10/12/25 18:28:11.62 BzHnjpPT0
ちなみに比較対象に挙げてる作品は、
去年の冬、瑠璃がメディアスキー・ワークスに持ち込んだマスケラの二次創作だ。
「話の内容は、王道から逸れてていいんじゃねえかな。
簡単にまとめりゃ、魔法の世界から、こっちの世界にやってきた闇の女王が、
本当は宿敵の天使と協力して、元の世界に帰るために頑張る話で……。
最後は……ハッピーエンド……なんだよな?」
疑問符がつけてしまったが、瑠璃は何も言わず、
「それで?」とでも言いたげな目で俺を見上げてくる。
「登場人物は………もうちっとオリジナリティのあるキャラクター使った方が良くね?
挿絵の登場人物とか、一目でモデルが誰か丸わかりだしよ……。
あっ、絵はかなり上手くなってたな!」
これは読後に絶対誉めてやろうと思っていたことだった。
安易な萌えに走らない、人物の特徴を捉えた写実性重視の挿絵は、
物語の描写とぴったりマッチしていた。……あ、女王の家来役の麻奈実は例外な。
パソコンのすぐ後ろに視点をずらせば、
絵や文章のかきかたに関する本がずらりと並んでいて、
瑠璃の画力と筆力は日々の努力の賜なんだな、と再確認する。
「話の大筋はこのまま、要所要所を分かりやすい描写に変えてさ、
あと、登場人物の心理描写を若干増やせば……」
「もういいわ」