07/10/27 03:54:30 EeGatjUxO
>>160
こんばんは。おっしゃる通り司法書士試験の合格率は昔から2%~3%台ですが、
これは実は数字のマジックでして、受験生の中には、
学習間もない方や教科書を1回読んだだけというような不合格確定組が多数混じっております。
ですから実際の合格率は10%を超えるものと思われます。
私も初受験の年は本番までたった4か月しかない時点で勉強を開始した為当然何も分からなかった。
さて、この試験は学習し記憶すべき知識レベルは司法試験より浅く簡単なのですが、
厄介なのは科目数が11科目と多く覚えるべき分量が膨大な点にある。
ほんと次から次へと新たな項目がウヨウヨわいてきて嫌になりますよ。
更に合格基準点が8割と高く、午前択一試験・午後択一試験/午後記述試験それぞれに足切り基準点制度がある。
各ハードルでこければそれでおしまいなのです。この試験が難しいと言われているのは、
以上のような特質があるからです。特に午後択一と記述が勝負ですね。制限時間は3時間で、
択一記述双方ものすごい分量の問題を解かねばなりません。
私が数回不合格を経験したのも、この午後でつまずいたからに他なりません。
いずれも時間切れで全部解答できなかった。2回目と3回目の受験は、
記述のうち商業登記がほぼ白紙という情けない惨状ぶりでした。
司法書士試験を受けるまで、私は試験と名のつくものに失敗したことは一度もありませんでした。
中学受験・高校受験・大学受験そして就職試験と全て1回で自分の思い通りの結果を出せましたし、
試験のノウハウにも自信があった。しかしながら司法書士試験には全く歯が立ちませんでした。
ショックでしたね。私は先日、この試験は学歴による有利不利はないと記しましたが、
それがまさしくこの事なのです。つまり、大学受験までの方法論が当てには出来ない以上は、
一流大学卒であっても落ちる人間が山のように出てくる一方、
逆に学歴がなくても頑張れば十分合格する可能性があるということです。