08/06/01 17:38:32 8T9Qljdt0
なんか落ち着いてきたし、久々に真面目にレスしてみよう。
なんかアンチはレイプもしくは内容の薄さを攻撃してるけど、まあ普通に読み進めればそう思うかもしれんな。
正直アンチの気持ちも分からなくはない。
けど、よく読むと結構登場人物の心理描写とか結構うまいし、テーマも深い。
俺個人の解釈としては、このゲームでは「レイプされて死ぬ」とかは些細なことなんだと思う。
重要なのは「重荷を背負った登場人物たちの選択」だと思う。
千尋は記憶障害という重荷を他人に背負わせる覚悟を。
蓮治は記憶障害の少女のためにあらゆる苦労を背負うことの覚悟を。
久瀬は確実に死ぬ自分を案ずる人を傷つける覚悟を。
優子はレイプされて穢れた自分を案じてくれる人を信じる覚悟を。
火村は過去を断ち切り、愛する人を失い、それでも未来へ進む覚悟を。
ミズキはどれだけ否定されても、自分の信じた道を進む覚悟を。
まああくまでも俺が感じたことだけど、別にレイプされて死ぬことに感動を求めたわけではなく、こういうことが伝えたかったんじゃないかと思う。
青臭い言い方をすれば、「大変でも幸せな日々を過ごすための選択」って奴を。
まあ、それにしてはあっさりしすぎって言うのも確かだと思うけどさ。