07/10/28 16:57:26 j3uAfrMvO
>>164
私は実務には携わっておりませんが、仕事その他で付き合いのある司法書士の先生が数名おります。
司法書士業務には大まかにいって不動産登記・商業登記/企業法務・裁判業務・その他(成年後見など)がありますが、
大多数の司法書士は登記業務に注力しており、その中でも不動産登記が大きな割合を占めています。
キャリアの長い年配の司法書士ですと、不動産登記しかやらない先生が多数います。
さて、独立しやすいかどうか?にも関連することですが、
昨今、新人がこの不動産登記の仕事を獲るのは大変難しくなっています。
理由は不動産登記の発注顧客である銀行等の金融機関や不動産会社の再編やリストラにより、
昔のようには提携司法書士の数がいらなくなっているからですね。
この分野は昔からのベテラン司法書士ががっちり固めています。
ですから、これから独立する方は商業登記と企業法務、あるいは裁判業務。これらの分野になるでしょうね。
このテリトリーで顧客の信用を勝ち取り、後に不動産登記の業務も回して貰える可能性はあると思います。
あと債務整理・自己破産を含めた裁判業務。司法書士は所定の研修を受け法務省の試験に合格すれば、
簡易裁判所に限られますが、弁護士と同じように民事訴訟の代理人として活動できます。
この法務省の試験はそう難しくはありません。合格率は6~7割です。
私見ですが、他の専門家つまり弁護士や公認会計士・税理士、社会保険労務士と比較をすれば、
司法書士は独立して営業が成り立ち易いとは言えると思います。
もちろん一般論ですから個人の営業力等に左右はされますが、
上述の他資格やサラリーマンが独立して事業を起こすよりはずっと簡単だと思います。
儲かるか否かは別として。以上ですが、こんなところでよろしいでしょうか?