09/01/26 21:37:48 XAV55Z6U0
朝起きたらとなりでクリスカが寝ていた。
俺は死ぬほど嬉しかった。何せ夢にまで見たクリスカだ。
童貞の俺にもついに彼女が出来て幸せに暮らしていける。
そしてマイホームを買って子供をつくって毎日幸せな生活をする。
そんなことを一瞬にして考えた。
でも、クリスカは「ユウヤはどこだ?ユウヤはどこにいるんだ?」
って言うんだよ。俺のことは見向きもせずに。
そのとき分かったんだ。クリスカはユウヤと幸せになるべきだって。
だから俺は一緒にユウヤ探してあげた。
やっぱりクリスカのニヒルな笑顔は俺に向ける笑顔よりユウヤに向ける笑顔のほうが美しい。
俺は二人が幸せになってほしいと願いながら立ち去った。
そんな夢を見た。
起きてとなりをみた。
クリスカの抱き枕があった。
目から涙がこぼれた。