10/01/31 00:20:45 KeZKGLxp0
きちがいとは、本来は発狂した人間、端的に精神状態が著しく常軌を逸した人間、または常軌を逸した犯罪行為などを行う人間を表現するにあたり用いられる俗語。
漢字では気違い、気狂い、瘋とも表記する。気が違う、気が狂う、狂人とも表現する。
動詞にすると、「気違いじみる」(自上一)などと使われる。
転じて統合失調症患者、精神障害者、知的障害者、発達障害者、または常識的な知識や良心などが欠如した者(DQN)に対する、
侮蔑的な意味を持って使われるようになる。
罵り言葉としてもしばしば使われる一方で、「- 愛好家」「- バカ」という意味でも使われている。
特に1970年代ごろまではTVや書籍、漫画などのメディア媒体や一般の会話でも日常的に使われていた。
しかし、1980年代に回復治療期に、テレビ・ラジオでこの語を聞いた精神障害者がショックを受けることにより、
治癒を妨げる恐れが指摘されたことから、指摘を受けた関西の準キー局である毎日放送が使用の自粛を呼びかけた。
このため、現在ではほとんどの放送局で放送禁止用語とされるか、あるいは放送を自粛すべき言葉とされている。
これが転化して放送禁止用語=差別用語とみなされるようになった。
現在ではTVはもちろん、書籍や漫画、一般の会話でも使用されることは減っている。
昔の名作ドラマや、アニメがDVD化などされる際によくこの言葉が入っているので、以前はカットされる動きがあったがボイス部分に
不自然な空白(無音)が生まれるため、最近では「原作を尊重する」意味で手を加えないことも多くなっている
(冒頭に「お断り」のテロップが入る)。昔の漫画や書籍が近年になって復刻される際にも、「きちがい」や「気が狂う」という表記は
「気が変になる」「気がおかしくなる」など、比較的穏当な表現に差し替えられるか、全く別のセリフに置き換えられることが多い。
490:名無しさん@入浴中
10/01/31 00:21:13 KeZKGLxp0
ただし、一部の復刻本では「当時の表現を尊重」し、断り書きを載せた上であえてそのままにしている場合もある。
現代の漫画や書籍においては「きちがい」と堂々と書かれる事はほとんどないものの、「き○がい」など一部を伏字にした上で書かれる例もある。
「気違い」は「気が狂った」と解釈される事が多いが、実際にはもっと深く精神異常や洗脳、
マインドコントロール状態にある人間のことを総称している。
世の中には気違いにすら認定されず、江戸時代のえたや非人など人間扱いされない人々がいるのに比べれば、
気違い認定される人はいくぶんかマシである。薬などを使って意図的になることも可能である(推奨)。その精神異常性は、
この単語を書き表す際に多く現れている。「気が違う」と書くだけであるのに、何を血迷ったか「基地外」とか「キチ害」
とか変な当て字(仮借)をしてしまうし、時には「キチガイ」とカタカナで書き表したり、挙句の果てには字が分からないのか 「キ××イ」と伏字にしてしまうこともある。また、既知の外に属することから「既知外」とも。
ちなみに、「キチ×ガイ」と書いてあるときには 「鬼畜GUY」を意味するので注意が必要である。
また沖縄や横須賀など米軍基地の周辺では、正しい意味での「基地外(気違い)」と間違った意味の「基地外(基地の外側)」が混同されたり、
基地外米兵が耳にすると銃を乱射するおそれがあるため、「台所野郎(Kitchen Guy)」または「調理兵」と言うこともある。これが転じて
厨房という言葉が一般化した。
491:名無しさん@入浴中
10/01/31 01:02:35 1HgwOCD70
テレビや新聞の担当者に至っては、この単語を知らないのか、それとも様々な表記が混在していてどう書けばいいのか分からないのか、
「精神異常者」などと全く別の単語に置き換えて表記してしまっている。
また、キング・クリムゾンは『二十一世紀の精神異常者』と言う曲で21世紀の気違いを予想したが、僅か12行の歌詞で示される
21世紀の気違いの描写は余りにも手緩かった事を、世界中の人間が21世紀に入るや否や知る事となった。
猫の足に鉄の爪 / 妄想の中、毒薬庫のドアの脇で
神経外科医が「もっと!」と叫ぶ / 21世紀の精神異常者
血清の棚に有刺鉄線 / 政治家を火葬にする薪
ナパームの炎で罪なき人々が犯される / 21世紀の精神異常者
死の種、盲人の貪婪(どんらん) / 詩人は飢え、子ども達は血に染まる
彼の所有する物に、何一つ必要な物などありはしない / 21世紀の精神異常者
日本語入力システムによっては「気違い」と変換されないよう、初期設定では単語登録されていないことがある。
そのため「基地外」と誤変換され、これがインターネット掲示板の「2ちゃんねる」などで使用されている。
他に、「キティ・ガイ(略してキティ)」などの片仮名を用いた表現も用いられている。詳しくは2ちゃんねる用語参照。
逆に、米軍基地や施設の敷地外を指す場合に、「気違い」を連想させないよう「基地外」ではなく
「基地の外」(きちのそと)と言い換えられることもある。
492:名無しさん@入浴中
10/01/31 01:03:07 1HgwOCD70
知的障害(ちてきしょうがい)または知能障害(ちのうしょうがい)とは、一般的には金銭管理・読み書き・計算など、日常生活や学校生活の上で頭脳を使う知的行動に支障があることを指す。
精神遅滞(せいしんちたい、英:mental retardation)とほぼ同義語である。日本では1950年代から学校教育法では、精神薄弱という表現が
50年近くそのままに放置されていたため、1994年頃から数年間メディア一般では、精神薄弱を「精神遅滞」という表現に一斉に変更して
使用していた時期がある。1998年に法改正があり、「知的障害」に変わったため、精神遅滞は一般には使われなくなった。「精神」の所在が
明示できないため、「精神遅滞」ではすべての資質、能力が遅れているのか、という印象を与えるためである。
ただし、アメリカ合衆国などでは、こうした障害は「精神遅滞」と呼ばれているのが常で、この分野の国際学会も、
「mental retardation」という表現を用いている。この場合の「mental」は、かならずしも「精神」という意味ではない。
法律上の定義
法令上、一般的な知的障害の定義は存在しない。福祉施策の対象者としての知的障害者について定義する法令は存在するが、
個々の法令において、その目的に応じた定義がなされている。客観的な基準を示さず、支援の必要性の有無・程度をもって知的障害者が定義されることもある。客観的基準を示す法令にあっては、発達期(おおむね18歳未満)において遅滞が生じること、遅滞が明らかであること、
遅滞により適応行動が困難であることの3つを要件とするものが多い。遅滞が明らかか否かの判断に際して
「標準化された知能検査(田中ビネーやWISCやK-ABCなど)で知能指数が70ないし75未満(以下)のもの」
といった定義がなされることある。通常、事故の後遺症や痴呆といった発達期以後の知能の低下は知的障害としては扱われない。
事故の後遺症については通常の医療給付の問題であり、痴呆については老人福祉の問題と考えられるためである。
したがって、法令上の用語としての知的障害は、精神医学の領域における知的発達障害に照応することが多い。
493:名無しさん@入浴中
10/01/31 01:03:39 1HgwOCD70
知的障害者関連の犯罪
一部では、知的障害者が加害者や被害者などになる事件がある。また、加害者ではないのに加害者だとみなされたり、被害者・証人であっても
証言に信頼性がないとされたりする場合もある。また行動の犯罪性自体を理解できず教唆されて犯罪に巻き込まれる場合もある。
知的障害者にとって、被害者となった場合、告発などの手続は分かりにくく、必要な支援も得難いため実際の被害はかなり多いと思われる。
加害者となったり冤罪被害者になった場合も裁判手続が難解で充分な主張がなされない場合が多い。
イギリスでは「適切な大人」という名の知的障害者の裁判支援要員が制度化されている。
一方、「問題行動」によって被害が発生する場合もあり、「地域社会で十分な受け皿が整っていないにもかかわらず、
拙速なノーマライゼーションが実践されたため」と見る向きもある。元衆議院議員の山本譲司は不正受給問題で懲役刑を受けた時の体験から
『獄窓記』という書籍を出版し、刑務所内の知的障害者の比率が一般社会と比べて異常に高いと指摘している。
著書『累犯障害者』の中で山本は、実社会では生きるすべを持たない知的障害者たちが、繰り返し犯罪を犯しては
刑務所に戻ってくる様を克明に描いている。服役囚全体の4分の1が知的障害者である現実を伝えている。
知的障害の分類 原因による分類 病理的要因
ダウン症候群などの染色体異常・自閉症などの先天性疾患によるものや、出産時の酸素不足・脳の圧迫などの周産期の事故や、
生後の高熱の後遺症などの、疾患・事故などが原因の知的障害。脳性麻痺やてんかんなどの脳の障害や、心臓病などの内部障害を合併している
(重複障害という)場合も多く,身体的にも健康ではないことも多い。
染色体異常が原因の場合は知的障害が中度・重度であることが多く、外見的には特徴的な容貌であることも多い。
494:名無しさん@入浴中
10/01/31 01:04:00 1HgwOCD70
生理的要因 特に知能が低くなる疾患があるわけではないが、たまたま知能指数が低くて障害とみなされる範囲(IQ70または75以下)に
入ったというような場合。生理的要因の知的障害がある親からの遺伝や、知的障害がない親から偶然に知能指数が低くなる
遺伝子の組み合わせで生まれたことなどが原因である。合併症はないことが多く、健康状態は良好であることが多い。
知的障害者の大部分はこのタイプであり、知的障害は軽度・中度であることが多い。「単純性精神遅滞」などともいう。
心理的要因 現代日本ではあまり見られないが、養育者の虐待や会話の不足など、発育環境が原因で発生する知的障害。
リハビリによって知能が回復することが可能。関連用語に「情緒障害」がある[2]。また、離島や山岳地帯や船上などの刺激が
少ない環境で成育した児童の場合も、IQが低い場合が多い(知能指数#生活環境参照)。
IQテスト自体○や△など抽象的な図柄を見分けるといった文明社会に馴染んだ者にとって有利な問題となっている。
従って、都会生活を経験したことのない先住民族などには不利な評価が下されることになる。
このことは意図的にアメリカで有色系移民を排除する目的で誤用されたことがある。
知的障害とその他の発達障害の関連 知的障害と自閉症
「自閉症」という障害は、知的障害があるもの(狭義の自閉症)と、知的障害がないもの(高機能自閉症・アスペルガー症候群)に
便宜的に分類されているが、その他の関連した障害を含めて自閉症スペクトラムという連続した障害と捉えることがかつて提案された。
広汎性発達障害という用語がほぼ同義語として機能している。知的障害は、知能面の全体的な障害であり、自閉症の本質である
コミュニケーション障害は、対人関係面を主とした障害である。昔から知られている種類の自閉症は狭義の自閉症のことであるが、
これはコミュニケーション障害と知的障害が合わさったものである。近年知られてきた種類の自閉症である高機能自閉症は、
コミュニケーション障害のみであり、知能指数の全体平均は知的障害の域に達しない。
しかし、知能指数を要素別に計測すると、各要素間に大きな差が見られる。