09/10/02 21:26:38 MnXtE/vLO
>>626
日本の航空業界が長年自民党・旧運輸省により赤字路線を押しつけられる等負担を負わされてきた事実。
これはその通りです。ただ日本航空は80年代後半の航空自由化前においては国際線と国内幹線しか運航していなかったはずです。
たとえば羽田－札幌、羽田－大阪、羽田－福岡などが国内幹線ですね。いわゆるドル箱路線です。
最も苦労を強いられたのは全日空とその子会社（エアーニッポン）そして日航との合併により消滅した旧日本エアシステム
（昔の東亜国内航空）でしょう。もし日本航空を救済するのであれば、全日空も将来的に税金を使って
救済してあげなければ筋が通らなくなります。地方の赤字ローカル路線を長年運航させられ日航なんかより遥かに苦労してきたからです。
全日空グループも経営状態は決して楽観できるものではありません。グループで確か
なんと１兆円を超える負債をかかえており、これが大きな足かせとなっている。仮に日航そして全日空を
税金で救済するとなると、他の業界も黙ってはいないでしょう。俺も俺もとなるに決まっています。
自由競争も経営責任もあったものではない。壮大なモラルハザードと無責任経営が我が国の経済界を支配し、
日本の国際的信用を失墜させることになりかねません。ですから日本航空に対する税金投入と救済は
絶対にしてはならないのです。昨日も記しましたが、誰も助けてはくれず自力で頑張って生きている
中小零細企業や個人商店経営者の方々に失礼でしょう。老舗大企業だと、
どんなヘマ失敗をしようが政府が税金で助けてくれる。あまりに不公平で、
もう馬鹿馬鹿しくてやってられなくなりますよ。