.55 Fzxi3VM90
きたー!

450:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:59:00.36 Hyi4hCFN0
キターーー

451:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:00:51.67 T7RQ3M0x0
うひょおおおおおおおwwww

452:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:02:57.21 qDT3iuQQ0
…ふぅ

453:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:03:00.32 IemIH2/w0
セロリたんの膝裏の汗ペロペロ

454:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:06:04.95 9a2acxOyP
きたあああ

455:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:06:39.96 uMXjBh180
親方ァ!空から女の子がっ!!!

456:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:08:40.76 qXAraSjg0
10036号(っしゃ――!!キタ――!!)
   
   ( これはアレですね!!
     『夢で出会った少女が空から落ちてきて出会ったという少女漫画の王道系』ストーリー!!
     な、ナレーションは……ええい、そんなの後です!! 後で捏造すればいいことです!
     今は一心不乱に、完璧なカメラアングルで録画をするのみぃぃいいい、とミサカはプロ魂を持つカメラマンに変貌しますっ……!!)



一方通行「……ンだァ?」

白井(え、ちょ、白髪頭が上を向いた……、って、えええちょっと!!
   わたくし、お姉さまと違ってスカートの下に短パンとかの類は一切はいてな――ッ!?!?)

   「あ、や、ちょ、……か、顔をあげないでくださいまし!
    視線を私に向けないでくださいまし!!
    必然的な、不可抗力的な、極自然な動作かもしれませんけど、上を向かないでくださいですの――!!!!!」

一方通行「はァァァァあああああ!? なンなンだ、この展開――ッ!!!」


――ドンッ!

457:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:09:27.30 b7YUWPRv0
うええええい

458:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:12:25.25 /+979ax10
きたきたきたー!

459:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:19:46.59 qXAraSjg0
10036号(……ドンガラガッシャーン、とミサカは漫画に出てきそうな擬音を心中で呟きます)


一方通行「……」

白井「……い、いたタタタタ」(ムクリ

一方通行「…………」

白井「――色々と混乱して、空間移動が間に合わなかったですの……っ!!」

一方通行「………………オイ、このマセガキ」(ボソッ

白井「ゃ、んっ(み、右のひざ裏になんか、変な変色が……!?)」

一方通行「……今すぐ即効で俺からのけろ」

白井「にゃひっ!!」

  (え、ヤダと、なんなんですの!? と、吐息的な何かのような…変な、感触!!)」
   
一方通行「人を地面との衝突を防ぐクッション代わりにしてンじゃねェぞ、オイコラ」

白井「ふっ、ぅ。ちょ、喋ったら、―-そこ、や……ぁっ」

一方通行「――いい加減、人の顔面から脚をのけろつってンだ!!」(ガタッ

白井「わっ、わわ」(――ドテン

460:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:20:40.29 qXAraSjg0
変色……。○感触

461:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:22:21.30 ajVvisde0
かわええのう・・・

462:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:24:02.35 ggOoap+xO
やっぱ黒子だわ

463:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:30:46.66 qXAraSjg0
10036号(うわー……。なんか、うわー……と、
     ミサカは何か変態プレイでも強制的にみせられているような気分です。……うへ)

   (いやしかし、ここで動画を止める訳にもいけません、
    とミサカは決意を新たにして、
    物静かにそっと二人の動向を見守ることにします)


白井「よっこいしょ、……と。ああ、なんか背中全体が痛い。
   それもこれも2度も地面に衝突したからですわ……」(ハァ

一方通行「カウントをわざとらしく間違えンな! オマエが地面に落ちたは一回だろォが……っ」

白井「いいえ。私、『地面』に、二度落ちたんですの!」

  (ええ、そうですわ。わたくしは地面に落ちましたの!
   スカートの中を(多分)見られたことも、ひ、……ひざ裏に息をかけられてへへへ変な声を出しのだって。
   夢幻ですわ幻想ですわ。ええ、絶対にブチ壊れるこのない幻想ですのっ!!!!!!)

464:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:36:37.76 qXAraSjg0
一方通行「……こンのマセガキが。
     人様に謝るどころか地面扱いするとか…。ハッ、常盤台の子女教育ってのはたかがしれてンなァ」

白井「――なっ!? ま、マセガキだなんて心外ですわっ」

一方通行「あァ? オマエどうみたってガキ体型だろ。てか中坊は十分にガキンチョだ。 
     どォせその紐をといてくれる男もいねェってのに、
     年を逆に鯖読んだような黒下着をつけるとか、どこをどォみたって、マセガキだろォが」

白井「く、黒、――ッ!?!? 
   み、みみみ見ましたわね、見たんですのね、見るなとあれほど申し上げましたのに!!」

465:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:37:25.30 djnsqR0OP
>中坊は十分にガキンチョだ。

こいつ・・・ただの一方通行じゃねぇ!!

466:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:38:33.11 ggOoap+xO
一方さん細部までばっちりみすぎだろwww

467:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:39:21.47 IemIH2/w0
中坊は声もババァなンですの!

468:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:43:02.26 qXAraSjg0
一方通行「ぎゃーぎゃーどォでもいいことで喧しい女だなオマエ。  
     そっちが、勝手に空からパンチラサービスのローアングルで落ちて来やがったんじゃねェか」

白井「好きでそうなったんではありません!!! 
   たまたま目に入ったそのアングルを覗きこんだだけで、
   貴方に非は何もないと、そうおっしゃりたんですの!?」

一方通行「そォいうこった。あンなもン見たって興奮も何もしねェっての。
     純情気取るなら今後は白の下着でも身につけるンだな、マセガキ」

白井「あ、貴女という人は……信じられませんわっ!!」

469:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:48:06.00 utthp2Wg0
さすがセロリさん

470:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:50:19.23 qDT3iuQQ0
フェチから始まる恋もある

471:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:53:05.65 qXAraSjg0
一方通行「まぁ、まったく色気という実用性を発揮してないオマエの下着の話しどォでもいい」

白井「実用性云々は余計です!!」

一方通行「……オマエ、察するに空間移動系だろ? 自分を『運べる』ンなら大能力級だ。
     座標軸の計算がトチ狂ったのか、ただのスタミナ切れで落ちてきたのかわしらねェけど、気をつけろ。
     ――じゃねェと、いつか誰かの人体の中に『移動』したってシャレにならねェミスを犯すぞ」

    (……ったく。コイツ運がいいのか悪いのか……。
     俺が『反射』を切ってなかったら、怪我だけじゃすまなかったってのに……運のいい奴)

    (――いや、この俺に出会ってる時点で運は悪いな)

白井「…………ッ!!」

  (この人――、一瞬で私の能力・レベル・更に能力的抱えている懸念まで見抜いて……ッ!)

  「――無意識下とはいえ、人の下着みて、ひざ裏に口づけする変態、ってだけではありませんのね」(ボソッ

一方通行「オイ、……いま何か言ったか?」

白井「いいえ。何も」

472:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:56:27.34 IemIH2/w0
てっきり寝ぼけた黒子がお姉様の脇の下か何かと勘違いしてペロペロしてるのかと
セロリ感度良さそうだし

473:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 03:04:25.05 qDT3iuQQ0
なんかもうめんどくせぇから挿れちゃえよ
風邪引きそうだわ

474:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 03:07:52.65 uMXjBh180
>>473
パンツぐらいは履いとけよ今夜は冷えるぞ

475:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 03:12:33.59 qXAraSjg0
白井「あと良いですか、変態覗き魔の白髪頭さん?
   わたくしの名はマセガキではなく、白井黒子と申しますの!」

一方通行「あーそォかよ、マセガキ。
     人のこと覗き魔だ変態だうるせェ。いい加減、そのネタひっぱってくンな。飽きる」

白井「で・す・か・ら! 白井黒子ですの!
   貴方だって、随分と同じネタを繰り返し繰り返し……っ! 人のことは言えなくて!?」

一方通行「キャンキャン声で吠えやがって。
     オマエはポメラニアンかチワワか何かかって。
     ――止めだ、止めだ。これ以上続けてもやちがあかねェ。
     もォ、全部どォでもいいってことで良いだろ。悪いが用があるンで、ココで切り上げさせてもらう」

白井「いい逃れる気ですの!?」

一方通行「だから、用があるつってンだろォが!!!」

476:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 03:19:42.27 qDT3iuQQ0
ポメラニアンをファックですの!

477:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 03:22:17.07 qXAraSjg0
一方通行(……チッ。なンだ、なンなンですか、この常盤台のクソガキはッ!
     人のペースを乱しに乱しやがって……ッ!!
     一々、全力で皮肉をふっかけてくる番外個体より、違う意味でタチが悪ィぞ……)

白井「……はて? あれだけあぼれ回っていて、まだ何か用事ですの?」

一方通行「――あァ? オマエ今、何を言った?」

白井「ですから、あれだけ暴れまわって、と。
    ……ああ。そういえばば、もう一つの役職(名)をまだ名乗っていませんでしたわね、変態さん。
   私は白井黒子。制服をよくみて頂けるわかると多いですが、――風紀委員、ですの」

一方通行「………あァ、そういえば、腕章がついてやがンな」

白井「貴方がいったい何をもってここで暴れていたかは知りませんれけれど。
   たまたま――、そう、それこそ黒づくめの集団が下りてきた時、
   私もこの場に居たのですわ」

一方通行「――ッ!!」

478:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 03:31:36.29 qXAraSjg0
一方通行「オマエッ」

白井「余計な勘ぐりは無駄な努力になりますわよ。
   この場にいたのは警ら中だったからですの。
   もし、嘘だとお思いになるなら、風紀委員第一七七支部の端末情報をハッキングなさってみては?
   同僚が作り上げた防衛システムを突破できる自信があるのなら、ですけど」

一方通行「……オマエがココに居たのはまァ良い。
     黒づくめの奴らと俺が暴れまわってた、てのもこの際無視してやる。
     『風紀委員』の一員なら……。触れていいラインとその違いはなンとなくわかるだろ
     これは、オマエ等が扱うような『代物』でもねェってこと自覚してるなら、問題はねェ」

白井「あら、面白いですこと」

一方通行「面白い……だァ?」

白井「髪の毛の茶色い……、ああ、そうですわ。
   少しばかり『わたくしの知り合いに似ている』んですけど、
   高校生くらいの女性が、まったく同じような注意をして来たものですから」



479:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 03:32:45.91 qDT3iuQQ0
そういえばこの作者で垣根×麦野で絹旗でシロちゃんのスレって
途中で落ちてて、絶望したんだけど続編とかあったの?

480:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 03:32:59.22 9a2acxOyP
ここからどうやって惚れるのかw

481:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 03:40:37.19 qXAraSjg0
一方通行「…………っ」

    (番外個体が『知り合いに似ている』……だと?)

    (ああ……そうかよ、そォいうことかよ!)
     
    (コイツがきているのは、一万回も見て―嫌でも見慣れちまって
     脳味噌の片隅に記憶されている、常盤台の制服。
     あそこは少人数制の学校だ。
     常盤台ってだけで――『超電磁砲(オリジナル)』の関係者だと考えるには十分だ)

     「――運が悪かったのは、俺のほォだったてェオチかよ」

白井「……? は? 運が悪かった…? なんですの、それ。どうかしました?」

一方通行「……ンでもねェよ、こン畜生がッ」

482:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 03:45:50.95 qXAraSjg0
白井「……? まあいいですけど。
   それでまったく同じことを言われたの可笑しかったので……。
   あ、そうですわ。貴方、用があるとおっしゃてましたわよね?」

一方通行「……それがどォした」

白井「もしかして、その女性と。一緒にいた女の子、その二人を探しにいくのが、用だったのでは?」

一方通行「…………あァ」

    (………超電磁砲の関係者である以上、へたなことは出来ねェ。
     コイツは何処まで知ってて何処までしらねェンのか。
     その境界線がはっきりと見えてこねえ現状で、俺から余計な情報は言うべきではないな)


483:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 03:47:49.75 9a2acxOyP
支援

484:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 03:53:14.39 qXAraSjg0
一方通行(…………、超電磁砲は己の問題に一般人を巻き込むよォな輩ではない。
     あのツンツン頭の野郎は例外として……。
     最初、俺とぶつかった時も、あの女は一人で俺に挑んできた。――そォいうタイプの女だ)

    (このマセガキは『純粋に』風紀委員をしている少し変わり種の、……一般人だ)

    (――こォいうややこしい対応は海原や土御門の担当だったつーのによォ)

白井「私がこの場に戻ったのは現状の確認意外にも、
   この場に残った貴方に、二人の居場所をお伝えしようと思ったからなのですわ」

一方通行「……オマエ、しってンのか!?」


白井「ええ。だってその場までお連れしたのは私ですのもの」


一方通行「――なっ……!?」

485:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 03:59:00.35 qXAraSjg0
白井「ええもう。下着やら覗くやらで本来の目的を今の今まで忘れていましたけれど」

一方通行「何のつもりだ」

白井「なっ、急に睨んで来ないでくださいまし!
   ……あの時は明らかな異常事態でした。訳がわかりませんでしたけど、
   今、そこらにのさばっている黒づくめの集団が誰かに危害を加えようとしていたのは明白。
   貴方が先ほど見抜いた通り私は『空間能力』の大能力者。
   「勝てる」とは思いませんでしたので、生徒保護を優先したまでのことですわ」

一方通行「――そんな、なにをさらっと、至極当然といった顔でいってのけてやがる!?」

486:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 04:06:30.14 qXAraSjg0
白井「いえ、そんな……当然といった顔、と言われましても……」

一方通行「――オイ、マセガキ。オマエは大能力者で間違いねェンだよな?」

白井「ええ。貴方が見抜いた通り。自身の重量を空間移動出来る程度の能力ですわ。
   本当は貴方を含め、三人を連れ脱出したかったのですが、
   若輩故、と言うと言訳がましいかもしれませんが、わたくしが人を伴って移動するのは二人が限度。
   ですので、幼子から優先しましたの」

一方通行「そォいうことを聞いてるんじゃねェ。
     オマエは大能力者。頭の出来だって悪かねェだろ。
     風紀委員ならそこらへんのスキルアウト並の実戦経験もあるはずだ。
     ――なのに、何故、そんな行動に移った、って聞いてンだ」

白井「……? わたくしは、あなたが質問していることの意味がわかりませんの」

一方通行「いいから答えろ」

487:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 04:07:57.46 cBxQKit60


488:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 04:15:33.31 qXAraSjg0
白井「よくわからない突っかかり方をしますのね。
   何故、……言われても、先ほど貴方が言った言葉を借りるなら、
   そう行動するのが『当然』と思っているからですわ」

一方通行「………俺がのした奴らは、どうあがいたって、オマエが勝てる相手ではない。
     オマエが経験と本能と演算能力の全てからはじき出した『勝てない』という結果は大正解だ」

白井「そうバッサリ『弱い』と言われるとさすがに傷つくのですが……」

一方通行「そォだ。オマエは『弱い』。それは学園都市の基準でじゃねェ。
     俺やこの黒づくめの奴らから見た基準で言っている。
     甘すぎるママゴト基準ではなく、オマエが立ち入ったことのないラインから判断した実際の基準からみて、だ」

白井「…………確かに、
   わたくしが一人も倒せると思えなかった人たちをブッ倒した貴方は強いでしょうね。
   それに比べて逃走手段しか提供できなかった私は、弱いでしょうね。
   そんな強さ比較を繰り広げて、貴方は何を言いたんですの?」

489:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 04:19:10.59 iEs9YTHe0
sien

490:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 04:21:56.25 qXAraSjg0
一方通行「…………オマエは、立ち向かう術がなかっただろう」

    (戦うことに、守ることに、何かを大事だと思う事に理由も動機もいらねェ、と知った)
    
    (あのツンツン頭も、そうやって動いたように。俺もそうやって動くようになった)

    (―――けど。
     ソレはアイツには……『俺の能力すら打ち消す程の何か』があり、
     そして俺には……学園都市第一位としての力があった)

    (巨大な何かが立ちふさがった時、俺やアイツは立ち向かうにたる術を持っていた、有していた!!)

     「それを持たないオマエが、なンで、」

     「―――なンで、自分の身を守ることすら考えず、死線につっこんでいったのか、と聞いてるンだ」

491:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 04:27:18.41 QrlouwF50
支援

492:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 04:28:28.10 qXAraSjg0
白井「………………」(ポカーン

一方通行「――間抜けな面してないで、さっさと、答えやがれ!」

白井「……貴方、お馬鹿さんですの?」

一方通行「……あァ!?」

白井「いいえ。聞くまでもありませんわね。貴方、馬鹿ですの。
   変態で覗き魔で馬鹿とか――将来が逆の意味で有望な方ですわね」

  「いいですこと? 実に簡単にわかりやすく答えてさしあげますわ。
   自分に力があるからないからとか。
   自分の身すら危ういとか危うくないとか。
   そんなもんは、論議すること自体、わたくしに言わせればナンセンスですの」

  「助けたいと思ったから、助けた。
   手を差し伸べたいから、手を指し述べた。――それだけですわ」

  「……まぁ。わたくしの場合は、ですけれど」

493:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 04:33:29.83 qXAraSjg0
一方通行「助けたいから、助けた……」

白井「なんで奇妙なものを眺めるような眼で私を見ますの!? 
   わたくしは希少種でも絶滅危惧種でもありません。ただの一介の女生徒ですわ!」

一方通行「………………」

白井「貴方だって。あの二人を守るために戦ったのでしょう?
   すくなくとも私にはそう見えましたけど。
   ……何故、似た理由で行動を起こした貴方に、
   ここまでつっこんで自身の行動を批難されるような質問を投げつけられなければなりませんの?」(ハァ

一方通行「…………力のあるなしは、関係ねェ、だと…っ?」

白井「――ああ。そういうことですの」

494:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 04:41:41.86 qXAraSjg0
白井「他者に手を伸ばしていいのは『力あるモノ』だけだと、誰が決めたですか?
   他者を外敵から守るために、外敵にして強敵に立ち向かって良いのは『力あるモノ』だけど、誰が決めたのです?」

一方通行「――ッ!!」

白井「貴方の理解は中途半端もいいところですわ。
   精神的なサポートも体力的なサポートも。
   どちらにも『強弱』はありません。あってたまるもんですか
   力なき弱いモノが心の支えとなり、
   力あるモノが外敵の侵入を防ぐ防波堤になる、なんて形は一例にすぎません」

   「……確かに、『守りきれる』保障がない行動はあやぶまれるかもしれません。
    それでも。わたくしには関係ないことですわ」

   「――力を有している、という前提が崩れないうちは、貴方と私の価値観が共有されることは、難しいでしょうね」

495:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 04:41:42.69 D646d2BC0
黒子マジかっこいいわーマジ俺の嫁だわー

496:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 04:51:34.34 qXAraSjg0
白井「……と、偉そうに説教されてみても、全ては受け売りに過ぎないのですけれど」

一方通行「受け売り……?」

白井「講義を受けた訳でも、説教をうけた訳でもありませんわ。
   わたくしが『お姉さま』の日々の仕草、習慣、礼儀作法から学んだもの。
   ――お姉さまの背中を見れば、分かりますもの」

一方通行(……『お姉さま』かよ。これで完璧、超電磁砲の身内決定、だなァ……)

白井「――貴方の考えもまた、一つの尊ぶべき価値感ですわ。
   少しの他人と価値観の相違があったからと、気にすることはありません。
   なんて……後だしフォローも、なんですけれど。
   さあ、あまり雑談ばかりしていると、彼女たちが待ちぼうけを喰らってしまいます。
   議論はここまでしましょう」

一方通行「―――」

    「…………先に、話しを切り上げるって言ったのは、俺だったはずなンだがなァ」

白井「……ふふ。そういえば、そうでしたわ」

497:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 04:56:48.75 qXAraSjg0
一方通行「……俺、オマエのこと、嫌いじゃねェわ」

白井「……えっ? な、な、な………ッ!!!! 
   な、何を急にどこをどうやったら、そんな話題にシフトしますの!??」(///

一方通行「オマエみたいな偽善を通り越した阿保は、嫌いじゃねェ」

白井「…………………ああ。そういう意味ですの。紛らわしい略仕方はおやめ下さいまし」

一方通行「は?」

白井「なんでもありません!!」

498:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 04:59:03.65 mDQon4ZRO
黒子可愛い

499:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:02:23.32 qXAraSjg0
白井「杖をついて歩いて行くには遠すぎますし、タクシー等で行くにもかなり時間がかかる所に二人はおいでですわ」

一方通行「距離的には」

白井「直線で数~数十キロ。ギリギリ第七学区に区分けされている場所ですの。
   ですのね、『飛んでいく』のが一番手っとり早いんです」

一方通行「……座標軸の計算を間違えのはどこのどいつだ」

白井「あれは一瞬の気がに緩んだだけですわ! 
   あなたとあーだこーだと騒いでいる内に多少体力も回復しました!!
   さっさと行って、さっさと終わらせますわよ!――今、わたくしは『プライベートタイム』を割いてココにいるんですの!」

500:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:05:50.38 oBmChk6CO
愛と~呼ぶのなーらば~そーですの~♪


501:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:08:15.31 qXAraSjg0
白井「文句を垂れずにちゃっちゃと私の手をとってくださいませ!!」(ズイッ!……ヒラリ

一方通行「……あ?」(ヒョイ

白井「ほら、お早く!」

一方通行「これは……打ち止めのハンカチ……?」

白井「――? あら、嫌だ。
   せっかく女の子から頂いたハンカチを落とすだなんて。
   わざわざ拾ってくださるなんて、口調も態度も最悪に近かったですけど、
   案外ご親切なところもあるんですのね」

一方通行「―このハンカチ、オマエのか?」

白井「正しくは、『助けになってくれてありがとう』と小さな女の子から頂いたものですけれど」



502:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:08:21.79 Dt5PlpZYi
一通さんがフラグメイクするなんて

503:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:16:43.40 qXAraSjg0
一方通行(……これは、アイツがいつも肌身離さず持ち歩いてる、お気に入りのシロモンなンだがなァ……)

    (――それを、親切にされたとはいえ、初対面のコイツに送ったのか)

    「………………っ」

    (……近親者以外で、打ち止めが同年代
    (とい言っていいのか微妙だが) の奴に声をかけられることすら極稀。
     ――それが、好意的な理由で接してきたというなら……)

    「アイツにとっては……天文学的な数字に近い、『奇跡』だったのかもしれねェ」


白井『――助けたかったから、助けた。それだけですわ――』


一方通行(…………すげェ奴も、この街にはまだいたもンだ)

    (――そンで、コイツがその教えを貰ったというのが『超電磁砲』だっていうンなら)

    (―――、)

    (…………やっぱり、アイツと俺は相容れないな。『色んな意味で』)

504:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:19:47.52 IemIH2/w0
>>502
一方さんはフラグを全部目敏く見つけた上で一本残らずわざとへし折るイメージ

505:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:21:28.14 Dt5PlpZYi
           /ヽ  ,. . .-‐…‐- . .
        {_/)'⌒ヽ: : : : : : : : : 〉`: 、
        {>:´∧;;;;;/. : : : : : : : : : : : : :ヽ
      /: : : /;;;;;;Y: : : : : : : : : : : : : : : : : : .___
.   /: : : :/丁⌒: : :∧ : : /: /` }: : : : : :ハ;;;;;;}
   /: : : :/: : :{: : 八: :{:>x/| /   |:i : : :}: : : };;;∧
.  /: : :/} : : :八Y⌒jY´んハ从  从-‐ノ: : :/Y: : :.
 /: : / /: :/: : : V(.  弋ツ    心Yイ : ∧ノ: : ハ
 !: : :!//i: : : : : 个i ''''     , {ツ /彡く: ハ: : : :i
 }: : :ヽ  / : : : i: :´{入   _     /: : : ∧: i i: : : |    支援ですの!
〃. : : : ∨: : : :/l: :/⌒ヽ、  `  イ: : : :/ }: リ: : :ノ
: : :/\: : V : /ノ:/     VT爪_八: : : { 彡. : イ{
: :( /: \:} /: :/{     rv\j  { >‐=ミー=彡ヘ: ヽ
`)' ){: (  ): : :{八   /ヘJ ̄ ̄ {_/ /   \j: : 八: :}
 (  ー=ミ  彡'  ト、 / / 〔o〕     `トしヘ. _ \{ j ノ
   r=彡' ー=ァ |\{.      . -‐、‐=ァ′  ヽ  \(
   `フ   (   |   \_/  x个彳)   ∧   \
             ヽ   | _/  ∨ {\  /、ヽ     ヽ
            ヽ  ー-ヘ.    ∨j   ヽ{__>  . _}
            〉    \   \
               /       \   \
           /           \   \
            〈               j\   \
          / ー--==ニニ=く  \

506:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:25:09.18 qXAraSjg0
一方通行「――色々と、クソガキどもが世話になった見てぇだな」

白井「いいえ。自分が好きなように行動しただけですの」

一方通行「このハンカチ、な」

白井「はい?」

一方通行「あのガキが……打ち止めが。
     こっちが呆れちまうぐらいに大切にしてたハンカチなンだ。
     理由は言わねェけど……大好きな『お姉さま』と偶然お揃いモノだったらしくてな。
     そンだけの理由だけど。打ち止めにはそれほどの理由のあった代物で」

白井「………それほど、大切なものだったんですのね」

一方通行「ちゃっちい子ども向けの商品だ。
     ――けど、打ち止めとっては宝の一つだったと……俺は思ってる。
     これは俺のエゴだ。オマエに押しつけるのも筋違いだろォが……。

     そのハンカチ、大切にしてやってくれると、有難い」

白井「…………っ!!!」

507:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:26:08.58 U+64fUK+P
まろみがある

508:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:29:58.20 WdWJxVhS0
このまろみ・・・そして、このまろみ・・・

509:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:31:47.52 D646d2BC0
まろみガール?

510:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:32:13.25 qXAraSjg0
白井「………意外ですわ」

一方通行「あァ? 何がだ」

白井「―貴方、中々愛らしい笑みを浮かべる方ですのね」

  (意外、だなんて嘘ですわ。本当は)

  (本当は、いま、そんな顔をするなんえ『ズルイ』と、私は思いましたの)

一方通行「大丈夫が?白井。オマエの視力。ぜって腐ってるぞその眼球」

白井「……だ、いじょうぶですの。正常ですわ。いいえむしろ2,0と成績優秀な眼球です」

  (駄目だ。考えれば考えるほど、――どツボにハマりますわ)

一方通行「……眼球に成績とか、ありえねェ……」(ハッ

白井(ズルイですわ、ズルイですの、ズルイ、ズルイ、ズルイ)

  (笑いかけるなんて、ズルイ)

  (名を呼ぶなんて、ズルイ)

  (――なんて、ズルイ)

511:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:41:57.15 QrlouwF50
s

512:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:42:44.97 qXAraSjg0
白井「…………貴方とは、価値観を共有できそうにありませんわね」

一方通行「また、改まってその台詞か?」

白井「ええ、改めってのこの台詞ですの」

  (……この方は、妹さんを思うお兄さん、のような表情で笑ったに過ぎない。
    それほど大事に思っている子を想っての、笑顔ですわ)

  (多少――本当に多少、距離が短くなったでしょうね、けどたかがミリ単位)

  (この人は、多分、捻くれてて、難しくて、不器用で、もがいた……のかもしれません)

  (『性にあわない』ことを無理やり捻じ曲げてまで、誰かを守る努力を、しているのでしょうね……)

  「でなけれな、あんなに真剣に『誰かを守ること』について、知ろうとしませんの」(ボソッ


513:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:51:57.78 qXAraSjg0
白井(――ああ。そうか。私の理解もまた中途半端でしたの)

  (理由なく、力なく、誰かのために行動する――これは、わたくしの『性にあっている』ことですわ)
   違和感を覚えることなく素直にその考えを疑いもせず、邁進していく。
   これは、わたくしの誇るべき長所。誇るベき美徳、でしょう)

  (けれど、全員がそうじゃない。誰にとっても『当たり前、当然』ではない)

  (理由があるからこそ、力があるからこそ、誰かを守る勇気を手に入れられる人も、いる。
   絶対に折れることのない信条を進むことも、力があるからと多くの人を守ろうとすることも……、)

  (誰かを守ることに、かわりわない)

  (――だからこそ、目の前に居る人物はとても繊細で聡明な人、なのかもしれない)

  (わからない。わからない。
   これは直感、おねえさまに焦がれた時と……いいえ違う。
   お姉さまに憧れの念を抱いた時と同じ…………本当として、心が奪われている、気がする)

  「――いいえ、実際にそうなのでしょう」

一方通行「あァ? なんだァ?」

白井「……ちょっとした、乙女心に気がついただけですわ」

514:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:59:57.98 qXAraSjg0
白井「――そうですわ。この変態さんは、『強い』お方なのですわ。
   …………黒づくめに背を向けることなく、自分が望む全てを守りきった程に」

  「そんなこと、簡単に出来ませんわ」

  「……一生懸命にひた走れる強さを、この方はおもちなのかもしれませんわ……変態ですけど」

一方通行「……さっきからボソボソとぶつくさいうのはかまわねェけどよ、
     ところどころ、『変態』とか不名誉な代名詞が聞こえてンぞ、オイ」

白井「、き、聞いて!?!?!?」

一方通行「聞いてねえよ。ただ、不愉快な単語が耳に入ったから文句を言ったんだ」

白井「……だって、わたくし、あなたの名をしりませんの」

一方通行「…………」

白井「ずっと、変態、覗き魔、馬鹿、と呼ばれつつけることを良しとするのならば、別に―」

一方通行「アクセラレ―タ」

白井「……あくせた、れーた?」

一方通行「『一方通行』と書いて、アクセラレータだ」

515:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 06:06:27.19 qXAraSjg0
白井「……そう、ですの。一方通行と、おっしゃいますのね」

一方通行「――まァな」

白井「…………お礼を」

一方通行「あ?」

白井「……ハンカチを、拾ってくれたお礼をしなければなりませんの」

一方通行「いや、別にそンn」

白井「いいえ! お礼をしないと私の気がすみませんの!!ええ、いま決めましたけど。
   頂いた親切は丁寧にお返ししなさい、と『お姉さま』もおっしゃていましもの」

一方通行「………ッ」

白井「今はお二人を迎えに迎えにいかないと、ですので。お礼は後日に。
   なので、連絡先をおしえてくださいまし?

一方通行「いや……」

白井「教・え・て・く・だ・さ・い・ま・せ」

一方通行「」

516:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 06:10:43.17 QrlouwF50
一方通行とか超電磁砲とかに弱いならきっと冥土帰しも、、、

517:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 06:14:59.89 qXAraSjg0
       ・
       ・
       ・
       ・

10036号「え? これ、一方通行にフラグが、たったのか……? 
     とミサカは目の前で起こった現実が信じられません」

    「……あの後、一方通行はツインテ少女にほぼ無理やり携帯出させられ、
     赤外線でメアドを交換させられ、
     ちゃんとメールが届かどうかの確認作業まで、
     やらされていましたね、とミサカは録画した動画を再生しつつ、振りかえります」
 
    「そのあと、空間移動で何処かにいってしまわれたので、
     上位個体たちを迎えにいったのでしょう、とミサカは推測をのべてみます」

    「…………てか、最後の方の『オマエのこと嫌いじゃねえ』とかの辺りとか、
     オマエら、どこの青春ドラマに出演してるの? とミサカですら感想を抱いてしまいました」
  
    「――これ、ナレーションとかも完璧につけたら、面白いんじゃね? とミサカは――、」

518:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 06:17:10.92 qXAraSjg0
      ・
      ・
      ・

 ―ミサカネットワーク―


 各々好きに発言してね、ってミサカはミサカは提案してみる――上位個体


 1.【大反響】一方通行がツインテ少女となんか出会ってた件について【純愛&仰天動画】790再生(999)←NEW!!
 2.殿堂動画ノベライズ計画2(946)
 3.あの人の行方捜索報告所354(846)


               ・
               ・
               ・
               ・



519:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 06:24:30.34 QrlouwF50
もう朝か

520:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 06:26:16.98 qXAraSjg0
【大反響】一方通行がツインテ少女となんか出会ってた件について【純愛&仰天動画】790再生

995:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka10934
うっはwwwwやべえ超萌えるぅうううwww

996:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka12534
やべえ。特にツインテ少女が徐々にデレていくとこがいいな
もう何百回ってみてるけど、キュンキュンする

997:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka10384  
あー。俺も恋がしてー

521:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 06:27:29.43 qXAraSjg0
998:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka20000
はあはあ。やっぱり膝裏ちゅっちゅやっべええええええ
俺もちゅっちゅされてえええ!!
いやむしろ[これは放送禁止用語、ってミサカはミサカはNGを出す!!]してほしいいい

999:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka14633
>>998
おい    




おい

ついさっきの健気さただようコメントはなんだったんだよ!!

1000:以下、名無しにかわりましてミサカがお送りします:ID:misaka10036
ほんの出来心であげただけなんだけど
まさかこんなに反響がかえってくるとは……

あ、>>1000だったら明日の晩御飯はハンバーグ


          ・
          ・
          ・
          ・



522:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 06:33:10.58 qXAraSjg0
まさかこんなに殿堂入り動画が長引くとか、
ってかテンションあがった番外とか書いてたら俺もテンションあがって……
もう朝だな眠いので死んだように寝る

安価…。次の視点は一方黒子だし……。

どっかの端っこポジに(例えばウエイトレスとかコンビニ店員とか)出てくる人は誰??

>>+5

おやすみ

523:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 06:34:57.91 mDQon4ZRO
ksk
安価なら下

524:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 06:35:24.10 Dt5PlpZYi

ゆっくりやすんでいってね!

525:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 06:41:31.95 ehW5hAir0
乙!
睡眠は回復だ。俺も寝よう

526:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 06:46:23.44 MuAXF+QhO
ビアージオだろ

527:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 06:48:20.54 wqNgZ7hv0
インデックス

528:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 07:25:46.33 852WTex+0
>>527
インターセプトさんが働く…だと…?

529:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 08:17:05.30 t8jMKUtvO
>>479
なにそれ詳しく

530:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 08:23:53.99 SxPpAnh/0
誤字脱字が酷すぎる
面白いからいいけど

531:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 08:27:19.44 I7X7FFn2O
原作の戦闘でもこんなに恥ずかしいの?

532:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 08:38:15.84 qCyYSFHe0
原作は更に恥ずかしい

533:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 08:54:33.04 b7YUWPRv0


534:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 09:09:37.78 Hro4znsE0
フェチ安価から黒子デレに繋ぐとは流石だな

535:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 09:19:07.85 /uC4uZQMO
安価捌きが神がかってる

536:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 09:36:48.40 rrxxXhJg0
しかし難易度が上がるぞ……

537:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 09:37:09.83 +pXddqXZO
これは期待せざるを得ない

538:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 10:00:42.12 PUbpKkIjO
追いついた

期待

539:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 10:01:54.09 qDT3iuQQ0
寝起き保守

540:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 10:38:40.57 JHWBPbe10
上条いないのに、学園都市にいるのか......

541:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 11:12:39.59 obpH1+e4O
保守

542:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 12:02:49.95 qDT3iuQQ0


543:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 12:51:57.75 9RDC+kX9O
しゅ

544:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 13:29:54.24 qDT3iuQQ0
休日の昼って保守間隔どんなもんだろ?

545:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 13:36:09.60 zZt0jsKt0
補習

546:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 13:50:13.09 iEs9YTHe0
これは長くなるな
楽しみ

547:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 14:10:26.19 QrlouwF50
ほしゅ

548:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 14:21:35.85 BQj/GFwj0
ほしみ

549:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 14:30:15.57 Ey6xB2+O0
ここの1に拾えない安価はあるのか…?

というわけでもうちょっとカオスな展開にしてもいいと思うの

550:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 15:08:25.21 AgrGcrCdO
安価でこうなれるのは凄いお

551:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 15:16:02.29 f9cvpQ/Y0
保守

552:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 15:46:23.42 IemIH2/w0
初春がアレイスターと交際したり滝壺が未亡人だったりとかな

553:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 15:47:01.50 CfxMd57Q0
>>529
479じゃないけど
絹旗「恋をしちゃいました」だったかな

家に帰ってきたら落ちてて落ち込んだわ

554:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 15:49:43.46 mk/HkPZ/O
やっと追い付いた…
空間通行なんて誰得?
なんて思ってましたけど
俺得と言う事に気が付きました。

555:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 16:24:52.33 4Dovnlhn0
いいね

556:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 16:54:18.57 zZt0jsKt0
ですの

557:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 17:01:07.97 Na6ReW290
まだ起きないのか…

558:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 17:06:59.89 rWxxDA/+0
空間通行に目覚めたのならロリばばァも読んでみるといい

559:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 17:36:01.51 OVLdR3Gw0


560:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 17:36:23.63 rWxxDA/+0
保守

561:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 17:56:34.00 QrlouwF50
ほしゅ

562:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 18:09:27.79 qXAraSjg0
おはよう起きたら今日が終っていた
誤字脱字は毎度すなねえ
アイテムのやつはオチったりだすまん


563:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 18:14:06.74 znoz9paE0
来たっ……ついに…来たっ……!

564:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 18:34:41.85 qXAraSjg0
――白井黒子&一方通行視点――

数日後。早朝。

in常盤台中学学生寮 私室


御坂「くあっ、――ふぅ。……眠い。欠伸でる」

白井「やっぱり指摘通りにすべきなのでしょうか? いえ、でも私にも譲ることの出来ない確固たる信念がありますの。
   アイデンティティを捻じ曲げるにも等しいことを、そう易々と実行に移すのは褒められたものでも」(ブツブツブツ

御坂「規律がある学生寮ってのは不自由なく暮らせて良いけど、
   休日なのにいつも通りの健康的な時間に起床しなきゃいけないってのは、ちょっとアレよね。
   たまにはお昼近くまで布団で惰眠をむさぼるグータラな休日を過ごしてみたいもんだわ……、ふぁ…」 

白井「着衣するに相応しい理由と個人の趣向が合致することなど中々あるものではないし、
   それを、対して意味もなかったと思われる一言に惑わされて、踊らされるのも癪ですの、ええ、癪ですの」(ブツブツブツ

565:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 18:39:45.49 qXAraSjg0
御坂「顔洗ってこよ……っと。洗顔クリーム洗顔クリーム、あ、あった。
   てか、今日の朝ごはんなんだろう。ハニートーストだといいなー」

白井「でも踊らされてみるのもまた一興とも申しますか、ああもうさっきから考えがまとまりませんの。
   黒子は何故こんな爽やかな早朝からこんな苦悩を抱えなければなりませんの!」(ウガーッ!!

御坂「…………、黒子、アンタなんでクローゼットの前で悶々としてる訳?」

白井「! あら、お姉さま。おはようございますの」

御坂「あ、うん。おはよー。―んで? さきから何をしてるの?」

白井「…………その、下着を白にすべきか、いつも通りのものすべきか悩んでいたと申しますか」(ゴニョゴニョ

御坂「…………は?」(ポカーン

白井「あの、ですから今日身につける下g」

御坂「いい。いいから。それ以上いわんで宜しい。
   アンタが朝っぱらの時間帯に似つかわしくないことで頭を抱えているのは察した。
   まぁ、察したくなかったけど……。なんか急に目が覚めた……」(ハァ

566:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 18:48:00.79 sNid+cDR0
期待

567:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 18:54:30.60 64CmXsxn0
>>562
>すなねえ
早速誤字る>>1にワラタw

568:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 18:54:41.47 zZt0jsKt0
はじまってた

569:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 18:54:43.96 jgJGR3qrO
待ってました!

570:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 19:10:47.47 DecUn2xB0
支援

571:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 19:20:14.75 qXAraSjg0
白井「早朝に似つかわしくない話題であることは重々承知にしておりますわ!」

御坂「白い下着、ねぇ。アンタの感覚で言えば「子どもっぽい」でしょうに」

白井「そうですわね。常に淑女であることを心がけている身としましては、
   こう、気品と知性にあふれたものを着用すべきかと思いまして」

御坂「秘部を隠す気ゼロなあみあみなモノとか、
   スパンコールで出来たギラギラなバタフライが堂々と鎮座してるモノとかの何処らへんに
   気品と知性が盛り込まれているのか、逆に教えてほしいくらいね」

白井「人様の趣向をどうこういうのはあまり関心―」

御坂「私の下着とか寝巻をガキ臭いだの年相応じゃないとか好き勝手言ってくれちゃてるのは、どこのどなただったかしら?」

白井「……うぐっ」


572:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 19:33:55.88 qXAraSjg0
御坂「どうしていきなり白い下着ってもんが話題にあがったのよ。
   ……ああ。それはそれは大事そうに持っている、その実物ってことね。
   へー。白くてフリルでちょっとリボンで可愛いじゃん。訳はどうであれコレを着ようか迷ってるのか」

白井「ええ、まあ……」

御坂「今日着ていく服は昨日寝る前に即効で決定してアイロンかけてたってのに、悩みどころずれてる気がするんだけど」

白井「だって。それはお姉さまがアドバイスを下さったからですわ」

御坂「……その、例の『好きな人』初デートなんでしょ?
   本命のマグロを釣るなら小細工なしの、ど真ん中直球勝負が良いに決まってるのよ」

白井「ド真ん中直球勝負がイコールピンクのワンピース、になるのかが謎ですけど……。
   いえ、薄ピンクでシンプルなデザインですので、私もいいなと思って着ることにしましたけど」

御坂「…………、思春期の男ってのは案外そういうの弱かったりするのよ(多分)」

白井「お姉さま、それはあの類人猿から得た体験談ですの経験値ですのレベルアップですのおおおお!?!?」

御坂「何、急に変な路線でぶちぎれてんのよ! 違うわよ! あくまで一般論を装った個人的な推測よ!!」

573:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 19:42:20.57 qXAraSjg0
白井「チィッ! あの類人猿め、このわたくしの目を盗んでこんなことやあんなことを……?」

御坂「アンタ、私に直接的なアタックをしなくなったわりには、そういう所はなんにも変らないのね……」

白井「当然。お姉さまへの情が恋慕ではなく憧れだったと気がついたとて。
   わたくしがお姉さまを尊敬していることや、こうありたいと目標にしていることは変わりません。
   お姉さまはいつまでの黒子のお姉さまですのよ。
   それほど大切に想っているひとを、馬鹿な男に嫁がなんて不運は絶対に阻止しますの」

御坂「嫁っておいおい。わたしはまだ14なんだけど」

白井「あと二年で法的に婚姻可能年齢ですわ。大げさなことは何一ついっておりません」

御坂「いや、大げさだって……」

  「――でも、そう言ってもらえるのは嬉しい、かな?」

  (……うん、大丈夫。私も黒子も。根本は何も変わらないもの。だいじょうぶよ、御坂美琴)

白井「?」

574:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 19:48:00.50 Hro4znsE0
紫煙だ

575:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 19:48:52.44 IemIH2/w0
黒子のお姉様に対する感情はエツァリのそれに近いよな

576:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 19:50:38.57 qXAraSjg0
御坂「――ま、お茶飲むだけなんでしょう? 別に下着にまでそんなに気合いいなくてもいいんじゃない?」

白井「でも。『純情を気取るなら白い下着にでもするンだな』って、あの殿方が……」(ボソッ

御坂「……は?」

白井「要約すれば『ガキ体型の癖に黒い下着なんて意味ない』みたいなこともおっしゃっていたし」

御坂「いやいやいやいや! スットプ! ちょっと待った!」

白井「へ?」

御坂「アイツがそんな事言った訳? てか、アンタ、アイツに下着姿見られた訳!?!?」

  (あんの野郎ォ……)

577:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 20:00:12.04 qXAraSjg0
白井「お、お姉さま……っ!?」

御坂「いーい? 
   確かにわたしはアンタの味方でいるって言ったわよ!? 
   その心に嘘も偽りもないわ。わたしはいつでも、白井黒子の味方。
   ……けどねぇ、出会ってまださほど立っていなくて、
   男女交際にだって発展してない内に不純な関係を結ぶなんてことは駄目!
   そんなの、認めませんからね!!! ええ、もう、わたしは認めないからね!!!」(バンバン

   (あんの変態モヤシ……。黒子を傷つけた絶対容赦しねえ。ここまでの真正とは思わなかったわ!!!!)

白井「ちょぉおおおおお!!! な、何を勝手にそこまで飛躍なさったお考えをしているのです!?」

御坂「だって、アイツ、アンタの下着を見たんでしょ!」

白井「そんな大声でそんなこと聞かないでくださいませ! 
   た、確かに見られましたけど……あ、あれは不慮の事故ですわ!」

御坂「……不慮の事故ぉ?」

白井「……その。たまたま。偶然。仕方なく。スカ―ト中を覗かれた、というか……」(モニョ

御坂(覗き魔なのかよ!!! それはそれで救いようがない気もするんだけど……っ!!)



578:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 20:01:33.06 qXAraSjg0
朝飯る

579:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 20:02:10.87 Vm2n0tYU0
>>578
朝じゃねぇwwwwwwwwwwww

580:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 20:03:57.84 Hro4znsE0
12時間ズレてるぞwww

581:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 20:05:31.30 g4hDmXZs0
逆に考えるんだ
黒子たちが朝飯だと

582:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 20:06:25.53 IemIH2/w0
>>581
おk>>1の幻想ぶち殺した挙句通報してくるわ

583:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 20:19:16.82 /uC4uZQMO
>>578
晩飯にして来いwwww

584:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 20:19:24.77 ggOoap+xO
黒子のデレはアトミックバズーカ並の威力

585:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 20:45:07.95 v/mZz27v0
オレの晩飯は佐天さんが作ってくれてるよ

586:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 20:48:26.52 PWeJuTD/0
>>1「俺が目を覚ましたそのときが『朝』だ」

587:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 20:54:54.22 Na6ReW290
美琴がお母さんみたいでかわいいw

588:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 21:11:45.02 qXAraSjg0
白井「で、ですから色々と、っていうか全部が全部飛躍しすぎですの!」

御坂「黒子! いい? アイツがどんなに白い髪で赤い目の、見ようによってはうさぎ的なモノに見えたとしても!!
   『何もしないから俺の部屋にこない?』とかさらっと誘われても、
   『ちょっとここ(あきらかにホテルっぽい建物)で休憩しねェ?』とか言われても、ホイホイついていっちゃ駄目よ!
   そんな素振りをしてきた時点で鉄矢を股間にブッっこんで逃げてきなさい! いいわね!!!」(バンバン

白井「お姉さま暴走しすぎですのエンジン全開で飛ばしすぎですの!!」

御坂「チッ。純情乙女―いや黒子は純情とも乙女とも程遠いかもしれないけど。
   花も恥じらう中学生女子のスカートの中を覗いたことといい、
   妹への愉快にケツ振って誘ってンのか発言と言い(御坂妹のチクリ)、
   アイツとは一度、話しをつけなちゃいけなさそうねぇ……っ!!」(ピキピキ

  (――まぁ、それも含めて、色んな事の決着をつけないといけない気もするけどさ!)


589:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 21:12:03.56 iEs9YTHe0
>>580
時差かもしれない
きっと>>1はオーストラリアあたりに住んでるんだろ

590:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 21:20:10.63 uOaRW/KzO
ホワイトでも充分可憐さと気品さを兼ね備えてかつアダルトなデザインの下着はあるけどなと下着フェチの俺が黒子かわいいよ黒子

591:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 21:21:07.74 sNid+cDR0
>>589
オーストラリアって時差さほどないだろ
西か東かでプラスマイナス1時間ぐらい

ってオーストラリア在住の俺が言ってみる

592:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 21:25:38.62 qXAraSjg0
白井「……お姉さまー。現実に帰って来てくださいましー……」

御坂「なに? いまわたしは考え中なのよ、いかにして白い変態を矯正すべきなのかを。
   洗顔よりも着替えよりも今日の朝ごはんがハニ―トーストかどうか気にすることも、
   優先すべきことはアンタの純情と心ばかり残っていた恥じらいを、
   いかにして大切にさせるかを、アイツの頭に叩き込ませてやるか、なんだから……っ!!」(ブツブツブツ

白井「わたくしのために、とは光栄ですけれど。
   死神のような形相で何かを企むのは止めてくださいまし。
   せっかくの愛らしい顔がもったいないですの。っていうか、先ほどのわたしと立場が逆転してますの……」

御坂「……えー、でも」

白井「たしかに。 
   レディーファーストの精神はほぼ無いような方ですし、
   デリカシーもない殿方ですけど。さすがそんなことはありえませんので、ご安心して下さって結構」

御坂「――本当に」

白井「本当ですわ。そもそもわたくし。あの殿方の恋愛の対象にも、性欲の対象含まれていなさそうですし」

御坂「……黒子」

593:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 21:34:57.83 qXAraSjg0
白井「せっかく買ったんですし。白い下着を着ていくことにしますわ。
   信条とプライドを捻じ曲げる、ということに若干の戸惑いを覚えましたけれど。
   たまには、相手の色に染まってみる、という経験も無駄にはならないでしょうし」

御坂「まあ、アンタが自分で決めたんなら、そうしたらいいわよ」

白井「ですわよね」

御坂「そうそう。……てか、いい加減洗顔しに行こう」

白井「それにしても、お姉さま」

御坂「んー?」

白井「お姉さまにはってば、一方通行さんとお知り合いだったんですね。
   ずっと、親身に相談に乗っていただていましたけれど
   一方通行さんのことは、とんと『知らない』という感じでしたから、予想外でしたわ」

御坂「」

594:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 21:38:39.97 IemIH2/w0
まぁ一方さんは上条さんよりもさらに安全だよな

595:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 21:40:16.88 DlAK+7230
禁書はアニメしか知らないから何があったとか分からないが、こいつら幸せそうで素敵だな

596:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 21:40:50.72 qXAraSjg0
白井「……お姉さま? どうしたんですの。そんな石化したかのように固まってしまって

御坂「へ? あ、いいいいや、なんにも? なんでも?
   あらやだ。私ったら洗顔クリームとかフェイスタオルを床に落とすなんて。あはははは」

白井「なぜ突然、大根役者のイントネーションまったくない棒読み発声みたいな声を出していますの。
   お知り合いならお知り合いと言って下さればいいですのに。
   わたくし、なかなかあの殿方のことを知ることが出来なくて、結構もやもやしていたりで……」(むぅ

御坂「な、なんでアイツと私が知りあいだなんて思う訳?」

白井「ほら、また『アイツ』と」

御坂「え?」

白井「暴走しはじめてから、何度もアイツアイツと連呼していらっしゃいますの」

御坂(ぼ、墓穴ほった……ぁぁぁぁあ)

597:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 21:41:57.14 Fzxi3VM90
常盤台は休日も制服着用じゃなかったか?

598:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 21:54:00.86 qXAraSjg0
白井「まあ、なんとなく、お二人が知り合いだってことの心当たりもありますけれど」

御坂「なっ!?(まさか、この子『実験』や『妹達』のことを――ッ!!)」

白井「あの方の能力に関しても詳しくは分かりせんけれど、
   どうみても大能力(わたくし)以上、超能力級の使い手でしたの」
  
御坂「…………」

白井「お姉さまは常盤台が誇る麗しの電撃姫。
   発電能力系の最高峰にいらっしゃる学園都市の第三位。
   わたくしと違って、お姉さまは様々な機関にお声をかけられることも多いですし、
   それ比例して人脈もお広いですもの。何かの機会にお知り合いになられたのだろう―と、思ったのですが……」

御坂「…………そう、ね」

  (――事実の内容を知ってるって…感じではないわね)
 
  (でも。カンのするどい子だわ。『大筋』の予想はさほど間違えていないもの――)

白井「やっぱり、ですの!」

御坂「そうね。だいたいそういうところよ。――といっても、さほど親しい相手ではないわね。
   本当に顔を知っている……って、その程度。
   アンタが欲しがるような情報は残念だけど提供できそうになかったから、言わなかっただけよ」

白井「そう、でしたの」(ショボーン

御坂「ごめんね。アイツの好物、一つくらい教えられたらよかったんだけど、……ね」


599:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 22:03:54.42 qXAraSjg0
白井「いえ、おねえさまがお気になさる事柄では…! 黒子が自分勝手な欲をだしたのがいけないのです」

御坂「ううん。好きな人のことって気になるモノ。そうなるのが当然。
   ………今日のデートで、もっとたくさん相手の『イイところ』が知れるといいわね」

白井「で、デートだなんて……っ!!」(///

御坂「男女で出かけるんだもの。デートよ」

白井「うぅううう。お姉さま、また、わたしをからかって楽しんでおられますわね!!」(///

御坂「あ、ばれた?」

白井「――お姉さま!!!」

御坂「はっは。そんな顔で睨まれても怖くないわよ」

白井「~~~~ッ。早く、お顔を洗いにいかれてはいかがですの?」

御坂「あーそうね。そうするわ」

600:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 22:07:13.01 qXAraSjg0
白井「なんだか、出かける前に疲れてしまいましたの」(ハァ

御坂「そだ、黒子ー?」

白井「まぁだなにかありますの?」

御坂「テンションあがってて見落としてるみたいだから忠告。
   外出時は制服着用がルールでしょ。だから、寮を出るときは制服で出かけなさいよ。
  
白井「………あ」

御坂「あと。私服にこっそり着替えるのには、セブンスミストの女子トイレがオススメよー」

白井「休日も制服着用の件、すっかりさっぱり忘れていましたの……」

御坂「最近、寮監のチェック激しいし、ワンピースは見つからないようにね~」

白井「げげ」

御坂「外出時のチェック、――健闘を祈るわ」

白井「ええー……。そんなぁ……」

601:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 22:08:06.72 ggOoap+xO
ってか一方さんってやたら人気あるけどただの極悪人じゃないの

602:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 22:08:08.75 pWGPj2cAO
一方さんと黒子のSS多くてだんだん好きになってきた

603:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 22:11:23.14 Fzxi3VM90
なんかすまん

604:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 22:19:03.37 qXAraSjg0
       ・
       ・
       ・

同日。午前九時半頃。

in 繚乱家政女学校経営の喫茶店前。


一方通行「…………」

土御門「にゃー。これまた意外なとこで会ったな、一方通行」

一方通行「…………」(プイ

土御門「おいいいい! 俺の顔をはっきりと見ておいての無視ですか!? オマエ、最近俺の扱いひどくないかにゃーー!?」



605:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 22:23:23.35 qXAraSjg0
一方通行「……チッ。なンでオマエがココにいやがるんだ」

土御門「いい質問ですたい、一方通行くん!!」

一方通行「気味悪い呼び方すンな」

土御門「聞いて驚け見て驚け!!  
    この『特別ご優待券』をとくと目に焼きつけろ!!!! 
    ジャンジャカジャンジャンジャーン♪♪♪ 『喫茶店オープン記念特別ご招待券』っっっ!!!!」

606:>>591ボケたつもりなのにマジレスなんて非道いわ
11/03/05 22:34:41.96 iEs9YTHe0
しえん

607:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 22:35:14.47 qXAraSjg0
一方通行「ご優待券なのかご招待券なのかはっきりしろ。
     日本語が不自由になるくれェにテンションあがり過ぎて、マジ引くンですけど」

土御門「日本語が不自由になるほどで結構!これがテンションあげられずにいられるかってモンです!!」

一方通行「勝手に言ってろ。俺まで巻き込んで騒ぐなよ」

土御門「オイ、一方通行」

一方通行「……付き合ってらンね」

土御門「貴様はなにをそんな冷静な顔でのほほんとしているんだ? 
    この現状を正しく理解していないのは、いったいどっちだ。
    いつからその無駄にスパコン並の性能を誇る優秀な頭脳で考えることを放棄した。
    宝は使ってこそ宝なんだ。ただ腐らせていくなんて愚者のすることだ」

一方通行「……現状を正しく理解していない?」

土御門「そうだ。この俺がこんなところにいると意味を考えろ。
    元・暗部連中とのコンタクトもとらず、『向こう』から押し付けられている『仕事』もほっぽり出して、ココに居る理由を」

608:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 22:49:04.40 qXAraSjg0
一方通行「土御門元春(オマエ)がココにいる理由……」

    (……学園都市上層部に動きがねェ以上、こちらもへたには動けない、というのが本意。
     元『グループ』にしろ『アイテム』にしろ。
     他の、崩壊した組織の生き残りのやつらも。
     自分たちが火ぶたを落とす側になるのは極力避けたい、と思っている。
     素養格付けだの特殊素材だの。未だに学園都市の深部はつかみきれていない。
     なんの準備もせずに短気に戦争をしかけて間抜けに玉砕するのは、もうこりごりだからなァ……)

    (垣根くンの著作権侵害した団体さンの件は、黄泉川が上手く片づけてくれた。
     他方のパイプが強い土御門と海原の両名に、裏側からもサポートしてもらっているから、問題ねェはず)

    (……『向こう』ってのは、魔術とかンな名前が関係してるところのことだろうが……)

    (――何か、何処かが動いたのか……!?)

609:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 22:51:14.20 PUbpKkIjO
私怨

610:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 22:56:21.66 qXAraSjg0
一方通行「―オイ、土御門ォッ!!」

土御門「ようやくまともな思考回路になったようだな一方通行」

一方通行「……よォやく。掴めそうな尻尾でも見つけたのか?」

土御門「――ハッ。尻尾、なんて可愛いもんじゃない。
    もっともっと真ん中の本命が、掴めそうなんだからな……っ!!」

一方通行「……ッ!?」





土御門「ようやく。よぉぉぉぉおおおおおやく!!!
    舞夏の和服メイドさん姿がおがめる日が来たんだにゃーーーーー!!!!!」

一方通行「」

611:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 23:00:46.54 I7X7FFn2O
ツッチーは本当に刹那に生きてんな
輝いてるぜ

612:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 23:13:18.44 jgJGR3qrO
しえんしえん


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch