10/12/05 21:52:23.22 3Pc2kEq7O
梓「お願いしますよ……」
最近、澪の元気がない。
話しかけても反応が遅いし、常々なにか考え込んでいる。
特に軽音部が揃っているときにはそれがはっきり現れた。
ティータイムの時だけならいいけれど、
練習の間にも澪はボーッとしてミスを連発している。
それでも、私は澪から話してくれるまで待とうと思っていた。
軽音部の終わった後、梓に呼び出されてそんな風に言われるまでは。
梓「澪先輩、明らかに何か……調子が悪いみたいですし」
律「……」
どう答えるべきか悩む。
梓「……もう、最後の学園祭なんですよ。今のままじゃ、後悔が残ると思うんです」