08/02/23 02:54:17 uEfa/qr7O
>>747
追記です。貴殿はちゃんと実行されていますが、各科目を学習する際は必ず立法趣旨、
理由や根拠を一つ一つ押さえる。そしてそれらを記憶する。これが極めて重要です。
司法書士試験は択一がメインであることから、結論のみを急いで覚えることに邁進しがちですが、
このやり方ですと遅かれ早かれ破綻する。だいいち11もの多科目からなる試験で、
記憶すべき分量がこれまた信じられないほどの膨大さです。
ですから、単に論点と結論を覚えるだけでは基礎があやふやな分
時間が経つにつれ次から次へとポンポン忘れていってしまいます。
これでは合格はしません。
たとえ時間がかかろうとも焦らずに一個一個きちんと理由・根拠を押さえていく。
一見遠回りにみえて実はこれが一番の早道なのです。なぜなら理由を押さえた論点学習は、
長く記憶に残りやすいからです。ただ、私がみるところ、
例えば書店に並んでいる予備校が出版した司法書士受験テキストや問題集は、
理由付けに乏しく説明が不十分なものが目立ちますね。
受験生にとっていい本はなかなか無いなと私は先月末に
書店に行った際に感じました。予備校講座で実際に使用されているテキストも複数ありましたが、
あれで合格する受講生は少数だろうなぁと思いましたよ。
なぜかというと出題される範囲を全て網羅していないからです。
確かに初心者には分かりやすく使いやすいテキストではありますが、
いかんせん合格に必要な知識が大幅に不足しております。
結局、合格するには受講生各人が答練や模試を受け自力で
補充していかなくてはならない。非常に効率が悪いです。これだから
せっかく金と時間をつかって予備校に通っても、合格できずに断念する受験生が山のように出てきてしまうのです。