08/09/23 00:32:21 iJBHut2B0
『１の日常』
学校に行くがいつもどおり誰にも話し掛けられなかった。
家に帰るとそのウサ晴らしに植物と会話だ。
家族から変人扱いされているが、コイツが唯一の友達、オジギソウ。
かわいいやつだよ、ホント。栄養の行き届いてないこんな細い指先で触っても
きちっと反応してくれる。ああ、反応が返ってくるってこんなに嬉しい事なんだ。
友達もいない、家族にも無視されてる自分にとっては特に。
家は貧乏なので夕食は麦飯とマヨネーズ。マヨネーズをたっぷり麦飯にかけて
それを３杯かっくらい、自室へ。自室といってもオヤジと共同。
そしてＰＣを起動。オヤジが知り合いに貰ってきたり道端で拾ったパーツばかり
で組み立てたＰＣなので性能は悪い。ペンティアム１３３、メモリは１６ＭＢ。
長い起動の時間を使って今日拾ってきたエロ本でオナニー。至福の時だ。
さてＰＣが立ち上がったようだ。マインスイーパーを５分程嗜んだ後、
ブラウザを立ち上げる。ポータルサイトは勿論２ちゃんねる。
早速昨日ハングル板に自分が立てたスレを確認。
１は自分の目を疑った。
「こ、こんなにレスがついてるなんて・・・！」
ほっぺをつねってみる。
「痛い！夢じゃないんだ！」
自分の立てたスレッドについたレスを何度も繰り返し読む１。
そのほとんどは「終了」「氏ね」であったが、そんなのはどうでもいい。
なぜならこれまでに彼が立てたスレッドは全てレスがつくことなく埋もれていってたからだ。
自作自演以外でのレスに感動した１の瞳からとめどなく涙があふれ出ていた。