07/12/27 19:30:38 ZfVfZ6DfO
>>481
こんばんは。おっしゃる通り本試験午後の記述は非常に難しいですよ。
私が数回受験する羽目になったのも、この記述対策に苦しんだからです。
記述は連件申請、つまり複数の登記をそれぞれ順位をつけて申請するという形式で出題されます。
そして、昨今は添付情報の記載ミスといった些末な項目ではなく、
問題の民法・会社法といった実体法レベルの判断を誤り、
登記出来ない法律関係を登記可能と回答してしまったり、申請順序を間違えて答案に記載してしまう等の本質的なミスが
致命的とされているようです。ですから、まずは不動産登記や商業登記の学習においても、
実体法の復習は必ず継続しなければなりません。これがまずは第一です。
第二に私の場合、そもそも記述の問題をいかに解くか。その思考プロセス自体が始めは分からなかったのです。
申請書雛形の暗記で太刀打ち出来るようなレベルの試験ではない。
何をどう、どういう順番で判断するべきか?根本的な考え方を修得しないと、
特に最近難化した記述をうまく仕上げるのは至難の技だと私は思う。
テキストは択一と同様、司法学院の書籍を推薦しますが、
経済的に可能であるならば記述だけは予備校の講座を受けることですね。
独学には自信があった私も最終的には予備校を利用しました。
昔はレック、今は伊藤塾におられる蛭町浩先生の講座を受講し本当に目から鱗で、
素晴らしい講義でした。とりあえず今は択一対策に集中して下さい。
民法は範囲が広く要求される知識量も膨大で大変ですが、
とにかく民法を得意科目にしてしまうことですね。以上の通りですが宜しいでしょうか?
それでは健康に気をつけて頑張って下さい。