御坂「黒子に好きな人が出来た」初春佐天「え?」at NEWS4VIP
御坂「黒子に好きな人が出来た」初春佐天「え?」 - 暇つぶし2ch250:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/03 21:12:23.65 yK7DMgbI0
支援

251:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/03 21:17:53.02 DB+BaFb30
初春『その人がウチの担当区域内で何やら女の子にとってとても嫌なことが置きそう!って予知をしたみたいなんですよ』

白井「なんとも曖昧な予知ですこと」

初春『強能力、といっても。この方は予知内容の鮮明さより、予知回数の豊富さでレベル判定をされている方ですから……』

白井「確かに予知能力はある程度行為能力者でなければ、正確な未来把握は難しい、と聞きますものね」

初春『でも『何か女の子が嫌がること』が起きること自体は明白なんです』

白井「それで、私に現場に行けと?」

初春『ええ。ついでに私たちが余り焦っていないのは、
   その事件が起こるとされているのが後1時間後だからです』

白井「その方の予知の鮮明度はそうでもない、ということではなかったんですの?」

初春『時間補足に関してはかなり正確につかめるようです。「書庫」にもそのように』

白井「……なんともアンバランスな能力の使い手さんですのね……。
   了解しましたの。一時間後、ではアレですので、いまから現場に向かい、その時間まで待機することにしますわ」

初春『よろしくお願いしまーす!』

252:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/03 21:19:07.40 FshdoNlY0
マンガサロンにはこういうのが描ける面白い奴が
いないからこまる

やはりここにかぎるなww

253:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/03 21:24:31.86 DB+BaFb30
白井「女性が嫌がること、でしたわよねぇ。強姦、とかでなければいいのですが」

初春『抽象的すぎてちょっと困っちゃいますよね。
   予知されたポイントまでの地図は携帯端末の方へ転送しておきましたー』(バリボリ

白井「仕事が早くてたすかりますわ」

初春『いえいえー』

白井「ああ、そうそう。初春」

初春『なんですかー?』(ゴクゴク

白井「私も御煎餅食べたいので、少しは残して置いて下さいませね」

初春『ういういーっと。了解です』

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254:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/03 21:38:11.85 DB+BaFb30
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打ち止め「うぁああああ!! ここは夢の国なのかな!?
     ってミサカはミサカは抑えきれない胸の高鳴りに身を任せつつ、目をキラキラと輝かせる!!」

番外個体「……うっわー。三六〇度何処を見てもブサイク面のカエルカエルカエル、カエルばっっっかり! ……気色わるー」

打ち止め「ブサイク面のカエルじゃないよ! この子にはゲコ太って名前があるの! 
     ってミサカはミサカはゲコ太に悪態をつく番外個体に反論してみたり!」

番外個体「こんなカエルのどこかいいってのさ…。ミサカには全然理解できな~いっ」

打ち止め「むむむむ。お姉さまだってこのキャラ好きなんだよ? 
     ってミサカはミサカはゲコ太ファンはミサカだけじゃないことをつげてみたり」

番外個体「あっはぎゃは! それマジ話? 
     中学生にもなってこのカエルをご愛用とか! お姉さまってばどんだけ幼女趣味なのさ!」

一方通行「オイクソガキども。店内で煩く騒ぐンじゃねェよ、うっとしい」

255:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/03 21:58:14.47 DB+BaFb30
番外個体「ミサカまで「クソガキ」でまとめないで欲しいな。
     見てくれの通りこのミサカの設定年齢は他の妹達とは違い、アナタと同年代かまたはそれより少し上なんだから」

一方通行「見てくれがどうであれ、オマエも実年齢零歳児に変わりわねェよ」

番外個体「はあ? こんなどうでもいい時に限ってガキ扱いな訳?
     ロシアでは散々ミサカに色々とお仕事押し付けてきた癖にー」

一方通行「どうでもいいと思える時だからこそガキ扱いするンだよ。
     それに……アレだ。ロシアでのことは、押し付けたんじゃなくて任せたンだ」

番外個体「……おやまあ、素直な言葉がポロポロ簡単に零れてくるようになっちゃって☆」

一方通行「俺だってちったァ丸くなったンだよ」

番外個体「ちびっこミサカさんのおかげで?」

一方通行「――さァなァ」


打ち止め「ゲコ太の国へ猛ダッシュ! ってミサカはミサカはよーいドン!」


番外個体「あー、あー。ガキらしくキャラグッズ専門店に飛び込んでいっちまったわ」

一方通行「オマエも全速力でダイブしてきたどォだ?」

番外個体「全力でお断り☆」

256:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/03 21:58:53.38 tbaFGX0N0
ですの!

257:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/03 22:10:15.02 yK7DMgbI0
>>1ってインデックス×ピアージオなんてものを書ききった人?

258:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/03 22:13:30.69 DB+BaFb30
10036号「イラッシャーセー、とミサカは挨拶をします」

打ち止め「あれ? 10036号?」

10036号「おや、これは上位個体ではありませんか、とミサカはレジの前でアホ毛を揺らす上位個体に話しかけます」

打ち止め「こんなところで何やってるの? ってミサカはミサカは頭にはてなマークを浮かべてみる」

10036号「ちょろっと年齢を詐称してバイト中なのです、とミサカは小遣い稼ぎをしていることを暴露します」

打ち止め「ええええ。年齢詐称とか駄目じゃないの? ってミサカはミサカは思うんだけど……」

10036号「ミサカ達の実際の年齢は月齢としか言えないほどです。
    なので14と言おうが16歳と言おうが大差ありません、とミサカは力説してみます」

打ち止め「そう言われると、そうなの、かな……?」

259:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/03 22:15:57.55 vm8x2Xz9O
しえ

260:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/03 22:24:39.68 DB+BaFb30
10036号「おやおや? お店の入口近くでつっ立てるのは一方通行と……見たことのないミサカですね、
     とミサカは戸惑いの感情を含んだ視線を上位個体に向けます。」

打ち止め「20002番目のミサカ。通称・番外個体だよ、ってミサカはミサカは返答してみる」

10036号「ああ。では彼女が新しく妹達に加わったという番外個体ですか、とミサカは彼女の正体がはっきりしたことで疑問が解消されました」

打ち止め「照れ屋さんでちょっぴりツンツンしてるけど、皆と一緒でイイミサカだよ、ってミサカはミサカは本音をいってみたり」

10036号「そうですか、それは良かったです、とミサカはも本音で返答します」

打ち止め「うん!」

10036号「店に来た、ということは何か欲しいものがあったのでは? とミサカは尋ねます」

打ち止め「えっとねー。あの人と番外個体とヨミカワとミシカワとミサカで
     お揃いのゲコ太ストラップが欲しいなって思って、ってミサカはミサカは10036号に来店理由を言ってみる」

10036号「! つまり、『家族でお揃いのものがほしい』ということですね? とミサカは上位個体のニーズを確かめます」

打ち止め「えへへへ。そういうこと!」

261:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/03 22:26:25.61 zucMiZGU0


262:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/03 22:31:35.06 DB+BaFb30
懐かしいなwww
あれ書いてからやたらビアージオに愛着を感じるようになったわ

ホントにすまん、ちと急用が出来てしまい今日はここまでで……orz
明日の昼前には戻りたいと思う。

じゃあMNW終ったら後の次の安価

1黄泉川家
2一方と黒子さん
3その他

>>+5

263:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/03 22:32:28.29 Es3Vyf4H0
kskst

264:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/03 22:35:08.13 tbaFGX0N0
kskst

265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/03 22:40:18.07 G8TxG8PKQ
3 フレンダ

266:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/03 22:40:38.96 G8TxG8PKQ
3 フレンダ

267:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/03 22:41:25.42 /PY2wpeM0
2

268:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/03 22:41:45.13 i4o/T1x4O
1

269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/03 22:41:59.42 G8TxG8PKQ
3フレンダ

270:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/03 22:51:21.10 CNSa8ddN0
わかっているじゃないか

271:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/03 22:55:45.30 C9NjuXxx0
うひょー

272:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/03 23:00:55.49 wDtci3L00
フレンダなら俺の隣で寝てるよ

273:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/03 23:12:14.17 X3ixWkGn0
誰かビアージオのssとやらをkwsk

274:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/03 23:16:02.46 FshdoNlY0
>>260
御坂は御坂はって奴が入れないと…

275:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/03 23:43:18.20 iN05lTHv0
期待

276:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/03 23:55:30.51 yK7DMgbI0
>>273
御坂「よーっす」インデックス「おはよーなんだよ」
でググると幸せになれる

277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/03 23:56:29.84 cMGNPqaN0
>>273
URLリンク(kinnsyo.seesaa.net)

278:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 00:09:30.46 G6WKnQaC0
この作者なら信頼できるな

279:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 00:30:53.72 Zp+zBlpr0
>>276-277
ありがとう

280:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 00:36:23.44 DlgIPnKc0
あれの作者だったのか
超期待

281:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 00:52:25.33 CNJOUOpNO
黒子とフレンダがライバルだとっ!?

282:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 00:58:59.54 vSXKAgJHO
台詞回しが上手すぎる

283:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 01:07:08.21 C10uRSXA0
>>281
なん…………だと…………?

フレ通行のスレ軒並み書き手がいなくなったなぁ…

284:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 01:28:33.51 Zp+zBlpr0
>>277
読んだわー
やばいなんかあったらビオージオで安価取りたくなってきたw

285:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 01:47:17.58 ArkBDQjo0
禁書アニメしか見てないんだけど、原作ってこんなん台詞回しうまいの?

286:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 01:49:16.10 2b7w9W22P
原作もアニメも台詞回しはほぼ同じだ

287:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 01:53:28.24 cRz294yM0
アニメはちょっと台詞省略してあるけどな

288:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 02:18:21.35 isEpw/xp0


289:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 02:35:31.80 BMVnAusn0
しゅ

290:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 03:01:10.77 BMVnAusn0
しえ

291:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 03:25:04.53 ZMpSUYK90


292:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 04:06:52.02 kiK1rcOv0


293:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 05:08:37.40 pxw4KekVO


294:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 06:11:09.76 dxYM4Fpo0
ほしゅですの

295:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 07:05:12.27 p1a3lU7E0
ですの

296:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 08:35:25.77 gaW9ACjd0
わたくし常盤台の婚后光子が保守をしてさしあげますわ!

297:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 09:09:57.96 CNJOUOpNO


298:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 09:48:16.81 /+foxnv10
ほっほっほ

299:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 10:06:58.66 uD/UcLjQO
御坂「よーっす」インデックス「おはよーなんだよ」

これ書いた人じゃね?

300:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 10:20:12.41 CNJOUOpNO
>>299
な、もしもしだろ?

301:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 10:51:42.28 BMVnAusn0


302:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 11:12:59.77 5qlIZbOa0
保守ありがとうございます
昼前って入ってたのに、ちょっとまだ時間がとれず、
3時ごろ再開になるかと
本当にすいません 

303:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 11:42:22.19 chhJCMl10
おもしろい 期待

304:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 12:11:48.43 /+foxnv10
そーかそーか

305:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 12:19:07.08 /ynFfOK10
これでバラバラッ!!・・・・ですわ♪

306:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 12:27:01.19 VlEslVin0


307:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 13:13:45.76 BMVnAusn0
o

308:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 13:50:53.16 tf4gbCJ40
s

309:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 14:10:58.64 b/dnxpDx0
y

310:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 14:22:21.59 9Fa2Amon0
u

311:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 14:50:30.10 /+foxnv10
うっうーうっうー

312:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 15:19:40.11 5qlIZbOa0
10036号「では、そこの棚に置いてある秋の新作ストラップにしてみたら如何ですか?
     と、ミサカは学習装置を介さずに自らの努力だけで取得した自慢の営業トークで、ストラップを売り付けます」

打ち止め「あ、これ可愛くていいかも。秋使用のシックなジャケットを来たゲコ太~♪
     たくさん色違いがあるみたいだし、ってミサカはミサカは進められた商品を手にとって吟味してみる」

100036号「一番人気は赤い紐のゲコ太ですよ、とミサカはセールスポイントをここぞと披露します」

打ち止め「赤いの可愛いよね。ミサカは赤いのにしよっかなってミサカはミサカは大決定!
     ヨミカワは緑でしょー。ヨシカワは…青がいいかなっ。
     番外個体は――う~ん、何色が似合うかな? って10036号に助言を求めてみる」

10036号「彼女似合う色ですか? そうですね余り少女趣味は好みではなさそうですし、
     ピンクとかは避けた方が無難かと、とミサカは入口付近の壁によりかかる彼女をみつつ答えます」

打ち止め「そうだね。パステルカラーとかもあまりいい顔しないかもしれない、ってミサカはミサカは同意してみたり」

313:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 15:24:25.26 /+foxnv10
おっ

314:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 15:24:27.32 +jf4AtZe0
キタ━━(シ)━━!!!!

315:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 15:38:32.63 5qlIZbOa0
10036号「ミサカ達よりも設定年齢は上なのでシックかつシンプルなものがいいと思われます、
     とミサカはありきたりな助言しが出てこない己をちょっぴり悔しがります。
     これだから接客業は難しいぜ……」

打ち止め「大人っぽいものってことだよね? ってミサカはミサカは更に聞いてみる」

10036号「そうですね。きっぱりさっぱり言うとそんなニュアンスです、
     とミサカはすぐさま心を持ち直してにこやかな営業スマイルで受け答えします」

打ち止め「黒・紺・藍・紫―辺りかなぁ。
     う~んと。よく来てる私服を見ると番外個体はモノクロが好きみたいだけど、ってミサカはミサカは思い返して呟いてみる。
     そういった意味で黒を選んでもいいけど、なんかありきたりな感じもするしな……むむむ」

10036号「そうですね。
     営業トーク抜きで答えるならミサカ的には紫をチョイスします、
     とミサカは多数ある選択肢を目の前にして悩みまくっている上位個体に
     救いの手を差し伸べてみます」

316:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 15:41:14.66 5qlIZbOa0
打ち止め「紫色? ってミサカはミサカはオウム返し」

10036号「紫は昔から高貴な色とされてきました。
     どのミサカより自律心が豊富そうな番外個体に似合いそうだなと思いまして、とミサカは理由を述べます」

打ち止め「そっか、紫か。うん、良いね! 番外個体は紫する! 
     ってミサカはミサカは10036号のアドバイスに従うことにする!
     だって、番外個体ににあってるってミサカもミサカも思うもん!」

10036号「それで、貴女の保護者はどうするのです? とミサカは今だに残っている最後の一人の分について質問します」

打ち止め「そりゃあやっぱり白だよ! ってミサカはミサカは即答する!」

10036号「ですよねー」


317:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 15:52:13.52 5qlIZbOa0
10036号「一点が580円なので、合計で2900円となります、とミサカはお金をよこしやがってくださいと要求します」

打ち止め「これでお願いします、ってミサカはミサカは野口さんを三人分手にとってみる」

10036号「これは意外ですね。カードで買うとばかり思っていました、とミサカは驚きの展開に僅かばかり目を見開きます」

打ち止め「え? カードじゃないと駄目なの? ってミサカはミサカは尋ねてみる!
     ど、どどど、どうしよう……っ。
     ミサカはカード類はあの人に『まだオマエには早い』って言われてて一枚も持ってないの
     って、ミサカはミサカはしょんぼりする……」

10036号「い、いえいえいえ! 現金で購入することは可能です! とミサカは慌てて訂正します」

打ち止め「そうなの! あー、よかったってミサカはミサカはほっと一安心」

10036号「紛らわしいことを言ってスミマセンでした、とミサカはしずしずと頭を下げて謝罪します。
     上位個体が「一方通行がカードでこれこれ買ってくれた」とミサカネットワークで逐一報告していたので、
     今回も上位個体を「目に入れても痛くない」ほど可愛がってる一方通行がお金をだすのだとばかり……」



318:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 15:52:59.93 49+EEI9a0
俺「ですよねー」

319:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 16:03:49.90 5qlIZbOa0
打ち止め「ううん、違うよ。このストラップはこのミサカが買うの。
     お風呂掃除とかお皿荒いのお手伝いを一生懸命して、
     ちみちみ溜めたお小遣いで買うのってミサカはミサカは懇切丁寧に説明してみたり」

10036号「「このミサカ」が、……ですか。
     なるほど、上位個体が買うことに意味があるのですね、とミサカは雰囲気で悟ります」

打ち止め「10036号の言うとおりだよ。
     このミサカが買って皆に送りたいのってミサカは宣言してみる!
     ミサカ、みんなにいっぱいいっぱい迷惑かけて、いっぱいいっぱい感謝しているから」

     「今までありがとうって意味を込めて。
      これからも家族としてよろしくねって願いを込めて」

     「皆に、ミサカから、プレゼントするんだ! 
      ………ってミサカはミサカは照れくささを感じながら10036号に教えてあげんだけど……」(///

320:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 16:07:17.60 5qlIZbOa0
10036号「きっと――いいえ。みんな絶対に喜ぶはずですよ、とミサカは微笑みかけます」

打ち止め「そうだといいな、ってミサカはミサカは願望を吐露してみたり」

10036号「そうなりますよ、とミサカは念押しします。
     でも、プレゼント選ぶに、送る相手を連れて来てよかったのですか? 
     っとミサカは素朴な疑問をぶつけてみるのですが」

打ち止め「本当はミサカ一人だけできたかったんだけど……。
     『外は危ないから一人でうろちょろするな』って二人が」

10036号「ふふ。大層、二人から愛されているのですね、上位個体」

打ち止め「過保護気味だけどね、ってミサカはミサカはてれ隠しにひねくれた返答をしてみる」

321:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 16:08:00.98 LO9ryIwM0
一方が嫌いな色なら番外個体は好きな気がする

322:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 16:14:15.92 5qlIZbOa0
10036号「お買い上げありがとうございました、またのおこしをお待ちしております、
     とミサカは己の中で定型文のなりつつあるお客さまへと挨拶を口にします」

打ち止め「それじゃあね10036号ってミサカはミサカは手を振って大きくバイバイしてみる!」

10036号「喜んでもらえるといいですね、とミサカは上位個体につられて手を振り返します」

        ・
        ・
        ・
        ・

番外個体「よーやく返って来た」

一方通行「ンで? 目当てのもンは買えたのか?」

打ち止め「うん、もうばっちり! ってミサカはミサカは買い物袋を抱きしめながら、ただいまーって二人の元に駆け寄ってみたり」

番外個体「よくもまあ、あんなカエルで溢れかえった密閉空間に30分も入れるよね……。ミサカ、逆の意味で尊敬しちゃうわ……」

一方通行「用がすンだのならココにでいつまでもたむろしてる理由もねェ。さっさと家に買えンぞ」

番外個体「へーい」

打ち止め「うん!」

323:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 16:17:09.62 cRz294yM0
打ち止めかわいい

324:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 16:39:24.70 5qlIZbOa0
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      ・
      ・
      ・

白井「……さて、そろそろ初春が送って来た地図に従ってポイントまで移動し待機しはじめて1時間、ですわね。
   目の行き届にくい路地裏ではないのはいいですけれど……、
   比較的人通りも多いですし、武器所有のモノややっかいな能力の使い手だと面倒くさそうですわね……」

   (……特に、怪しい人影は見当たりませんわね。
     隣の支部の方には言えない事ですが、物騒な予知ははずれていて欲しいモノですわ。
     いえ、予知が高度になればなるほど、その予知に速やかに対処ができる訳であって……)

   「う~ん、何とも複雑ですわね……」



打ち止め「あー、ミサカ、クレープ食べたいって、ミサカはミサカはクレープ屋さんを指で示してみたり」

一方通行「ふざけんな。オマエはどンだけ甘味を口にすれば気がすむンだ。
     さっきアイス食いたいって行って喫茶店に入ったじゃねェか。これ以上寄り道するなンざ、俺は御免だ」

325:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 17:05:56.92 isEpw/xp0


326:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 17:25:01.82 5qlIZbOa0

白井(『嫌なこと』……。それこそ何にでも当てはまりますわね。
    これは頭から除外していい情報ですわね。
    有用すべきは、唯一指定されているワードは『女の子』。
    これは実年齢を指すのか外見を指すのかは定かではありませんが、
    大雑把に区切るならば男性と妙齢以上の女性は保護対象から外して構わないでしょう。
    たかか強能力、されど強能力。予知が曖昧とはいえそれくらいの信用度は保証されているはずですの)

    「ならば私がすべきことは極々、簡単。
     この付近にいる『女の子』を注意深く観察。
     事件・事故に巻き込まれないよう、身をていして守ることのみ」(チラッ

    (――この付近にいる『女の子』と言えば……)



番外個体「アイスの後にクレープ? さすがに摂取する糖分はこれ以上必要ないとミサカも思う」

打ち止め「甘いものは別腹なの、ってミサカはミサカは典型的な台詞を言ってみたり」

一方通行「はい残念。さっきも同じこと言ってアイスを三つも平らげてましたァ」

打ち止め「……どうしても駄目? ってミサカはミサカは」

一方通行・番外個体「「却下だ(だね)」」



白井「あの子くらい、ですわね。
   ……丁度、指定された時間ですけど――まだ、何も起きそうにありませんわね」

327:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 17:38:04.31 5qlIZbOa0
白井「……………」(ジー

 
打ち止め「うー、ってミサカはミサカは項垂れる。ガクッ」

番外個体「自ら擬音を発してまでしょぼくれ具合を演出しても、ミサカは靡かないよ。
      ミサカだって甘い物は嫌いじゃないけど、
      さすがにこれ以上甘ったる菓子の匂いを嗅ぐのは勘弁」

一方通行「コイツと意見が一致するのは珍しいが、俺も同じくこれ以上は勘弁願いたいな」

番外個体「うわ第一位と考えがかぶると最悪。ありえねえ。超ありえねえええ。うげ」

一方通行「オマエはちったァ恥じらいってモンを覚えろ、恥じらいってモンを」


白井「……………?」

  (何でしょうこのデジャブ感……。
    あそこ子にいる小学生くらいの子と高校生くらいの女性。
    何処をどう何回みても、お姉さまそっっっっくりですの!!!!!)

  (――いいえ。そっくりなんて可愛いモノではありませんの)

  (小さい子はお姉さまの小学生時代に。
    高校生くらいの女性は、大覇星祭の時にお会いしたお姉さまのお母さまに。
    瓜二つ、ですわ。…………ええ、まるでお姉さまをコピーしたかのような)

   「――ん? コピーしたような……?」

328:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 18:03:45.50 jo2vR5rvO
>>17
ジャイアント馬場思い出した

329:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 18:21:40.83 5qlIZbOa0
白井「………なんなんですの、この喉をチクチクと針で刺すような感覚は……」

  (そう、ですの。 ……彼女たちは
   『まるでお姉さまをそっくりそのままコピーしたのかと感じるほどそっくり』なのですわ!
   何故、私はそのことに異様なまでにひっかりの覚えていますの……?

   だって、わたくしは『お姉さまに姉妹が居る』なんて聞いたことがない!

   …………造形は似ている。けれど表情や仕草はお姉さまとはまったく違う。
   同じ顔の人間はこの世に3人は居るとはよく言ったもの。他人の空似と考えるのが妥当)

  「……余りにもおねえさまにそっくりな方々にあって、頭が混乱しているのでしょうか……?」

  (深く考え過ぎですわ。きっと、『そういうこと』ですの)
  
  「………………」

  (…………いいえ)

  (いいえ、白井黒子。思い出しなさい。
    一度。そう、たった一度だけ、わたくしは近づいたことがあったはずですわ)



330:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 18:32:12.02 5qlIZbOa0
     ・
     ・
     ・
     ・

結標「――御坂美琴も大変でしょうね。
   何者かが『樹形図の設計者』破壊してくれたから悪夢は終っていたのに、
   それを再び修復されそうだって言うんだから――」


  「――その分だと『実験』についても何も知らないみたいね。
   けれど、貴女はその断片を覗いているはずよ――」


  「――まだ分からないの?――」


  「――八月二一日。この特別な日に貴女の周りで何か変わった事とかはなかった?――」

331:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 18:36:08.26 5qlIZbOa0
    ・
    ・
    ・
    ・

白井「――八月、二一日……!」

  (そうですわ、確か。あの時、あの座標移動の女は、そんなことを言って………っ!)


―――ドンッッ!!!


白井「―――ッ!?!?」(ハッ




332:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 18:40:24.97 5qlIZbOa0
晩飯る。30分後再開ですの

333:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 18:43:44.43 CNJOUOpNO
舞ってる

334:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 19:00:42.61 jlyMKau4O
バレエに勤しむ>>333を想像して噴いたwww

335:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 19:03:21.92 BMVnAusn0
そろそろ脱いどくか

336:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 19:11:58.95 TfRGEgAZ0
俺も正装に着替えておくか・・・・

337:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 19:12:18.54 5qlIZbOa0
服は来ておくれこの時期に脱いだら寒いだろ

338:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 19:20:22.73 p1a3lU7E0
俺もパンツ一丁にしとくわ
お前らも下くらい穿いとけよ

339:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 19:25:26.74 5qlIZbOa0
打ち止め「――へっ? え? え? 
      今何が起こったのってミサカはミサカは突然のことに茫然自失……」

一方通行「……ちッ面倒クサェ。招かれざる客人が土足でご来場ってとこかァ?」

番外個体「いっひっいっひ! 
     なにさ、なにさ、なあにこれぇぇぇぇえええええ!
     ヤバイね最高じゃないの、不意打ち過ぎてちょっとイキそうになっちゃったじゃん!? 
     こんな、ミサカ好みのきな臭いドラマティック急展開、投げキッス付きで歓迎するよ!!」



??『……随分と余裕だな、第一位』

??『……何時まで、その態度がとっていられるか見物だな』



白井「――な、んですの、アレは………ッ!?」

  (多少あった人混みが薄れたと思ったら、黒づくめの集団が………っ!?)

340:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 19:38:28.99 Mva7hZ+f0
美琴も大きくなったら番外個体みたいな口が汚いオンナになっちゃうんですか?(><)

341:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 19:45:41.34 chhJCMl10
紫煙

342:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 19:49:38.64 5qlIZbOa0
白井「……警備員の正規隊員の装備とも、
   テレスティーナ=木原=ライフラインが率いていた先進状況救助隊(MAR)との装備とも、違う……!」

  (見たことがない得たいのしれない集団。
   背筋を虫が這いずりまわるようなこの気味の悪い感覚。
   ――これは、明らかな『異常事態』!!)

  (はっきりとわかるのは、あの集団は、
   私がみてきた八月や九月の事件の時よりも『深い』ところに居た……と、それだけは断言できますの)

  (どう動くのが一番の正解ですの……っ!?)


番外個体「さぁあああて!! 美味しく骨一つ残さずに調理されるクズ野郎の総数は、っと!!
      ひい、ふう、みい――ぱっと見、八人ってところか。上等上等!
      第一位、ここは平等に一人の取り分は半々でいいね!?」

一方通行「なに突然ラリってンだ馬鹿野郎。
      どこぞの俳優にあった小娘が騒ぐような甲高い声ではしゃぐな、鼓膜が痛む」

番外通行「普段ならアナタの暴言を三倍に返しているとこだけど、いまは見逃してあげる!
      ロシア以後、とんと、こんな『ドッロドロのぐっちゃぐちゃ』な機会には恵まれなかった。
      正直言うと、のんびりと喫茶店でアイスをつっつく日常に、ちょっぴり退屈してたんだよね☆」

一方通行「番外個体。ンなとち狂った発言を俺の前で吐くなンざいい度胸だなァ? オイ。
      血に飢えた戦闘狂気取るはオマエの勝手だが、
      ……せっかくお気楽にアイスを食えるくらいには『マシ』になったンだろォがよ」

番外個体「…………ほんと、まぁるく御なりになったこと」

343:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 19:52:04.46 b/dnxpDx0
しえ

344:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 20:09:19.96 5qlIZbOa0
番外個体「あーあ。――なんか、アンタの言葉でミサカ少し萎えた」

一方通行「俺としては好都合だ」

番外個体「美味なご馳走を目の前に置かれたこの状況下で、
     またミサカただ指をくわえてお預け状態になる訳?
     自分だけいいとこどりして、ミサカに『子守り』担当を押し付ける気満々なの? うげ、最ー低ー」
 
一方通行「オマエの頭は三歩歩けば情報が脳味噌からすっぽ抜ける鳥並なのか?
      さっきも言っただろ。押し付けるつもりなンて更々ない。
      オマエ自身のことを見越して『任せる』ンだ」

番外個体「……いいよ。今回は第一位に譲ってあげる。
     まったく心に響かない気障な口説き文句も聞けたしね。しばらく、笑い話ネタくらいにはなりそうだ」

一方通行「フン、勝手に言ってろ」


白井「…………ええい、グズグズ考えていてもラチがありませんわっ!」

  (私一人で『勝てる』見込みはたたいのなら周囲の人間の安全確保が最優先! 
   人混みが解消された時だったのが不幸中の幸い――いえ、そのタイミングに合わせたのかもしれませんけど。
   この場にいるのは私含め、前方にいる三人のみ。
   救出次第、すぐに風紀委員及び警備員に緊急連絡、ですわっ!!!)



345:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 20:11:41.47 5qlIZbOa0
勝てる見込みが立たないのなら、だった。

346:三人じゃなくて四人だわ……orz
11/03/04 20:24:59.48 5qlIZbOa0
打ち止め「はわわわわ! なんか奇妙はピカピカるお面をつけてる人たちがいっぱいってミサカはミサカは……っ」

一方通行「おびえなくていい。すぐに『片づける』」

打ち止め「え? そんな、片づけるって……っ!」

番外個体「上位個体。残念だけどアナタのエスコート役はミサカだよ。
      悪いんだけどアイツらはせっかちな連中みたいだから、さっさとミサカの右手を取ってくれる?
      ヒーローに対する気配りが上手な戦隊ヒーロー物のショッカーさんを見習ってほしいもんだけど、
      アイツらにいまはそんな余裕はないみたいだし。文句も悪態も愚痴も、全ては終ってからにしてもらえるかな?」

打ち止め「……場違いなのは分かってる! でも! やっぱり無茶はしないでって思う!
      ミサカはあの人やアナタが無茶するのは見ていられないよ、ってミサカはミサカは本音で語ってみる!
      アナタ達が、自分から進んで危ないことするなんてヤダよって
      ミサカは、…………ミサカはっ!!!」

一方通行「安心しろ。ちょっと今を邪魔するなって『わかってもらうだけだ』」

番外個体「(……物は言いようだねぇ)
     ――第一位は、何かを『守る』のが大好きで仕方ない物好きなドMお坊ちゃんだからね。
     気にすることはないよ。気にしないで、心配しないで、安心して、ミサカと一緒に高見の見物と洒落こもうよ、上位個体」

打ち止め「…………」

一方通行「――無茶なんてしねェ。…………『約束』だ」

打ち止め「……っ! わかった。『約束』、だからね!」

一方通行「あァ」

347:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 20:36:00.65 p1a3lU7E0
四円

348:三人じゃなくて四人だわ……orz
11/03/04 20:36:45.03 5qlIZbOa0
番外個体「迷子の迷子の子猫ちゃんになりたくなかったら、ミサカの手を離すんじゃないよ」

打ち止め「わ、わかった、ってミサカはミサカは頷いてみたり」



??『……さて、第一位よ。居もしない神への祈りは済んだか?』

??『なんなら我らが貴様の醜い懺悔でも聞こうか。それくらいの情けはかけてやらなくもない』

一方通行「余計な気遣いあンがとさン。
     でもよォ、オマエらココが何処か理解した上でそンな陳腐な三下発言しやがってンですかァ?
     科学を謳い文句にしてる学園都市(この街)で、神なンて確かめようがない存在を口にするとか滑稽だな。
     ああ、実に滑稽だなァ、オマエら」

??『――ッ生意気な口を』

一方通行「そういう台詞が三下だなンだよ」



349:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 20:36:49.20 b/dnxpDx0
いいよいいよぉ

350:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 20:41:57.62 3ksnkZLG0
支援だ

351:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 20:45:13.24 5qlIZbOa0
白井「な、んて無茶なことをしていますの、あの白髪頭……ッ!!!!」

  (見覚えのない装具だとしても、学園都市生産の特別製に変わりはないはず!
   やけに身軽な作りが気になりますが、相手方は明らかに完全武装)

   「そんな奴らを一人で相手しようだなんて、どこのお馬鹿さん!?!?」

   (加勢に加わるべきか、否か。
    ……いや。それでもあの余裕あの態度……。
    なにか勝てると思う要素でも。いやもしそんな要素があるにしても、ペラペラとおしゃべりをし過ぎでは――ッ!?)

   「――視線の先に、女の方々が居る……? もしや、あの方、なにやら会話で時間稼ぎを?」

   (……よく分かりませんが、効率を考えても少女が居る『あちら』をさきに安全な地へ飛ばしましょう!)――シュン
  

352:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 20:50:51.13 b/dnxpDx0


353:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 20:52:02.74 3ksnkZLG0
支援、だ

354:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 20:58:55.20 5qlIZbOa0
??『そんな態度でいられるのも今のうち―』

一方通行「はい残念。
     オマエらは俺の目の前に現れた時点でチェックメイトだ。
     どんな策略も武器も作戦も。意義がない意味がない価値がない。
     一%にも満たねェ可能性に醜くしがみついちまったその時から。すでにオマエラは負けは決定事項だ」

??『――なにを根拠にっ』

一方通行「…………やっぱオマエら三下だわ。
     たかが超能力者のガキと言葉の応酬を交わしただけで異常なまでにビビりやがって。
     つーか、オマエらみたいなのを真に『三下』って言うンだろォな」
     
    (第一位なんて仰々しく名乗ってはいるが、国語に関しては小学校からやり直す必要があるな俺も)

    (本物の『三下』ってのを目撃した以上、……アイツの事を、易々と三下呼ばわりするのは止めたほうがよさそうだ)

355:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:00:26.51 chhJCMl10
尾も白い

356:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:01:48.84 uD/UcLjQO
インデックス×ビアージオといいよく安価から即興で話作れるな

357:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:06:19.68 b/dnxpDx0
面白す

358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:10:50.20 5qlIZbOa0
??『必要以上に口が回るということは、それだけ許されている己が生命の時間を短縮すると理解しろ、クソガキ』

一方通行「――ハッ。ようやく薄気味わりィ仮面とっぱらったな」

??『こうなったのも全ては、底辺の生き物でお情けで生きていられた『貴様ら』が、
   小生意気にも自分の存在価値を声高に主張したのが、元凶なのだっ!!』

一方通行「あァ? 用は只の責任の所在を『俺ら』になりつけてるだけかよ。
     犯行動機がしょぼすぎて涙がでてくンぞ、オイ」

??『全力叩きつぶさせてもらうぞ、一方通行』

一方通行「これ以上時間を浪費するのは俺もいけ好かねーから大歓迎だ。
     さっさと終らせようや。なあ、第四位の連中の猛攻から尻尾まいて逃げてきた、
    
     ――『Edu.DarkMatter(ダークマター)』の残党どもの負け犬野郎がァあああ!!」

359:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:16:23.64 b/dnxpDx0
人少ない希ガス

360:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:24:23.17 6rFM3YhjO
このスレじゃ終わんなそうだよね

361:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:25:11.33 3ksnkZLG0
ぶっちゃけ序盤も序盤だもんな

362:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:27:38.20 5qlIZbOa0
          ・
          ・
          ・

番外個体「だあ、もう! ミサカは磁力操作はさして得意分野って訳でもないのに! 苦手でもないけ・ど・さぁっ!!」(―ビリィッ!!

打ち止め「ミサカを担いだまま、ビルとかに張り付いて、路地裏をすり抜けるように移動するの大変じゃない?
     ってミサカはミサカは遠慮勝ちに尋ねてみるんだけど……っ。
     というか、こういう能力の使い方があったのね」

番外個体「なあに別にどうでもいい、そんなこと! 
     ちょっとばっかしお姉さまの真似事をしてるだぁけ!
     ま、強能力程度のお嬢さまにはちっとばかっし出来ない力技か、も、ねっ!」(―パチッ

打ち止め「そっか。……なんか、おにも―」

番外個体「自分を御荷物とかいったら、その頬思い切りブン殴るよ。
     ミサカは女子供にだって容赦はしない。
     アナタがすべきは舌噛まないよう、もの静かなお利口さんを演じて、
     何もなかったように、『おかえり』と言うだけでいいんだよ」

363:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:31:43.56 TrTAXxOjO
ワーストは俺の嫁に来るべきだよな

364:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:33:08.07 Mva7hZ+f0
じゃぁ美琴は俺の所へ来ようか

365:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:34:01.53 5qlIZbOa0
打ち止め「……うん、わかった、ありがとう番外個体ってミサカはミサカは」

番外個体「言っただろ。もの静かなお利口さんを演じてろって」(―バチビリ

打ち止め「っ!!」

番外個体「――よしよし。ミサカ、聡い子どもは嫌いよ」

    (それにしても、……ミサカは知らないけど、つーか第一位が口を割りやがらない。
     あの訳のわからない装甲を身につけている連中は、結構やばめ物件かもしれないね。
     大能力者として戦力になるミサカでさえ、前線から引けと暗に言っていた。
     誰かの協力を仰ぐ素振りすら見せなかったのは、
     この学園都市内でミサカ達を援護してくれる人物で、アイツ以上に強いやつはいないから、か……。
     ムカつくことこの上ないけど、伊達に第一位の王冠をかぶってるわけじゃない、ってねー)

    「あー……むかつくっ!」

打ち止め「??」

366:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:38:52.87 b/dnxpDx0
支援

367:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:42:09.60 5qlIZbOa0
番外個体「さて、何処へ逃げ込むかな…………――ッ!!?」(―タンッ

打ち止め「……? 急に立ち止まってどうしたのって、」

番外個体「黙って。……何か、来る」

打ち止め「え? ってミサカはミサカは」


――シュン


白井「失礼しますわ。眼前に唐突に表れたことは先に謝っておきますの。
   まぁ、なんとも器用に蜘蛛の如く右往左往に移動なさるものだから、
   移動しそうなルートを割り、先回りする作業にすこし手間取りましてよ?」

368:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:46:30.34 5qlIZbOa0
番外個体「なんか、ミサカが発する電磁波が変な方向に反射するから何事かと思えば……」

白井「優秀な発電能力者ですのね。空間把握まで出来る人なんて、私一人しかお会いしたことはありませんの」

番外個体「…………所詮、真似事。戦闘機憧れる子どもが飛行機のおもちゃで満足してるくらいの、その程度だけどね」

白井「さようですか」

番外個体「それ、……アンタ、見慣れない顔だけど?」

白井「この状況下。警戒するなと言うほうが酷というもの。
    それでも、わたくしはいつも通りに言うだけですけれど」

番外個体「……………」

打ち止め「――言うって、何を? ってミサカはミサカは聞いてみるんだけど……」

番外個体「オイ、上位個体ッ」


白井「――風紀委員ですの。
   異常事態発生につき、これから貴女がたを安全な「非武装地域」へとご案内いたしますわ」

369:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:46:46.38 b/dnxpDx0
むうむ、

370:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:47:59.68 b/dnxpDx0
筆がちょっとはやくなって嬉しい

371:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:50:47.14 cDFhcuis0
期待紫煙

372:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:53:01.99 s0f5kjfN0
これ安価スレだったんだよな…
おもしろくなりすぎだろ

373:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:57:09.41 5qlIZbOa0
     ・
     ・
     ・
     ・

残党『……な、ぜそれをっ』

一方通行「怠惰で進むことを辞めたオマエと違って、『俺ら』は常に前を向いてる。……自分でいうのもアレだけどな」

残党『我らは貴様とは接触していないはずだ!!』

一方通行「そうだな俺とは初対面だ。ハジメマシテ、下衆野郎共。
     つってもオマエらは第四位の連中とは遭遇したンだろ? 
     そして俺は情報を持っている。つまりはそういう事だ。
     実にタネが簡単すぎて、こじゃあ手品すら出来ねぇな」



残党『――ッ!』

374:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:57:44.16 TfRGEgAZ0
全裸支援

375:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 21:58:17.62 4AE4NdJh0
やばい面白いわ

376:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 22:03:35.91 XaQ8aXdl0
全力支援だッ!

377:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 22:06:37.72 5qlIZbOa0
一方通行「一筋縄じゃいかねえ奴らをなンだかンだ言いつつ束ねてたのは、流石だったてェことだなァ」

残党『貴様ら……ッ!? そういう事か』

一方通行「おお。最低限空気をよむ力はあンのか安心したわ。
     いやいや。ウチンとこの土御門のリーダーさンも、
     『情報交換の集まり』の時、中々に面白い情報を持ってくる時があってよォ」

残党『あの、いけすかない多角スパイがその『繋がり』の元締めかッ……! クソ』

一方通行「アイツ、多角スパイだったのかよ。初耳だ。
     映画の主役でも出来ンじゃねェか? 似合いそうにねェけど。
     しっかし、まぁ。垣根くンも可哀想になァ、脳味噌三分割とかありえねェよ。ああ、ありえねェ」

残党『可笑しいなことを言う!! 
   第2位を最初にぶちのめしたのは第一位、貴様だろうが!!!』

378:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 22:15:06.59 5qlIZbOa0
一方通行「そォだ。あン時は俺がアイツをぶっつぶした。全力でな。
     思い返してみれば、垣根の野郎のほうが俺よりも……暗部の誰よりも。
     本質をその目で見ていたかもしンねェ」

残党『……は、はっは、あははは、あははぎゃはああああ! 
   そうだ、そうだそうだ、そうなんだよ!
   結局貴様はそうなんだクソガキ! 
   自分より真理に近い場所にいた、もしかしたら同志なれたもしれない者を潰し、壊し、殺し!
   後になってなにものねだりする、救いようのない、底辺で血まみれシャワーをあびてるのが、貴様なのだ!!』

一方通行「――ああ?」
    
    「なンなンですか? なンなンですかァ……?」

    「どっかの自称戦闘狂にソックリな口調で負け犬の遠吠えしやがって……」
     
    「――鼓膜に、痛ェえつってんだろォォォがよォォォおおおおおおおおおおお!!!!!!」

379:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 22:15:26.87 V9n7YdSY0
話なげぇ

380:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 22:20:12.60 5qlIZbOa0
残党『――ハッ、貴様の中身の罵声など…ッ!』

一方通行「あーあー。うるせえ雑音が多いな」

    「さぁーて……」(カチッ

    「愉快で楽しい狩りの時間だぜ、狐共ォォおおおお!!!!!」


――轟ッ!!


残党『――ッンが、っは、あああああああああああ!!!』

一方通行「おら、まず一匹ィッ!!」

381:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 22:20:13.89 b/dnxpDx0
支援

382:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 22:30:00.09 5qlIZbOa0
残党『……チッ、一人仕留めたところで言い気になるなよ小僧!!』(―バサッ

一方通行「…………相変わらず、クソメルヘンなことで」

    「にあえわねェはオマエらには。
     その羽根が痛い自覚もしてねェ野郎がソレを扱うのを見るのは胸糞わりィんだよ」

    (――確かに、アイツは俺が潰した。徹底的に残虐に慈悲すらなく。
     俺が壊し潰し殺してきた奴のウチの一人だ――まぁ、垣根に関しては殺しまではいかなかったらしいが。
     俺は本気で殺しに行った。それぐらいの相手だった)

    (けどなァ、命の削り合いをするに相応しいくらいには『互いの価値』のためにぶつかった相手だった……!)

    「俺の前でその翼を展開するな。癪に障るンだよ」

383:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 22:30:06.90 Yw7NNCyW0
「ハンカチ拾う」をここまで膨らませられるとは

384:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 22:31:45.41 b/dnxpDx0
支援

385:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 22:42:24.93 5qlIZbOa0
一方通行(……心理定規は健気だぞ垣根くン。
     今でもオマエの『捜索』を諦めてないらしいからなァ)

    「……まァ、機会があったら俺も手伝いくらいはしてもいいかもしンねェ、な」

    (……競い合う能力者がいねえのもつまらねえし。
     戦いにかけたものは違っても、そこまで心底にがにがしく思ってるわけじゃねえし……)

    「――」

    「…………まあ、とりあえずは、アイツの『自分だけの現実』(モノ)を
     本人許可なく無断使用してる著作権侵害している馬鹿どもを叩き潰すのが、まず一歩てかァ?」

386:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 22:42:46.45 XaQ8aXdl0
いいよ、いいよー

387:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 22:45:10.97 5qlIZbOa0
残党『何をごちゃごちゃとう、うるさい事を―――ッ????』(……バサ、

一方通行「おいおい遅いな」(ピタ

残党『――ひっ』

一方通行「垣根はもうちっと早かったけどなァ。
     さーて。コース選択のお時間だ、好きなのを選ばせてやる。
     その羽根をもぎ取るか? 血液を逆流させるか? 
     ああ、それとも猟犬部隊の野郎みたいに皮膚の5割をひっくり返す特別メニューをご所望ですかァ? お客さン
     
     チ、チ、チ、ブー。

     あーあ、時間切れだ、それじゃ御休みの時間だ。オヤスミナサイ、いい夢を」(…トン

残党『ひ、あ―がああっ……、あっ !?!?』

一方通行「はい、2匹目終ー了ー。さあさあ、ショータイムはこれからだ」


    「――全員、神への祈りの時間は終ったか?」


388:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 22:47:21.42 5qlIZbOa0
なぜか書くほどに長くなる。
ちょっと席外す。20~30分で戻ります

389:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 22:59:40.05 v/6zJBymO
かっこよすぎだろ…

390:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:00:09.56 hXvNQzIhO
チ、チ、チ、ブー。

391:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:05:53.55 5qlIZbOa0
     ・
     ・
     ・ 

白井「……本当にこのようなところでいいんですの? 
   こんな何もなく誰もいないただひろいだけの公園だなんて……」

番外個体「ここでいい」

白井「――要請すれば、警備員の詰め所でも。
   ……いえ、それがお嫌なのでしたら、私が所属する風紀委員の支部にでも」

番外個体「いやここでいいんだよ。あの場所から数十キロは離れた。
     敵が隠れそうな障害物が見当たらず、かつ誰の目にも触れられない。
     とたん場で要求した条件を全てクリアしてる好条件すぎる場所だよ」

白井「……まあ私は第七学区内の地形はスべて叩きこんでいますので、
   これくらいの場所を探すのは容易いですし、
   監視カメラ等の機器すら駄目というなら、仲間に連絡して場所を探すことも……」

番外個体「大丈夫。もういいよ風紀委員。
     あんたは無事に任務をこなしミサカ達を案内した。十分だ。
     だからこれ以上踏む込むな。踏み入るな。
     ――アンタだって言ってたろう『異常事態』だって。そう感じるなら、余計にね」

白井「…………」

392:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:12:48.37 5qlIZbOa0
白井「………………、それは『風紀委員』としての任務外、と?」

番外個体「………。そう、しいて言うならこれは……、警備員が扱うレベルの話しだね」

白井「――左様ですか」

番外個体「さようなの☆ アンタはここまで。出来るのはバトンタッチすることだけ」

白井「…………」(ハァ

  「なんとも意固地なお方ですのね、貴女。
   わかりましたわ『風紀委員』としての任務はバトンタッチまで、と致しましょう」

  「……最後に。何かリクエストはありまして?」

番外個体「――バトンタッチをするなら、『黄泉川愛穂』ってやつにしてくれると助かる」

白井「……しかと、うけたまわりましたわ。では、私はこれで――」


打ち止め「――あの!」


白井「――なにか、まだ後用事でしょうか?」

393:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:18:55.21 5qlIZbOa0
打ち止め「その、ミサカ達に手を差し伸べてくれてありがと、
     ってミサカはミサカは感謝の言葉をのべてみる」

白井「いいえ。どういたしまして」

打ち止め「ミサカ達に笑いかけてくれる人って、少ないから。
     優しくしてくれる人ってほんの一握りだから。
     風紀委員のお姉ちゃんが「お仕事」とはいえ、助けてくれたのは、本当にうれしかったの
     ってミサカはミサカは――、」

番外個体「上位個体。お礼は十分に言えてる。必要以上に饒舌になるのは阿保の子がすることだ」

打ち止め「!?」

白井「お仕事であろうとなかろうと。
   わたくしは貴女方に手を差し伸べますわ。
   困っていても、泣いていても、悲しく思っていても。
   どんな状況下の貴女方でも、助けに向かうんですの」

394:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:26:08.40 5qlIZbOa0
番外個体「救いようのないお人よしだね。よくもまあ早死にする生き方が出来ることで」

白井「回りくどいご注意ありがとうございますの。
   これが私の生き方。私がお慕い申し上げる方が進む道、ですの」

番外個体「へぇ。他にも馬鹿がもう一人いるんだー。
     じゃあそいつにも伝えといてくれるぅ? それは『早死にするよ☆』って」

白井「覚えていましたら、ね」

打ち止め「………あ」

白井「? 何か私の顔についています?」

打ち止め「路地裏からここまでずっと空間移動してきたからかな。
     頬にちょっと泥がついてるよって、ミサカはミサカは言いながらハンカチを差し出してみる」

白井「そんな汚れのないハンカチを借りる訳には……」

打ち止め「ううん。これはせめてものお礼なの、受け取って
     ってミサカはミサカは、ズズイとハンカチをさらに差し出してみる!」

395:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:28:40.55 DlgIPnKc0
シエンタ

396:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:29:43.59 5qlIZbOa0
番外個体「うけとってやってよ。ガキの我がままに付き合ってもらって悪いけど」

白井「――では、有難く頂戴いたしますわ」

打ち止め「うん! 風紀委員のお姉ちゃん、本当にありがとう!
     ってミサカはミサカは大きな声でもう一度お礼を言ってみる!!」

番外個体「……まぁ、世話にはなったよ。これ以上踏み込むなよ、ツインテのおじょうちゃん?」


白井「それでは、もう少しだけやることがありますので」(―シュン


打ち止め「ばいばーい! ありがとー!!」

397:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:30:16.89 IN2izP8u0
黒子って妹辺りで妥協しないの?

オリジナルは上条の愛人だから落とすのは無理だし

398:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:35:24.02 lrQxmfi+0
>>397
そもそも恋愛感情なのかどうかすら怪しい
上条さんのことを認めていないだけだと思う

399:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:36:15.34 5qlIZbOa0
       ・
       ・
       ・

一方通行「………ハン、口ほどにもねェな」(カチッ

残党「……ぎ、……が、はっ」

一方通行「どいつもこいつも面妖な仮面の下の顔はイケメン揃いだな。
     鼻の骨は折れてるは、前歯は全部折れるは、目の周りは青黒くなってるは愉快なことこの上ねェ」

残党「……き、さ……ぁ、、がっ!」

一方通行「うっせェな。愉快な顔にしてやる程度にしてやったンだから感謝しろが三下どもが」

    「――クソガキ、と『無茶しねェ』って約束があったかンな」

    「……ンでェ? どォしてこンな間抜けな事をしやがったんだァ? オイ」

400:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:43:50.33 5qlIZbOa0
残党「な、ぜ……っ ぐは ―-わ、れらはま、けっ」

一方通行「俺ら超能力者が火、とはよく言ったもンだ。あながち間違いじゃねェ。
     鉄を打って固く鋭くするように、超能力もまた何かに研ぎ澄ますってのも、面白い考えだ。
     火である、俺としてはいい気はしねェが」
     
     「だがなァ? どンだけ性能のいい刃物や銃器を手に取ったところで、
      使用者が説明書通り正しく使用しねえと意味がない」

残党「……く、そっがっ、……が、」

一方通行「未元物質は第二位の暗算があって初めて全力で成り立つ代物だ。
     一朝一夕で、俺らが脳味噌弄りまわして、数年単位で獲得してきたもんを使えると思うなンざ、
     傲慢以外の、何者でもねーよ、ボケが」


401:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:47:22.71 c/RZGDbOP
はとわの使い分けもできないとか先生もう見てられない

402:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:48:11.68 5qlIZbOa0
一方通行「……少し、大げさに騒ぎ過ぎた。手短に頼むぜ」

    「もう一度、確認するぞ」

    「なぜ俺を襲った。
     人通りがなかったとはいえなぜ表の十人の気配があるところで、火花をおとした。
     ……表裏。いまとなってはさほど気にすることでもねェが……。
     それでも、無関係の人間が俺とオマエらの諍いに巻き込まれるのは、きにいられねェ」

    「――答えろ、残党」

403:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:50:53.32 5qlIZbOa0
うわー誤字ひで。
はとわ、正直すまんかった。
あと十人じゃなくて住人だよな

404:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:53:34.58 DlgIPnKc0
脳内変換する程度の演算能力はあるから気にせず続けて

405:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:57:25.07 MBWI4YsY0
一方さんと黒子くっつかないの?

406:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/04 23:59:43.94 5qlIZbOa0
残党「…………い、っただろう。
   がはっ。―-貴様らが。貴様ら、がっ……!立場をわ、きまず……っ」

一方通行「自分の存在価値を声高に主張したから。だっけか?
     ンだよ。マジでただの責任転嫁だってンならますます救いようがねェな」

残党「わか、ってわまるかっ! ……暗部こそ、暗部…こそ。
    わ、れらの最後の、地、だったのだ、だというに――ッ」

一方通行「…………」

    「…………なるほどな。
     俺も元は暗部に居た人間だ。
     そこに落ちたやつらは俺と同じ、クズな生き方しちまった奴ばかりだってのは分かる。
     居場所がない奴らばかりだってのも、……なンとなくは理解している」

    「オマエらにとって、暗部が最果ての居場所だったのとかもしンねえが――
     それでも、俺は自分の選択を間違っだった思わねえぞ」

残党「……なに、が。凱旋、だ……っ!!」

一方通行「悪いな。俺にとっては凱旋だ」

残党「……くそ、――クソが」

407:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:04:24.20 T7RQ3M0x0
黒子と一方のいちゃラブがどうしてこうなった

でも面白いから支援

408:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:08:26.22 qXAraSjg0
一方通行「……もォいい。話はここで終いだ。オマエらのバックに何もないなら、もォいい。
     察するに、第四位回収、あの浜面って野郎の暗殺失敗とかの罪で、学園都市に捨てられたンだろ、オマエら」

残党「………………、」

一方通行「暗部に……。いや、裏に、価値を見出すことを馬鹿にするつもりはねェ。
     俺も少し前まではそうだった。――悪かったな救いがねェと言って
     その点して関してだけは、訂正しとくわ」

    「――ただ、俺は、元通りなンざうんざりだ。俺は、俺でつかみ取るぞ全てを。
     この学園都市の見えないカーナビ通りに運転すンのはまっぴらだ」

残党「……、むり、に、きまっている」

一方通行「そう思って追い詰めて、暗部崩壊の元凶になった一員の俺に特攻ってか?
     オイオイオイ。そんな無茶なやんちゃをするには、オマエら少し年取りすぎだ」

残党「……だ、まれ。くそ、…………ガキ」

409:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:14:33.73 qXAraSjg0
一方通行「……『回収』の手だてくらいはお膳立てしてやる。
     成功するも失敗するも、居場所を見つけるも、そのまま朽ち果てるも、後はオマエら勝手にしろ」

残党[…………]

一歩通行「――ああ、ただ。これからオマエらを『回収』しにくる女は「馬鹿」かつくほどのお人よしだ。
     せいぜい、ベットに拘束された状態で、うるせえ小言を何時間も聞きまくるンだな。ハッ、ざまァねェ」

残念「……、いつ、か」

一方通行「いつかまた殺しにいくぞって? それもまた好きにしろ」

    「――また、そのうるせえ女の小言を聞く地獄空間に再送してやるだけだ」

         ・
         ・
         ・
         ・

410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:17:54.23 qXAraSjg0
なにがって俺が残念なだけだけど。

長ーーーい残党とのやり取りが終了したようです。
これから一方さんと黒子さんはちゅーするみたいですが、
……いったい、どこにチューしたんですか? 
ほっぺ、唇、その他?

>>+5


411:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:18:48.36 Hro4znsE0


412:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:19:02.68 qDT3iuQQ0
唇に決まってるよ!

413:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:21:52.18 /uC4uZQMO
唇からギリギリずれる位がいい

414:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:23:05.11 qDT3iuQQ0
一方通行の口と黒子の下の口

415:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:23:20.63 uMXjBh180
膝裏

416:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:23:35.43 IemIH2/w0
ほっぺに続けて唇

417:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:24:19.74 621DTs/I0
マニアックすぎるwwwwww

418:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:24:59.85 Io0kcAIrP
変態だー!!(AA略

419:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:25:21.89 Hro4znsE0
どんなシチュだよwww

420:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:25:26.82 cZE7OZTH0
あえて耳

421:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:27:34.42 IemIH2/w0
20000号しか喜ばんわwwwwwww

422:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:27:47.19 Yjo+yMJuO
急展開w

423:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:33:57.89 qXAraSjg0
    ・
    ・
    ・
    ・

白井「ああ、初春ですの?」(――ヒュン

初春『あ、白井さん。まったく連絡がありませんでしたけど、何もなかったんですか……』

白井「……例の、予知の話しですの?」(―-ヒュン

初春『ええ。補足された時間からかれこれもう一〇分はたっていますので』

白井(……あれだけのことがあって、まだ一〇分しかたっていないのが、不思議ですの……)(―ヒュン

初春『……ていうか、白井さん。ところどころ声が聞こえにくいんですけど、もしかして』

白井「ええ。移動しながら通話しておりますの」(――ヒュン

初春『白井さんって、結構、器用なことしましよねえ』

白井「棒読みですわよ、初春」(――ヒュン

初春『あららー。それは申し訳ない、ともおもってませんが』

白井「…………」(―-ヒュ

424:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:35:33.33 Hro4znsE0
ここから神の安価捌きか

425:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:38:55.59 qXAraSjg0
初春『あ、あと白井さんごめんさい』

白井「なんですの急に」(――ヒュン

初春『御煎餅、全部食べちゃいました。』(テヘ☆

白井「初春。次の休日出勤のシフト、わたくしの代わりに貴女がいってくださいましね」(――ヒュン

初春『えっ!?』

白井「残しておいてと頼んだのに……。
   固法先輩がお持ちになる和菓子はいつも絶品のものばかりなのに……。
   わたくし、すごくすごく楽しみにしていましたのに……」(――ヒュン

初春『うえええ。わかりましたよ! かわりますー!!』

白井「商談成立ですわ」」(――ヒュン

426:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:43:30.15 qXAraSjg0
白井(……と、目的地が見えるとこまで到着しましたわね)(……ストン

  「…………なんとまぁ」
  
  (あの、女性が最後に移動中に言って通りですわね。
   『どうぜ、戻った頃にはかたがついてるんだよ、ああむかつく』――でしたわね)

初春『ぐすん。その日は佐天さんたちと一緒に遊ぶ予定だったのに……』

白井「……初春、雑談はこのくらいに。お仕事のお話に移りますわよ」

初春『は、はいっ』(スチャ

427:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:44:16.94 +VmMKZxU0
ああ、アマガミか

428:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:44:21.81 /+979ax10
膝裏か……胸圧

429:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 00:52:38.16 qXAraSjg0
白井「……先ほどいた地点の近くで、ちょっとした『人身事故』がおきましたの」

初春『――ッ! それ、本当ですか!?』

白井「ええ。とは、言っても。大事にする必要はありませんの。
   何人か怪我をしている人もいますが、『軽傷の部類』に入るでしょう
   (――と言っておいたほうが楽ですわね)。
   当人同士の間で、現状の時点で特に『言い争い』はしておりません。
   
   けれど、やはり念のため、警備員と救護班を要請したほうがいいと思いまして」

初春『あんまり大きな事故じゃないですね、自転車の転倒とかですか?』

白井「ええ。そのようですわ(……襲ってきたほうが全員倒れてますもの…地面に)」

初春『わかりました。私のほうから直接、警備員に連絡を――、』

白井「ああ。そうでした。出来れば、『黄泉川愛穂』という教員がいい、とのことですの」

初春『え?』

白井「………知り合いだから、そっちの方が相談しやすいと『白い髪の人』が」

初春『まあたまにあるますよね。こう言う事。
   知ってる先生がいいって言う人も少なくないですし。わっかりましたー了解です』

白井「よろしくお願いしますわ」

430:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:00:05.96 qXAraSjg0
黒子(これでいいんでしょうかね? ……『白い髪』でなんとなく伝わる、との事でしたけど)

  「『風紀委員』としての任務はここまで、
   ――ここから先は『白井黒子』という、一『女の子』のプライベートタイム。
   ……なにをしようと、自由、ですの!」

  「なんだか騒ぎの前に色々考えていたことが、吹っ飛ぶくらいに疲労がたまっていますの」

  (――それでも、あとひと踏ん張りですわ)

  「さ、あそこまでなら、あと一回の移動で済みまわわね」


 ――ヒュ……、ふらっ


  (――しまっ! 連続移動の疲れがこんな時に……ッ!!!)
 

 ――ヒュン…… 


  (座標軸の計算が、ズレ――ッッ!?!?!?)

 
     ・
     ・
     ・
     ・ 

431:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:01:55.90 /+979ax10
ちゅーーーーーーーー!

432:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:04:25.89 JVjTU1GCO
プハー ごっそさん

433:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:04:50.05 /+979ax10
(膝裏

434:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:05:40.14 qXAraSjg0
     ・
     ・
     ・

一方通行「――そォいう事だ。少し暴れちまってな。後片付け頼むわ」

黄泉川『……オマエなぁ。あまり私の心臓に悪いことしないでくれ。
    今回の事後報告も、オマエには言いたいことが山程じゃんよ!!』

一方通行「『少しばかり派手な喧嘩』をしただけだァ。説教されるのは御免こうむる」

黄泉川『……その、少しばかりの範囲が図りきれないから心臓に良くないだ!
    せっかく。せっかく、打ち止めも一歩通行も、元気な顔で家に戻ってきてくれた。
    ――私も、桔梗も。あんな喪失感を味わうのは御免こうむるじゃん』

一方通行「…………」

435:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:07:14.43 uMXjBh180
一歩通行で深くにも吹いたw

436:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:11:20.61 qXAraSjg0
黄泉川『まあ、めずらしく素直に『お願い』されたから。
    これ以上は何も聞かないで、言われた通り『後片付け』してやるけども、何度も通用する手だと思うなじゃんよ』

一方通行「今回きりだ」

黄泉川『ああ、今回きりにしてくれ。
    ……オマエは非難した打ち止めと番外個体を迎えにいってこい』

一方通行「言われなくてもそのつもりだ」

黄泉川『ちゃんと三人で私の家に戻ってこい。
    誰ひとり欠けることなく、全員で帰ってこい。絶対に、だ――いいな?』

一方通行「……あァ」

黄泉川『宜しい。それじゃ、さっさと『後片付け』しないとじゃんよ! じゃあ、また家で』(ガチャ

一方通行「――やっぱ、馬鹿がつくほどのお人良しだわ、コイツ」

437:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:12:29.31 qXAraSjg0
○一方通行 ○避難

ちょっとコンビニいってくる

438:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:19:48.38 T7RQ3M0x0
キースキース!!

ところでどっちが膝裏にキスすんだろ

439:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:21:14.16 uMXjBh180
まさか黒子が一通さんに…さすがの淑女ぶりだな

440:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:22:37.01 qDT3iuQQ0
もういいから膝裏からの流れで危険なとこまでキスしちまえよ

441:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:28:48.17 qXAraSjg0
一方通行「………………」(カタカタカタ……。prrrrrrrrrrr,prrrrrrrrr

「………………」(prrrrrrrrrrr,prrrrrrrrr

    「………………」(prrrrrrrrrrr,prrrrrrrrr

    「………………」(prrrrrrrrrrr,prrrrrrrrr

    「………………チッ、あの馬鹿、電話にでやがらねェ」(ブチッ

    (能力使用は問題なかったてことは、ミサカネットワークは通常運転だったことの証だ。
      そのネットワークを取り仕切る打ち止めになんらかの異常があれば、小さな綻びはどうしても生じる)

    「それがねェってことは、ガキも、一緒にいるデカイガキのほうも無事ってこったなァ」

442:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:30:10.65 dJP+QrxXQ
黒子の膝裏にちゅーして重さで転倒してヘッドインスカートまで想像した

443:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:36:31.56 qXAraSjg0

10036号「なん、だと……!? とミサカは顔をひきつらせます」

   (い、いま起きたことをありのまま話すぜ、とミサカは切り出します!
     上位個体たちが去った後、お店の裏で在庫の整理をしていて、
     『さーってやっと休憩時間だ、近所のドーナッツでも買おう』と外に出たら、)

   「――店の前の大通りが、半壊状態……、とミサカは茫然と立ち尽くします……。なんだりゃー……」

   「なんだかすごい惨状ですね。
    これを目撃したのも何かの縁、とミサカは視覚情報の録画を開始します」



一方通行「まあ、無事なのはいいンだが、…………」(カチッ

    

10036号「と、あの少し遠くに居ても一発で特定できる白髪頭は、一方通行……? とミサカは呟きます」

444:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:41:26.76 Hyi4hCFN0
き・す!
き・す!


445:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:42:30.77 LJC1lSZ/0
なんだりゃー もえた
録画はMNWで殿堂入りフラグですねわかります

446:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:42:46.06 Hyi4hCFN0
膝裏からのアワビにキッス期待

447:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:50:36.74 qXAraSjg0
10036号(何故かアンニュイな表情でたそがれている一方通行をズームしてみます、とミサカは脳内で器用に操作します)
    
    (…………)
    
    (『――ちょっと天気が曇りに差し掛かっている平日の昼下がり、少年は、ただ待っていたのでした』
      とミサカは即興でそれらしいナレーションを遊び心満点でくっつけてみます)


一方通行「…………近くにはいねえみたいだな」(カチッ
 
    (駄目だな。番外個体の発する電磁波のベクトルが反射の『膜』に感じられない)


10036号(『少年は、ただ、待ちます。
     なんとなく――今日の目覚めの時に感じた予感が、忘れられなくて――』と、ミサカは続けます)

   (『立ち尽くす少年― 一方通行は、夢に出てきた運命の少女を待っているのです……!』
     と、ミサカは良い感じでテンションがあがって来た…!! うひひひ!!)

448:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:55:40.47 qXAraSjg0
10036号(『「こォいうのは柄じゃねェンだが……。なンでこンなところに居るンだァ?」
     (10036号の全力の脳内モノマネ)』と、ミサカは台詞もつけてみます)

   (『「ンな都合のいい夢なンざ、ある訳ねェンだよ。―ハッ、アホだな、俺も……」』
     と……ミサカは…ぶっは、台詞と表情が全然あってないいいいい!! あっはっはっは)

    
  ……――ヒュン


一方通行「ったく……面倒くせェな。しらみつぶしに探すしか――って、あ? なンか頭上がくr」


白井「やっぱり座標軸がずれたって――ちょ、まって、し、下に人がああああ!?!?」



10036号(ってか何か、本当に空から落ちてくる系のヒロインが現れただとーーー!?!? とミサカは奇跡の展開に大・ハ・ッ・ス・ル!!)


449:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:58:52.55 Fzxi3VM90
きたー!

450:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 01:59:00.36 Hyi4hCFN0
キターーー

451:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:00:51.67 T7RQ3M0x0
うひょおおおおおおおwwww

452:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:02:57.21 qDT3iuQQ0
…ふぅ

453:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:03:00.32 IemIH2/w0
セロリたんの膝裏の汗ペロペロ

454:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:06:04.95 9a2acxOyP
きたあああ

455:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:06:39.96 uMXjBh180
親方ァ!空から女の子がっ!!!

456:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:08:40.76 qXAraSjg0
10036号(っしゃ――!!キタ――!!)
   
   ( これはアレですね!!
     『夢で出会った少女が空から落ちてきて出会ったという少女漫画の王道系』ストーリー!!
     な、ナレーションは……ええい、そんなの後です!! 後で捏造すればいいことです!
     今は一心不乱に、完璧なカメラアングルで録画をするのみぃぃいいい、とミサカはプロ魂を持つカメラマンに変貌しますっ……!!)



一方通行「……ンだァ?」

白井(え、ちょ、白髪頭が上を向いた……、って、えええちょっと!!
   わたくし、お姉さまと違ってスカートの下に短パンとかの類は一切はいてな――ッ!?!?)

   「あ、や、ちょ、……か、顔をあげないでくださいまし!
    視線を私に向けないでくださいまし!!
    必然的な、不可抗力的な、極自然な動作かもしれませんけど、上を向かないでくださいですの――!!!!!」

一方通行「はァァァァあああああ!? なンなンだ、この展開――ッ!!!」


――ドンッ!

457:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:09:27.30 b7YUWPRv0
うええええい

458:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:12:25.25 /+979ax10
きたきたきたー!

459:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:19:46.59 qXAraSjg0
10036号(……ドンガラガッシャーン、とミサカは漫画に出てきそうな擬音を心中で呟きます)


一方通行「……」

白井「……い、いたタタタタ」(ムクリ

一方通行「…………」

白井「――色々と混乱して、空間移動が間に合わなかったですの……っ!!」

一方通行「………………オイ、このマセガキ」(ボソッ

白井「ゃ、んっ(み、右のひざ裏になんか、変な変色が……!?)」

一方通行「……今すぐ即効で俺からのけろ」

白井「にゃひっ!!」

  (え、ヤダと、なんなんですの!? と、吐息的な何かのような…変な、感触!!)」
   
一方通行「人を地面との衝突を防ぐクッション代わりにしてンじゃねェぞ、オイコラ」

白井「ふっ、ぅ。ちょ、喋ったら、―-そこ、や……ぁっ」

一方通行「――いい加減、人の顔面から脚をのけろつってンだ!!」(ガタッ

白井「わっ、わわ」(――ドテン

460:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:20:40.29 qXAraSjg0
変色……。○感触

461:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:22:21.30 ajVvisde0
かわええのう・・・

462:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:24:02.35 ggOoap+xO
やっぱ黒子だわ

463:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:30:46.66 qXAraSjg0
10036号(うわー……。なんか、うわー……と、
     ミサカは何か変態プレイでも強制的にみせられているような気分です。……うへ)

   (いやしかし、ここで動画を止める訳にもいけません、
    とミサカは決意を新たにして、
    物静かにそっと二人の動向を見守ることにします)


白井「よっこいしょ、……と。ああ、なんか背中全体が痛い。
   それもこれも2度も地面に衝突したからですわ……」(ハァ

一方通行「カウントをわざとらしく間違えンな! オマエが地面に落ちたは一回だろォが……っ」

白井「いいえ。私、『地面』に、二度落ちたんですの!」

  (ええ、そうですわ。わたくしは地面に落ちましたの!
   スカートの中を(多分)見られたことも、ひ、……ひざ裏に息をかけられてへへへ変な声を出しのだって。
   夢幻ですわ幻想ですわ。ええ、絶対にブチ壊れるこのない幻想ですのっ!!!!!!)

464:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:36:37.76 qXAraSjg0
一方通行「……こンのマセガキが。
     人様に謝るどころか地面扱いするとか…。ハッ、常盤台の子女教育ってのはたかがしれてンなァ」

白井「――なっ!? ま、マセガキだなんて心外ですわっ」

一方通行「あァ? オマエどうみたってガキ体型だろ。てか中坊は十分にガキンチョだ。 
     どォせその紐をといてくれる男もいねェってのに、
     年を逆に鯖読んだような黒下着をつけるとか、どこをどォみたって、マセガキだろォが」

白井「く、黒、――ッ!?!? 
   み、みみみ見ましたわね、見たんですのね、見るなとあれほど申し上げましたのに!!」

465:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:37:25.30 djnsqR0OP
>中坊は十分にガキンチョだ。

こいつ・・・ただの一方通行じゃねぇ!!

466:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:38:33.11 ggOoap+xO
一方さん細部までばっちりみすぎだろwww

467:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:39:21.47 IemIH2/w0
中坊は声もババァなンですの!

468:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:43:02.26 qXAraSjg0
一方通行「ぎゃーぎゃーどォでもいいことで喧しい女だなオマエ。  
     そっちが、勝手に空からパンチラサービスのローアングルで落ちて来やがったんじゃねェか」

白井「好きでそうなったんではありません!!! 
   たまたま目に入ったそのアングルを覗きこんだだけで、
   貴方に非は何もないと、そうおっしゃりたんですの!?」

一方通行「そォいうこった。あンなもン見たって興奮も何もしねェっての。
     純情気取るなら今後は白の下着でも身につけるンだな、マセガキ」

白井「あ、貴女という人は……信じられませんわっ!!」

469:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:48:06.00 utthp2Wg0
さすがセロリさん

470:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:50:19.23 qDT3iuQQ0
フェチから始まる恋もある

471:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:53:05.65 qXAraSjg0
一方通行「まぁ、まったく色気という実用性を発揮してないオマエの下着の話しどォでもいい」

白井「実用性云々は余計です!!」

一方通行「……オマエ、察するに空間移動系だろ? 自分を『運べる』ンなら大能力級だ。
     座標軸の計算がトチ狂ったのか、ただのスタミナ切れで落ちてきたのかわしらねェけど、気をつけろ。
     ――じゃねェと、いつか誰かの人体の中に『移動』したってシャレにならねェミスを犯すぞ」

    (……ったく。コイツ運がいいのか悪いのか……。
     俺が『反射』を切ってなかったら、怪我だけじゃすまなかったってのに……運のいい奴)

    (――いや、この俺に出会ってる時点で運は悪いな)

白井「…………ッ!!」

  (この人――、一瞬で私の能力・レベル・更に能力的抱えている懸念まで見抜いて……ッ!)

  「――無意識下とはいえ、人の下着みて、ひざ裏に口づけする変態、ってだけではありませんのね」(ボソッ

一方通行「オイ、……いま何か言ったか?」

白井「いいえ。何も」

472:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 02:56:27.34 IemIH2/w0
てっきり寝ぼけた黒子がお姉様の脇の下か何かと勘違いしてペロペロしてるのかと
セロリ感度良さそうだし

473:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 03:04:25.05 qDT3iuQQ0
なんかもうめんどくせぇから挿れちゃえよ
風邪引きそうだわ

474:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 03:07:52.65 uMXjBh180
>>473
パンツぐらいは履いとけよ今夜は冷えるぞ

475:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 03:12:33.59 qXAraSjg0
白井「あと良いですか、変態覗き魔の白髪頭さん?
   わたくしの名はマセガキではなく、白井黒子と申しますの!」

一方通行「あーそォかよ、マセガキ。
     人のこと覗き魔だ変態だうるせェ。いい加減、そのネタひっぱってくンな。飽きる」

白井「で・す・か・ら! 白井黒子ですの!
   貴方だって、随分と同じネタを繰り返し繰り返し……っ! 人のことは言えなくて!?」

一方通行「キャンキャン声で吠えやがって。
     オマエはポメラニアンかチワワか何かかって。
     ――止めだ、止めだ。これ以上続けてもやちがあかねェ。
     もォ、全部どォでもいいってことで良いだろ。悪いが用があるンで、ココで切り上げさせてもらう」

白井「いい逃れる気ですの!?」

一方通行「だから、用があるつってンだろォが!!!」

476:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 03:19:42.27 qDT3iuQQ0
ポメラニアンをファックですの!

477:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 03:22:17.07 qXAraSjg0
一方通行(……チッ。なンだ、なンなンですか、この常盤台のクソガキはッ!
     人のペースを乱しに乱しやがって……ッ!!
     一々、全力で皮肉をふっかけてくる番外個体より、違う意味でタチが悪ィぞ……)

白井「……はて? あれだけあぼれ回っていて、まだ何か用事ですの?」

一方通行「――あァ? オマエ今、何を言った?」

白井「ですから、あれだけ暴れまわって、と。
    ……ああ。そういえばば、もう一つの役職(名)をまだ名乗っていませんでしたわね、変態さん。
   私は白井黒子。制服をよくみて頂けるわかると多いですが、――風紀委員、ですの」

一方通行「………あァ、そういえば、腕章がついてやがンな」

白井「貴方がいったい何をもってここで暴れていたかは知りませんれけれど。
   たまたま――、そう、それこそ黒づくめの集団が下りてきた時、
   私もこの場に居たのですわ」

一方通行「――ッ!!」

478:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 03:31:36.29 qXAraSjg0
一方通行「オマエッ」

白井「余計な勘ぐりは無駄な努力になりますわよ。
   この場にいたのは警ら中だったからですの。
   もし、嘘だとお思いになるなら、風紀委員第一七七支部の端末情報をハッキングなさってみては?
   同僚が作り上げた防衛システムを突破できる自信があるのなら、ですけど」

一方通行「……オマエがココに居たのはまァ良い。
     黒づくめの奴らと俺が暴れまわってた、てのもこの際無視してやる。
     『風紀委員』の一員なら……。触れていいラインとその違いはなンとなくわかるだろ
     これは、オマエ等が扱うような『代物』でもねェってこと自覚してるなら、問題はねェ」

白井「あら、面白いですこと」

一方通行「面白い……だァ?」

白井「髪の毛の茶色い……、ああ、そうですわ。
   少しばかり『わたくしの知り合いに似ている』んですけど、
   高校生くらいの女性が、まったく同じような注意をして来たものですから」



479:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 03:32:45.91 qDT3iuQQ0
そういえばこの作者で垣根×麦野で絹旗でシロちゃんのスレって
途中で落ちてて、絶望したんだけど続編とかあったの?

480:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 03:32:59.22 9a2acxOyP
ここからどうやって惚れるのかw

481:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 03:40:37.19 qXAraSjg0
一方通行「…………っ」

    (番外個体が『知り合いに似ている』……だと?)

    (ああ……そうかよ、そォいうことかよ!)
     
    (コイツがきているのは、一万回も見て―嫌でも見慣れちまって
     脳味噌の片隅に記憶されている、常盤台の制服。
     あそこは少人数制の学校だ。
     常盤台ってだけで――『超電磁砲(オリジナル)』の関係者だと考えるには十分だ)

     「――運が悪かったのは、俺のほォだったてェオチかよ」

白井「……? は? 運が悪かった…? なんですの、それ。どうかしました?」

一方通行「……ンでもねェよ、こン畜生がッ」

482:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 03:45:50.95 qXAraSjg0
白井「……? まあいいですけど。
   それでまったく同じことを言われたの可笑しかったので……。
   あ、そうですわ。貴方、用があるとおっしゃてましたわよね?」

一方通行「……それがどォした」

白井「もしかして、その女性と。一緒にいた女の子、その二人を探しにいくのが、用だったのでは?」

一方通行「…………あァ」

    (………超電磁砲の関係者である以上、へたなことは出来ねェ。
     コイツは何処まで知ってて何処までしらねェンのか。
     その境界線がはっきりと見えてこねえ現状で、俺から余計な情報は言うべきではないな)


483:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 03:47:49.75 9a2acxOyP
支援

484:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 03:53:14.39 qXAraSjg0
一方通行(…………、超電磁砲は己の問題に一般人を巻き込むよォな輩ではない。
     あのツンツン頭の野郎は例外として……。
     最初、俺とぶつかった時も、あの女は一人で俺に挑んできた。――そォいうタイプの女だ)

    (このマセガキは『純粋に』風紀委員をしている少し変わり種の、……一般人だ)

    (――こォいうややこしい対応は海原や土御門の担当だったつーのによォ)

白井「私がこの場に戻ったのは現状の確認意外にも、
   この場に残った貴方に、二人の居場所をお伝えしようと思ったからなのですわ」

一方通行「……オマエ、しってンのか!?」


白井「ええ。だってその場までお連れしたのは私ですのもの」


一方通行「――なっ……!?」

485:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 03:59:00.35 qXAraSjg0
白井「ええもう。下着やら覗くやらで本来の目的を今の今まで忘れていましたけれど」

一方通行「何のつもりだ」

白井「なっ、急に睨んで来ないでくださいまし!
   ……あの時は明らかな異常事態でした。訳がわかりませんでしたけど、
   今、そこらにのさばっている黒づくめの集団が誰かに危害を加えようとしていたのは明白。
   貴方が先ほど見抜いた通り私は『空間能力』の大能力者。
   「勝てる」とは思いませんでしたので、生徒保護を優先したまでのことですわ」

一方通行「――そんな、なにをさらっと、至極当然といった顔でいってのけてやがる!?」

486:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 04:06:30.14 qXAraSjg0
白井「いえ、そんな……当然といった顔、と言われましても……」

一方通行「――オイ、マセガキ。オマエは大能力者で間違いねェンだよな?」

白井「ええ。貴方が見抜いた通り。自身の重量を空間移動出来る程度の能力ですわ。
   本当は貴方を含め、三人を連れ脱出したかったのですが、
   若輩故、と言うと言訳がましいかもしれませんが、わたくしが人を伴って移動するのは二人が限度。
   ですので、幼子から優先しましたの」

一方通行「そォいうことを聞いてるんじゃねェ。
     オマエは大能力者。頭の出来だって悪かねェだろ。
     風紀委員ならそこらへんのスキルアウト並の実戦経験もあるはずだ。
     ――なのに、何故、そんな行動に移った、って聞いてンだ」

白井「……? わたくしは、あなたが質問していることの意味がわかりませんの」

一方通行「いいから答えろ」

487:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 04:07:57.46 cBxQKit60


488:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 04:15:33.31 qXAraSjg0
白井「よくわからない突っかかり方をしますのね。
   何故、……言われても、先ほど貴方が言った言葉を借りるなら、
   そう行動するのが『当然』と思っているからですわ」

一方通行「………俺がのした奴らは、どうあがいたって、オマエが勝てる相手ではない。
     オマエが経験と本能と演算能力の全てからはじき出した『勝てない』という結果は大正解だ」

白井「そうバッサリ『弱い』と言われるとさすがに傷つくのですが……」

一方通行「そォだ。オマエは『弱い』。それは学園都市の基準でじゃねェ。
     俺やこの黒づくめの奴らから見た基準で言っている。
     甘すぎるママゴト基準ではなく、オマエが立ち入ったことのないラインから判断した実際の基準からみて、だ」

白井「…………確かに、
   わたくしが一人も倒せると思えなかった人たちをブッ倒した貴方は強いでしょうね。
   それに比べて逃走手段しか提供できなかった私は、弱いでしょうね。
   そんな強さ比較を繰り広げて、貴方は何を言いたんですの?」

489:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 04:19:10.59 iEs9YTHe0
sien

490:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 04:21:56.25 qXAraSjg0
一方通行「…………オマエは、立ち向かう術がなかっただろう」

    (戦うことに、守ることに、何かを大事だと思う事に理由も動機もいらねェ、と知った)
    
    (あのツンツン頭も、そうやって動いたように。俺もそうやって動くようになった)

    (―――けど。
     ソレはアイツには……『俺の能力すら打ち消す程の何か』があり、
     そして俺には……学園都市第一位としての力があった)

    (巨大な何かが立ちふさがった時、俺やアイツは立ち向かうにたる術を持っていた、有していた!!)

     「それを持たないオマエが、なンで、」

     「―――なンで、自分の身を守ることすら考えず、死線につっこんでいったのか、と聞いてるンだ」

491:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 04:27:18.41 QrlouwF50
支援

492:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 04:28:28.10 qXAraSjg0
白井「………………」(ポカーン

一方通行「――間抜けな面してないで、さっさと、答えやがれ!」

白井「……貴方、お馬鹿さんですの?」

一方通行「……あァ!?」

白井「いいえ。聞くまでもありませんわね。貴方、馬鹿ですの。
   変態で覗き魔で馬鹿とか――将来が逆の意味で有望な方ですわね」

  「いいですこと? 実に簡単にわかりやすく答えてさしあげますわ。
   自分に力があるからないからとか。
   自分の身すら危ういとか危うくないとか。
   そんなもんは、論議すること自体、わたくしに言わせればナンセンスですの」

  「助けたいと思ったから、助けた。
   手を差し伸べたいから、手を指し述べた。――それだけですわ」

  「……まぁ。わたくしの場合は、ですけれど」

493:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 04:33:29.83 qXAraSjg0
一方通行「助けたいから、助けた……」

白井「なんで奇妙なものを眺めるような眼で私を見ますの!? 
   わたくしは希少種でも絶滅危惧種でもありません。ただの一介の女生徒ですわ!」

一方通行「………………」

白井「貴方だって。あの二人を守るために戦ったのでしょう?
   すくなくとも私にはそう見えましたけど。
   ……何故、似た理由で行動を起こした貴方に、
   ここまでつっこんで自身の行動を批難されるような質問を投げつけられなければなりませんの?」(ハァ

一方通行「…………力のあるなしは、関係ねェ、だと…っ?」

白井「――ああ。そういうことですの」

494:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 04:41:41.86 qXAraSjg0
白井「他者に手を伸ばしていいのは『力あるモノ』だけだと、誰が決めたですか?
   他者を外敵から守るために、外敵にして強敵に立ち向かって良いのは『力あるモノ』だけど、誰が決めたのです?」

一方通行「――ッ!!」

白井「貴方の理解は中途半端もいいところですわ。
   精神的なサポートも体力的なサポートも。
   どちらにも『強弱』はありません。あってたまるもんですか
   力なき弱いモノが心の支えとなり、
   力あるモノが外敵の侵入を防ぐ防波堤になる、なんて形は一例にすぎません」

   「……確かに、『守りきれる』保障がない行動はあやぶまれるかもしれません。
    それでも。わたくしには関係ないことですわ」

   「――力を有している、という前提が崩れないうちは、貴方と私の価値観が共有されることは、難しいでしょうね」

495:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 04:41:42.69 D646d2BC0
黒子マジかっこいいわーマジ俺の嫁だわー

496:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 04:51:34.34 qXAraSjg0
白井「……と、偉そうに説教されてみても、全ては受け売りに過ぎないのですけれど」

一方通行「受け売り……?」

白井「講義を受けた訳でも、説教をうけた訳でもありませんわ。
   わたくしが『お姉さま』の日々の仕草、習慣、礼儀作法から学んだもの。
   ――お姉さまの背中を見れば、分かりますもの」

一方通行(……『お姉さま』かよ。これで完璧、超電磁砲の身内決定、だなァ……)

白井「――貴方の考えもまた、一つの尊ぶべき価値感ですわ。
   少しの他人と価値観の相違があったからと、気にすることはありません。
   なんて……後だしフォローも、なんですけれど。
   さあ、あまり雑談ばかりしていると、彼女たちが待ちぼうけを喰らってしまいます。
   議論はここまでしましょう」

一方通行「―――」

    「…………先に、話しを切り上げるって言ったのは、俺だったはずなンだがなァ」

白井「……ふふ。そういえば、そうでしたわ」

497:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 04:56:48.75 qXAraSjg0
一方通行「……俺、オマエのこと、嫌いじゃねェわ」

白井「……えっ? な、な、な………ッ!!!! 
   な、何を急にどこをどうやったら、そんな話題にシフトしますの!??」(///

一方通行「オマエみたいな偽善を通り越した阿保は、嫌いじゃねェ」

白井「…………………ああ。そういう意味ですの。紛らわしい略仕方はおやめ下さいまし」

一方通行「は?」

白井「なんでもありません!!」

498:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 04:59:03.65 mDQon4ZRO
黒子可愛い

499:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:02:23.32 qXAraSjg0
白井「杖をついて歩いて行くには遠すぎますし、タクシー等で行くにもかなり時間がかかる所に二人はおいでですわ」

一方通行「距離的には」

白井「直線で数~数十キロ。ギリギリ第七学区に区分けされている場所ですの。
   ですのね、『飛んでいく』のが一番手っとり早いんです」

一方通行「……座標軸の計算を間違えのはどこのどいつだ」

白井「あれは一瞬の気がに緩んだだけですわ! 
   あなたとあーだこーだと騒いでいる内に多少体力も回復しました!!
   さっさと行って、さっさと終わらせますわよ!――今、わたくしは『プライベートタイム』を割いてココにいるんですの!」

500:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:05:50.38 oBmChk6CO
愛と~呼ぶのなーらば~そーですの~♪


501:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:08:15.31 qXAraSjg0
白井「文句を垂れずにちゃっちゃと私の手をとってくださいませ!!」(ズイッ!……ヒラリ

一方通行「……あ?」(ヒョイ

白井「ほら、お早く!」

一方通行「これは……打ち止めのハンカチ……?」

白井「――? あら、嫌だ。
   せっかく女の子から頂いたハンカチを落とすだなんて。
   わざわざ拾ってくださるなんて、口調も態度も最悪に近かったですけど、
   案外ご親切なところもあるんですのね」

一方通行「―このハンカチ、オマエのか?」

白井「正しくは、『助けになってくれてありがとう』と小さな女の子から頂いたものですけれど」



502:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:08:21.79 Dt5PlpZYi
一通さんがフラグメイクするなんて

503:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:16:43.40 qXAraSjg0
一方通行(……これは、アイツがいつも肌身離さず持ち歩いてる、お気に入りのシロモンなンだがなァ……)

    (――それを、親切にされたとはいえ、初対面のコイツに送ったのか)

    「………………っ」

    (……近親者以外で、打ち止めが同年代
    (とい言っていいのか微妙だが) の奴に声をかけられることすら極稀。
     ――それが、好意的な理由で接してきたというなら……)

    「アイツにとっては……天文学的な数字に近い、『奇跡』だったのかもしれねェ」


白井『――助けたかったから、助けた。それだけですわ――』


一方通行(…………すげェ奴も、この街にはまだいたもンだ)

    (――そンで、コイツがその教えを貰ったというのが『超電磁砲』だっていうンなら)

    (―――、)

    (…………やっぱり、アイツと俺は相容れないな。『色んな意味で』)

504:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:19:47.52 IemIH2/w0
>>502
一方さんはフラグを全部目敏く見つけた上で一本残らずわざとへし折るイメージ

505:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:21:28.14 Dt5PlpZYi
           /ヽ  ,. . .-‐…‐- . .
        {_/)'⌒ヽ: : : : : : : : : 〉`: 、
        {>:´∧;;;;;/. : : : : : : : : : : : : :ヽ
      /: : : /;;;;;;Y: : : : : : : : : : : : : : : : : : .___
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   /: : : :/: : :{: : 八: :{:>x/| /   |:i : : :}: : : };;;∧
.  /: : :/} : : :八Y⌒jY´んハ从  从-‐ノ: : :/Y: : :.
 /: : / /: :/: : : V(.  弋ツ    心Yイ : ∧ノ: : ハ
 !: : :!//i: : : : : 个i ''''     , {ツ /彡く: ハ: : : :i
 }: : :ヽ  / : : : i: :´{入   _     /: : : ∧: i i: : : |    支援ですの!
〃. : : : ∨: : : :/l: :/⌒ヽ、  `  イ: : : :/ }: リ: : :ノ
: : :/\: : V : /ノ:/     VT爪_八: : : { 彡. : イ{
: :( /: \:} /: :/{     rv\j  { >‐=ミー=彡ヘ: ヽ
`)' ){: (  ): : :{八   /ヘJ ̄ ̄ {_/ /   \j: : 八: :}
 (  ー=ミ  彡'  ト、 / / 〔o〕     `トしヘ. _ \{ j ノ
   r=彡' ー=ァ |\{.      . -‐、‐=ァ′  ヽ  \(
   `フ   (   |   \_/  x个彳)   ∧   \
             ヽ   | _/  ∨ {\  /、ヽ     ヽ
            ヽ  ー-ヘ.    ∨j   ヽ{__>  . _}
            〉    \   \
               /       \   \
           /           \   \
            〈               j\   \
          / ー--==ニニ=く  \

506:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:25:09.18 qXAraSjg0
一方通行「――色々と、クソガキどもが世話になった見てぇだな」

白井「いいえ。自分が好きなように行動しただけですの」

一方通行「このハンカチ、な」

白井「はい?」

一方通行「あのガキが……打ち止めが。
     こっちが呆れちまうぐらいに大切にしてたハンカチなンだ。
     理由は言わねェけど……大好きな『お姉さま』と偶然お揃いモノだったらしくてな。
     そンだけの理由だけど。打ち止めにはそれほどの理由のあった代物で」

白井「………それほど、大切なものだったんですのね」

一方通行「ちゃっちい子ども向けの商品だ。
     ――けど、打ち止めとっては宝の一つだったと……俺は思ってる。
     これは俺のエゴだ。オマエに押しつけるのも筋違いだろォが……。

     そのハンカチ、大切にしてやってくれると、有難い」

白井「…………っ!!!」

507:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:26:08.58 U+64fUK+P
まろみがある

508:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:29:58.20 WdWJxVhS0
このまろみ・・・そして、このまろみ・・・

509:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:31:47.52 D646d2BC0
まろみガール?

510:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:32:13.25 qXAraSjg0
白井「………意外ですわ」

一方通行「あァ? 何がだ」

白井「―貴方、中々愛らしい笑みを浮かべる方ですのね」

  (意外、だなんて嘘ですわ。本当は)

  (本当は、いま、そんな顔をするなんえ『ズルイ』と、私は思いましたの)

一方通行「大丈夫が?白井。オマエの視力。ぜって腐ってるぞその眼球」

白井「……だ、いじょうぶですの。正常ですわ。いいえむしろ2,0と成績優秀な眼球です」

  (駄目だ。考えれば考えるほど、――どツボにハマりますわ)

一方通行「……眼球に成績とか、ありえねェ……」(ハッ

白井(ズルイですわ、ズルイですの、ズルイ、ズルイ、ズルイ)

  (笑いかけるなんて、ズルイ)

  (名を呼ぶなんて、ズルイ)

  (――なんて、ズルイ)

511:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします
11/03/05 05:41:57.15 QrlouwF50
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