08/11/19 21:04:00 N7GGGJCxO
>>507
いいえ違います。得意がって私の仕事の話を書くだろうなどと
おかしな推測をはたらかせる方がおりますが、私は他人様に自慢するつもりなどありません。
私は企業の法務関係の部署に所属する一介のリーマンです。来年3月で退職しますが。
これは機会があれば隔離スレにて詳しく記しますが、実は行政書士というのは法律関係の仕事ではあるが、
決して法律家あるいは法律のプロとはとても呼べない職業です。世間ではこの点を誤解している人が
非常に多いのです。法律家と呼べるのは日本では弁護士だけです。司法書士も法律関係の仕事ですが、
これは不動産や会社・法人の登記が専門。ですから法律家とは私は呼べないと思います。
行政書士は行政官庁に提出する許可申請等の書面を依頼者に代わり作成するのが仕事。
警察への風俗営業許可申請とか、建設業や宅建業許可申請とかですね。
これ以外の業務は専門外であり、正直申し上げて相続や交通事故の相談
といった本来は弁護士が扱う仕事をこなす実力などほとんどの行政書士はありません。なぜならば、
行政書士試験は難易度が他の法律関係資格と比較し格段に低く簡単だからです。
皆様もネットで検索すればお分りになります。大した法律の実力など無いのにまるで
弁護士のような職務サービス内容を看板に掲げる行政書士が全国にゾロゾロいます。
厳密にいえばこれらは弁護士法に抵触する疑いが濃厚であり、実際、毎月といってよいほど
弁護士法違反で警察に逮捕起訴される行政書士がいます。非常に問題が多い資格であり業界ですよ行政書士は。
とりわけ私達が注意しなければならないのは交通事故です。物損程度ならまだしも、
怪我をしたり果ては不幸にも重い後遺障害が残るケースに遭遇した場合には、絶対に行政書士などという素人に毛の生えた
程度の職業の人に相談してはなりません。行政書士に相談したが、
大したアドバイスをされずに法外な報酬をふっかけられた挙げ句、
加害者の損害保険会社と示談交渉がこじれ争いになり本来得られるべき損害賠償金が貰えなかった
気の毒な交通事故被害者は世の中に数多くいます。重大な交通事故にあったら交通事故に詳しい弁護士にすぐ相談して下さい。
他の法律問題も行政書士は避けるのが無難です。危ないですよ。