08/04/09 14:08:07 CfAbuhRH0
僕は桜木拓也、この春から大学生になったばかりだ。
僕の実家は某地方都市なんだけど、大学入学を期に上京して来たって訳だ。幸い通学圏内には従兄の貴司兄さんが居て、母が兄さんに頼み込んだところ快く引き受けてくれた。
僕は様々な期待を胸に、従兄の家のドアを叩いた。
貴司兄さんの家にはお嫁さんのシルクさんが居て、僕は彼女の美しさにただ見とれるばかり・・・
しかし海外生活が長かったせいか、彼女の言葉使いはどこか変、まるでお公家様みたいな話し方だ。
しかも時折変な事を言い出すし、実はちょっと変わり者なのかも・・・
まぁそれでも美人で気さくな彼女の魅力はそれくらいでは半減せず、僕はちょっと兄さんを羨んでしまった。
もちろん兄さんはまだ若いのだが、海外での修行の結果かなり凄腕の菓子職人になって帰ってきた。
帰国後、その腕を見込まれて駅ビルにテナントとして出店を出しているくらいだ。
お店は結構繁盛しているらしく、カフェテラスもあるせいか人手が足りていないとの事、僕は居候の引け目もあり、早速店を手伝う事を伝えた。
店の忙しさもさることながら、驚いたのは貴司兄さんのモテっぷり!
シルクさんと言う奥さんがいるにも関わらず、他のお店の女の子に言い寄られる始末。
もちろん兄さんは相手にしていないようだが、ホント羨ましい限りだ・・・
その晩、僕は兄さんの家で夕食をご馳走になっていた。食事も終わり、3人でお茶を飲んでいると・・・
突然閃光がリビングを包み込み、一人の女の子が虚空から現れた!
眠っているのだろうか?ゆっくりと降りてくる女の子はどこかファンタジーめいた服装で、一番近くに居た僕は思わず彼女を受け止めてしまった。
この瞬間から僕の人生がモテモテに大きく変わってしまう事に・・・・・・
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