07/10/03 21:16:02 NT0O8kdOO
要するに、自己破産後の生活プランが定まってもいないのに安易に自己破産すると、
再び生活が苦しくなり崖っぷちに立たされまた借金をすることになる。
そして今度という今度は自己破産の逃げ道がなく万事休すとなります。
自己破産者に金を貸す人などいるのか?と疑問に思うかも知れないが、いるのです。
その筋の暴力金融や地下の金融業者です。自己破産しますと、
官報という言わば政府の新聞に破産者の氏名及び住所が記載されますが、
彼らはこの官報にくまなく目を通しており、破産から暫く時間をおいてからその住所に金融のダイレクトメールを送るのです。
再び浪費癖が始まったり生活苦に陥った債務者は飛び付きます。その後は地獄です。
実際問題、借金苦で自殺する人にはかつて自己破産を経験した人物が多数いるとのことですが、
それはこのような事情があるのです。なので、自己破産はあくまで最終手段であり、
それも自己破産後の生活設計をある程度考えてからしないと駄目だということです。
この点、自己破産のほうが他の借金整理より手間がかからず又、
報酬が高いとの理由からどの債務者にも自己破産だけを熱心に勧める悪徳弁護士や
悪徳司法書士が世の中にはウジャウジャいますので気をつけましょう。